ロデニア「十六夜アキ…、十六夜アキって、どこかで聞いた事があるような気がするな。」
ロデニアは、腕を組みながらこの場で思い出す為に、考え始めた。
そして思い出したのか、手を叩いた。
ロデニア「そうだ!確か、シグナーの1人だったな。
なるほど、龍亞はシグナー全員までも、手駒にしていたのか。」
ルイズ「ふざけた事を言うな。シグナーは龍亞にとって、ジャックと龍可以外は仲間だと認めてない!
それに、辛うじて遊星とクロウは許すけど、この女は論外だ!」
最後にアキを睨みながら、ルイズは声を張り上げた。
ルイズ「何しにここへ来たんだよ!それに、どうしてここがわかったんだ。」
ルイズはまた、アキを睨み付けて効いた。
当の本人は、表情を崩さずこちらを見て、笑いかけてきた。
それがルイズには、理解出来なかった。許せなかった。
ボロボロの体で無理やり立つと、ルイズはアキの胸ぐらを掴んだ。
ルイズ「何で、笑っていられるんだよ!どうして、何も感じないんだよ!
ボクは、お前を殺したい程大嫌いなんだ。」
ルイズ「でも、それでも龍亞はお前が見送りに来てくれるのを、心から信じてたんだよ!
今でもお前の事を、ボク達と同じ大切な人と想ってるんだよ!だから嫌いだ!龍亞の気持ちをもて遊んだ、お前が大嫌いだ!」
ルイズの心の叫び、そして心からの悲しみの涙を見て、アキは優しくルイズの手を、自分の胸ぐらから離した。
十六夜「ルイズ、貴方の言っている事はわかるわ。
そして、龍亞の気持ちも…。でも、龍亞を悲しませて置いて、龍亞の前に現れる訳には行かないでしょ!」
十六夜「私は、龍亞と遊星のデュエルの後から、これまでの自分を見つめ直す為に、シティを離れたの。今のままでは、もう1度龍亞に会う資格は無かったわ。」
十六夜「そして私は、紆余曲折あって決めたの。
私のこれからの生き方を。
それは、戦う事。龍亞の為だけに、戦い続ける事よ!
だから私は、ここに来たの!」
アキの言葉には、嘘偽りは無かった。
それでも、ルイズの怒りは収まる事は無かった。
ロデニア「おいおい、お前ら。2人で、ドラマチックな話し合いは良いけど、俺の事を忘れて無いよな?
速くそこを退いてくれないか?」
十六夜「って言ってるけど、貴方はどうするつもりなのルイズ?貴方は立っているのがやっと。私はピンピンしてる。
ここは、私に任せてくれないかしら?」
ルイズ「嘗めた事を忘れて言うな!龍亞を護るのは、ボクの役目だ!
暦から、ボクが託されたんだ!お前に、ボクを…暦のこれまでの全てを否定されて、たまるか!」
ルイズはそう言って、アキを無理やり押し退けて、デュエルディスクを構えた。
だが、ロデニアからのダメージが既に限界に達し、この場で気を失ってしまった。
ロデニア「チッ!こんなボロボロのくせに、なんて殺気と気迫なんだよ!」
アキは、倒れたルイズを端に移動させた。
そして、デュエルディスクを構えた。
十六夜「ルイズはもう、戦えないわ。でもまだ、わたしがいる!
ここを通りたければ、私を倒してからにして!」
ロデニア「面白い…。そんなに負けたいのなら、望み通りにしてやろう!」
十六夜、ロデニア「デュエル!」
ルイズとアキの仲、険悪ですね。
仕方ないと言えば、仕方ないですが…。
ルイズの誇りは、暦の誇り。それをバカにされたと、思ってるんですね。
少し、わかる気がします。
そして、最後のアキの台詞、悪役の台詞ですね。