~~~3階に続く階段~~~
暦「龍亞、お前に伝えて置かなければならない、重要な話がある。」
階段を、登り始めて直ぐに、暦は龍亞を止めた。
龍亞「話って何なの?もしかして、ロデニアについて何かわかったの?」
暦「いや、それじゃ無いんだ。だが、敵の黒幕はわかった。
そいつの名前は、ドン・サウザンドと言うらしい。」
龍亞「ドン・サウザンド…、聞いた事無い名前だな。
その、ドン・サウザンドって、どんな人なの?」
龍亞がそう聞くが、2人はばつが悪そうな顔をして、顔を横に振った。
暦「すまん龍亞。名前意外の情報は、全くわからないんだ。だが…。」
暦は、先程のハーミルドとユリストとのデュエルを、思い出していた。
2人が召喚した、エクシーズモンスター、そして初めにロデニアのスクリーンから感じた、あの違和感。
そして、ディヴァインから聞いた話で、とある結論に達していた。
いや、それ以外の答えが思い付かない程だ。
暦「龍亞、これは俺の勝手な憶測、そして不確定な答え何だが…、そのドン・サウザンドと言う存在は、別の世界の…、俺達とは根本的に違う生命体だと思うんだ。」
ルイズ「根本的に違う生命体だって?それって、どう言う事なんだよ?」
暦の大胆仮説を、ルイズと龍亞は理解が出来ていなかった。
暦「あぁ、その…何と表して良いのかわからないが、ドン・サウザンドの力は既に、神の領域に達してる筈だ。」
龍亞「神の領域だって!でも、暦兄ちゃんがそう言うんだったら、俺は信じるよ!」
龍亞は、何の疑いも無く暦の摩訶不思議な話を、信じてくれた。
暦「ありがとうな龍亞…。それにしても、何だか妙だな。」
ルイズ「何か妙なの?特別何か変わった事は、感じないけど。」
暦は、その場にしゃがみこんで、階段を触った。
暦「どうやら、気が付きにくい様に、ご丁寧に加工してあるが、確実にここの階段だけ、材質が違う。」
暦に言われ、龍亞とルイズも触って確かめてみた。
確かに、これまでの階段とは違う触感だった。
龍亞「全然違う。これって、鉄なのかな?」
暦「その様だな。しかも、随分と頑丈な鉄を使っている。
それに、ここから少し見える3階だが、多分そこにもここと同じ、あるいはここよりもより頑丈な素材を使ってそうだな。」
ルイズ「でも、どうしてそんな事がわかるんだ?」
暦「まぁ、急ピッチで3階を改造したんだろう。壁を塗り忘れている。そして、たった今触ったこの階段、塗料が剥げて元の色に戻っている。」
暦「そして、階段の色と部屋の壁の色が、似たような色をしている。
それと、俺の勘だな。」
龍亞「流石は暦兄ちゃんだ、凄いよ!暦兄ちゃんがいれば、これから先も恐いもの何だね。」
龍亞はそう言ったが、当の暦は何故か悲しそうな顔をした。
龍亞「良し!いよいよ、3階だね。皆、頑張ろうね!」
何故か、暦が推理キャラっぽくなって来ました。
そして、暦のドン・サウザンドに対する推理、合ってる様な、間違っている様な…。
3階には、いったいどんな罠が待ち受けているのでしょう。