龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第221話

ロデニア「十六夜アキ…、十六夜アキって、どこかで聞いた事があるような気がするな。」

 

ロデニアは、腕を組みながらこの場で思い出す為に、考え始めた。 

 

そして思い出したのか、手を叩いた。 

 

ロデニア「そうだ!確か、シグナーの1人だったな。

なるほど、龍亞はシグナー全員までも、手駒にしていたのか。」

 

ルイズ「ふざけた事を言うな。シグナーは龍亞にとって、ジャックと龍可以外は仲間だと認めてない!

それに、辛うじて遊星とクロウは許すけど、この女は論外だ!」

 

最後にアキを睨みながら、ルイズは声を張り上げた。

 

ルイズ「何しにここへ来たんだよ!それに、どうしてここがわかったんだ。」

 

ルイズはまた、アキを睨み付けて効いた。

当の本人は、表情を崩さずこちらを見て、笑いかけてきた。

 

それがルイズには、理解出来なかった。許せなかった。 

 

ボロボロの体で無理やり立つと、ルイズはアキの胸ぐらを掴んだ。

 

ルイズ「何で、笑っていられるんだよ!どうして、何も感じないんだよ!

ボクは、お前を殺したい程大嫌いなんだ。」

 

ルイズ「でも、それでも龍亞はお前が見送りに来てくれるのを、心から信じてたんだよ!

今でもお前の事を、ボク達と同じ大切な人と想ってるんだよ!だから嫌いだ!龍亞の気持ちをもて遊んだ、お前が大嫌いだ!」

 

ルイズの心の叫び、そして心からの悲しみの涙を見て、アキは優しくルイズの手を、自分の胸ぐらから離した。

 

十六夜「ルイズ、貴方の言っている事はわかるわ。

そして、龍亞の気持ちも…。でも、龍亞を悲しませて置いて、龍亞の前に現れる訳には行かないでしょ!」

 

十六夜「私は、龍亞と遊星のデュエルの後から、これまでの自分を見つめ直す為に、シティを離れたの。今のままでは、もう1度龍亞に会う資格は無かったわ。」

 

十六夜「そして私は、紆余曲折あって決めたの。

私のこれからの生き方を。

それは、戦う事。龍亞の為だけに、戦い続ける事よ!

だから私は、ここに来たの!」

 

アキの言葉には、嘘偽りは無かった。

それでも、ルイズの怒りは収まる事は無かった。

 

ロデニア「おいおい、お前ら。2人で、ドラマチックな話し合いは良いけど、俺の事を忘れて無いよな?

速くそこを退いてくれないか?」

 

十六夜「って言ってるけど、貴方はどうするつもりなのルイズ?貴方は立っているのがやっと。私はピンピンしてる。

ここは、私に任せてくれないかしら?」

 

ルイズ「嘗めた事を忘れて言うな!龍亞を護るのは、ボクの役目だ!

暦から、ボクが託されたんだ!お前に、ボクを…暦のこれまでの全てを否定されて、たまるか!」

 

ルイズはそう言って、アキを無理やり押し退けて、デュエルディスクを構えた。

 

だが、ロデニアからのダメージが既に限界に達し、この場で気を失ってしまった。

 

ロデニア「チッ!こんなボロボロのくせに、なんて殺気と気迫なんだよ!」

 

アキは、倒れたルイズを端に移動させた。

 

そして、デュエルディスクを構えた。

 

十六夜「ルイズはもう、戦えないわ。でもまだ、わたしがいる!

ここを通りたければ、私を倒してからにして!」

 

ロデニア「面白い…。そんなに負けたいのなら、望み通りにしてやろう!」

 

十六夜、ロデニア「デュエル!」




ルイズとアキの仲、険悪ですね。
仕方ないと言えば、仕方ないですが…。

ルイズの誇りは、暦の誇り。それをバカにされたと、思ってるんですね。
少し、わかる気がします。

そして、最後のアキの台詞、悪役の台詞ですね。
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