「世界を滅ぼすだと!ふざけんなよ!」「その通りだ!そんな事に、俺達を巻き込むな!」
ルイズの言葉を聞いた、他のデュエリスト達がロデニアに向かって、反論をし始めた。
ロデニア「そうですか…。俺としては、皆さんの協力を得てこそ、物事が速く進むと思ったんだが…、まぁ良い。」
そう言うとロデニアは、パチンと指を鳴らした。
すると、さっきまで騒いでいたデュエリスト達が一斉に、気を失い出した。
ロデニア「無理やり、俺達の作戦に参加させてやるよ。
お前達に、自我も意見もいらない。ただ、龍亞を捕まえて連れてこれば良いんだよ。」
龍亞「ロデニアお前!この人達に何をしたんだ!」
龍亞は、ロデニアを睨み付けて言った。
ロデニア「簡単に説明しようか?こいつらは既に、俺が洗脳してあるんだよ。少し時間がかかるが、もう少しで目が覚めるだろうな。」
ロデニアは、龍亞の優しさを嘲笑うかの様に、小バカにした言い方をした。
ロデニア「そこで1つ、提案を出そう。今すぐ俺達の為に、死んでくれないか?
そうしたら、そいつらを解放してやっても良いぜ?」
ロデニアの提案に、龍亞は本気で悩んでいた。
すると、暦が笑いだした。
暦「おいおい、龍亞が死んで困るのは、お前達の方だろ?龍亞を倒さなければ、龍亞の持つ力は手に入らない。そうだろ?」
ロデニア「クッ!だが龍亞、お前にそいつらを無視して、逃げる程の非道さは無い!
そいつらは人質だ。さぁ、速く俺の所に来い!」
すると、気を失っていたデュエリストが1人、また1人と目を覚ました。
だが、その人達の様子は少しおかしかった。
ロデニアの言う通り、洗脳されているのが良くわかる。
ロデニア「良い忘れてたよ。洗脳された人間は、約30分後には、死ぬ。
でも、そいつらをデュエルで倒せば、洗脳は解けるがどうする?制限時間は、長く見積もっても40分だろうな。」
ロデニアは、龍亞の哀しみと怒り、絶望に染まった顔を見て、嬉しそうにしていた。
リーシャ「そんなの、間に合う訳無いでしょ!洗脳された人は、100人以上もいるのよ!」
ロデニア「そう言う事だ。龍亞お前は、そいつらを置いて来るのか?
だが、そいつらはお前達を逃がしはしない。」
ロデニアの言う通り、デュエリスト達はゆっくりと龍亞達に近づき、逃げ場を無くそうとしていた。
ルイズ「お前、最低だぞ!」
そんな龍亞達にはお構い無しに、どんどんデュエリスト達は近づいてきた。
ロデニア「俺がいる場所は、この建物の4階だ。楽しみに待ってるよ。」
龍亞「ロデニア!お前だけは、絶対に許さない!
必ず、俺が倒してやる!」
龍亞がそう言うと、ロデニアは軽く笑いスクリーンの電源を、切った。
龍可「でも龍亞。この状況はどうするの。このままじゃ、囲まれて本当に逃げ場が無くなるわ!」
すると、龍亞の前に2人の人が立った。
遊星「龍亞、ここは俺達に任せて速く行け!」
クロウ「そうだぜ!俺達が食い止める。だから速く!」
龍亞「遊星、クロウ!だけど、2人を置いてくなんて、俺はやだよ!」
嫌がっている龍亞を、暦が抱き上げて扉へと走っていった。
その後を、ルイズ達も追いかけていった。
龍亞「暦兄ちゃん、離してよ!」
暦「龍亞!お前は、あいつらの覚悟を無駄にする気か!
お前は優しい。だが、その優しさがあいつらの心を、お前を護ると言った心を、無駄にしてるんだぞ!」
暦に言われ、龍亞はハッ!とした。
そして、暦に下ろされて遊星達の方を見た。
龍亞「遊星、クロウ。その…ご免なさい!
でも、1つだけ約束して。必ず、無事でいてね!」
龍亞はそれだけ言って、走り出した。
遊星「やっぱり、龍亞は良い子だ。」
クロウ「あぁ、だから俺達みたいな大人が、こう言う面倒事を受け入れなきゃならねぇ。
さぁ遊星!気を引き締めろよ!」
遊星「勿論だ!行くぞクロウ!」
カッコいい…。
遊星もクロウもカッコいいですね。
でも、なんだが遊戯王ぽく無いですかね…?
何かの、青春物みたいですね。