龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第216話

~~~3階に続く階段~~~

 

暦「龍亞、お前に伝えて置かなければならない、重要な話がある。」

 

階段を、登り始めて直ぐに、暦は龍亞を止めた。

 

龍亞「話って何なの?もしかして、ロデニアについて何かわかったの?」

 

暦「いや、それじゃ無いんだ。だが、敵の黒幕はわかった。

そいつの名前は、ドン・サウザンドと言うらしい。」

 

龍亞「ドン・サウザンド…、聞いた事無い名前だな。

その、ドン・サウザンドって、どんな人なの?」

 

龍亞がそう聞くが、2人はばつが悪そうな顔をして、顔を横に振った。

 

暦「すまん龍亞。名前意外の情報は、全くわからないんだ。だが…。」

 

暦は、先程のハーミルドとユリストとのデュエルを、思い出していた。

2人が召喚した、エクシーズモンスター、そして初めにロデニアのスクリーンから感じた、あの違和感。

 

そして、ディヴァインから聞いた話で、とある結論に達していた。

いや、それ以外の答えが思い付かない程だ。

 

暦「龍亞、これは俺の勝手な憶測、そして不確定な答え何だが…、そのドン・サウザンドと言う存在は、別の世界の…、俺達とは根本的に違う生命体だと思うんだ。」

 

ルイズ「根本的に違う生命体だって?それって、どう言う事なんだよ?」

 

暦の大胆仮説を、ルイズと龍亞は理解が出来ていなかった。

 

暦「あぁ、その…何と表して良いのかわからないが、ドン・サウザンドの力は既に、神の領域に達してる筈だ。」

 

龍亞「神の領域だって!でも、暦兄ちゃんがそう言うんだったら、俺は信じるよ!」

 

龍亞は、何の疑いも無く暦の摩訶不思議な話を、信じてくれた。

 

暦「ありがとうな龍亞…。それにしても、何だか妙だな。」

 

ルイズ「何か妙なの?特別何か変わった事は、感じないけど。」

 

暦は、その場にしゃがみこんで、階段を触った。

 

暦「どうやら、気が付きにくい様に、ご丁寧に加工してあるが、確実にここの階段だけ、材質が違う。」

 

暦に言われ、龍亞とルイズも触って確かめてみた。

確かに、これまでの階段とは違う触感だった。

 

龍亞「全然違う。これって、鉄なのかな?」

 

暦「その様だな。しかも、随分と頑丈な鉄を使っている。 

それに、ここから少し見える3階だが、多分そこにもここと同じ、あるいはここよりもより頑丈な素材を使ってそうだな。」

 

ルイズ「でも、どうしてそんな事がわかるんだ?」

 

暦「まぁ、急ピッチで3階を改造したんだろう。壁を塗り忘れている。そして、たった今触ったこの階段、塗料が剥げて元の色に戻っている。」

 

暦「そして、階段の色と部屋の壁の色が、似たような色をしている。

それと、俺の勘だな。」

 

龍亞「流石は暦兄ちゃんだ、凄いよ!暦兄ちゃんがいれば、これから先も恐いもの何だね。」

 

龍亞はそう言ったが、当の暦は何故か悲しそうな顔をした。

 

龍亞「良し!いよいよ、3階だね。皆、頑張ろうね!」

 

 




何故か、暦が推理キャラっぽくなって来ました。
 
そして、暦のドン・サウザンドに対する推理、合ってる様な、間違っている様な…。

3階には、いったいどんな罠が待ち受けているのでしょう。
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