龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第206話

ユリスト「ちょっと待ってよ兄貴!今回の仕事は、俺達2人でだろ。

抜け駆けは、止めてくれよ!」

 

ハーミルド「それはわかっている。だが、この暦と言う男は強い。

お前では、相手にはならないさ。」

 

ユリスト「そんな事無いよ!俺だって、1人でも戦える位の力はあるよ。」

 

ユリストとハーミルドが、口喧嘩をし始めた時、暦は後ろを見た。

 

暦「ルイズ、ここは俺が引き付けておく。その隙に、速く龍亞達は所に戻れ!」

 

ルイズ「そんな…、けどあの兄弟の強さは、本物だよ。

それを、お前1人で相手するのは、無理だよ。」

 

暦「うるさいぞ。そんな事はわかってるさ。たがな、俺の眼の黒い内は、自分の後継者を護るさ…。

だから、速く行け!」

 

暦はそう言って、ハーミルド達兄弟の方に歩いて近づいていった。

 

暦「おい、漫才兄弟。下らん喧嘩は止めとけよ。そんなに戦いたいんだったら、お前ら2人まとめて相手してやるよ。」

 

ユリスト「へぇ、俺達をまとめて相手するだってさ。

随分と、大口を叩いてくれるね。」

 

ハーミルド「全くだ。ならば良かろう。望み通り、俺達2人でデュエルしてやろう。

その代わり、お前にハンデはやらんぞ?」

 

暦「フッ、お前らこそ、ハンデはいらないのか?

まぁ、ご託は良いからかかってこい!」

 

暦はルイズを見て、言葉を発する事無く合図をした。

その合図は、今がここを脱け出すチャンスだ。と言う合図である。

 

ルイズ(暦は、ああやって合図をくれるけど、本当にそれで良いのかな…。

ボクの目的は、龍亞を護る事。だったら、速く龍亞の所に行かなくちゃ駄目…けど!)

 

ルイズは、自分の中で大きな葛藤が生まれていた。

 

ルイズ(ボクは、暦の後継者だ。あいつは、大切な人を護れって言った。だったら!)

 

ハーミルド「それでは、今から始めるか。」

 

暦、ハーミルド、ユリスト「デュエ…。」

 

ルイズ「そのデュエル、ちょっと待った!

ボク抜きで、デュエルを始めるなんてどうかしてるよ!

ボクも参加して、タッグデュエルだ。」

 

暦「おいルイズ!お前、俺の話を聞いてただろ!

速く龍亞の所に行って、龍亞を護れって言っただろうが!」

 

暦が怒りながら言ったが、ルイズは関係無しに暦の横に立った。

 

ルイズ「ボクはお前の後継者だ!だから、お前がボクを護りたい様に、ボクもお前を護るんだ!

だって、龍亞の大切な人は、ボクにとっても大切な人だからな!」

 

ルイズの真剣な顔に、暦は何も言えずに微笑んだ。

 

暦「やれやれ…、お前は俺に似て、本物の頑固者で本物のお人好しだな。

わかったぜ!だったらルイズ、お前のその言葉を信じて、デュエルの参加を認めよう!

おい、お前達はこれで良いか?」

 

ハーミルド「異存はありません。その女も、俺達のターゲットですからね。」

 

暦「そうか…、だっから始めようぜ!」

 

ルイズ、暦、ハーミルド、ユリスト「デュエル!」




次回、タッグデュエルの始まりです!

アニメの5Dsでも、タッグデュエルは少なかったですね。
もしかしたら、名前のあるキャラでは、初めてかもしれません。

もっとも、全員小説オリジナルキャラですが…。
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