龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

217 / 241
第217話

~~~3階~~~

 

龍亞達は、3階について驚いた。

なぜなら、3階は巨大な1つの部屋だけしか無かったからだ。

 

そして、その部屋には何も無いのである。

 

ルイズ「驚くほど、殺風景だね。これまでみたいに、沢山部屋があると思ったのに…。」

 

龍亞「そうだね。だけど、余計に何があるかわからないよ。皆、気を付けてね!」

 

そして、扉を抜けて中に入ると、いきなり扉が閉まり開かなくなった。

 

龍亞「しまった!閉じ込められちゃった!どうしよう。」

 

ロデニア「気にする事は無い。入り口は無くとも、出口は用意してある。」

 

と、また何処からロデニアの声だけが聞こえてきた。

 

暦「それで、速く出口の場所を教えろや。」

 

ロデニア「焦る必要は無いさ。この広い部屋の何処かに、出口を出現させるスイッチがある。だが、違うスイッチを押してしまった場合、キツイ罠が待っている。

さぁ、頑張って探すと良い。」

 

ロデニアはそれだけ言うと、それ以上何も話さなかった。

 

龍亞「良し!速くそのスイッチを見つけ出して、この部屋を出よう!」

 

龍亞達は、出口のスイッチを探す為にこの広い部屋を、歩き回った。

 

だが、出口のスイッチどころか、スイッチ1つが見つからなかった。

 

龍亞「あれ?全く、見つからないな。本当に、スイッチなんてあるのかよ?」

 

すると、目の前に赤いスイッチが出てきた。

 

龍亞「あっ!スイッチ見っけ!」

 

龍亞はそう言って、そのスイッチを押そうとした。

だが、その龍亞の手を暦は遮り、スイッチを押すのを止めた。

 

龍亞「暦兄ちゃん、どうして止めるんだよ?」

 

暦「落ち着け龍亞。どうも、このスイッチ…、いや、この部屋自体、怪しい。

まぁ、部屋を用意したのはロデニアだから、当たり前と言えば当たり前だがな。」

 

龍亞「この部屋が怪しいって、どう言う事なの?」

 

暦「あぁ、まずロデニアは出口のスイッチを押せば、出口が出ると言った。なのに、なかなかスイッチ自体見つからない。 

そして、ご丁寧に目の前にスイッチが現れた。」

 

暦「恐らく、このスイッチは罠でこれを押すと…。」

 

龍亞とルイズを、スイッチから離れさせ、暦は赤いスイッチを押した。

すると、何処から沢山の銃声が聞こえ、暦がその場に膝をついた。

 

龍亞「暦兄ちゃん、大丈夫なの!?」

 

龍亞が暦に駆け寄ると、暦は肩や膝から、大量の流血をしていた。

 

暦「だ…大丈夫だ、こんなもの、かすり傷だ。それより、お前らは、ケガしなかったか?」

 

ルイズ「ボク達に、ケガは無いけど…、一体これは何なの!」

 

暦「これが、ロデニアの言っていたキツイ罠だ。そして、膝は兎も角俺の肩を射抜く高さと角度、自惚れたくは無いが、奴の狙いは俺のリタイアだ。」




いきなり、ショッキングな罠が作動しました!
暦が射たれた!

これまでの罠に比べて、質が悪い意味で上がりましたね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。