龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第237話

龍可「それにしても龍亞、大丈夫なのかな…。」

 

既に建物の外には、遊星とクロウ、そして龍可、リーシャ、ルチアーノがいた。

 

クロウ「心配すんなって。もしもの時があっても、あの暦がいるから大丈夫だ。」

 

遊星「その通りだ。少なくとも、暦は俺達の中で1番強くて頼りになるさ。」

 

真実を知らないクロウと遊星が、龍可を慰めていた。

 

すると建物の入り口から、2人の人影が見えてきた。

 

ルチアーノ「あれは!ルイズと十六夜アキ!どうしてあの女がここにいるんだよ!

それに、龍亞はどうしたんだ!」

 

出てきたルイズとアキに、皆は走りよっていった。

 

リーシャ「どうしたのルイズ?そんなに傷だらけで。中で上の階で何があったのよ。」

 

リーシャがそう聞いたが、ルイズは答えなかった。

その代わりに、ルイズの目からは涙が流れていた。

 

ルイズは3階で起きた事を、思い出して泣いてしまった。

暦の死を受け入れた筈だったが、心の何処かでは信じきれないのである。

 

遊星「何か深い訳がありそうだな。だが、其以上に聞きたい事がある。

アキ、お前は今まで何処にいたんだ!それに、とうしてここにいるんだ!答えてくれ!」

 

遊星の真剣な言葉に、アキは軽く息を吐きながら、質問に答えた。

 

十六夜「そうね、何処にいたのか…って言う質問には、答えられないわ。ごめんなさい。

でも、どうしてここにいるのかは答えるわ。」

 

十六夜「私がここにいる理由は、龍亞への償いの為よ。

私のせいで、龍亞の心に大きな傷をつけてしまったわ。

だから、せめて今回からは、龍亞の為に戦おうと想ったのよ。」

 

ルイズ「だから!勝手に悲劇のヒロインぶるなよ!なんだ?傷ついた龍亞を助ける私って、なんて優しいの?

なんて気持ちなんだろ!ふざけるなよ!お前ごときが、龍亞の心を語るな!」

 

ルイズの叫びに似た様な、想いに誰も何も言えずにいた。

 

だが、その中でも龍可とリーシャ、そしてルチアーノは何も言わないが、ルイズと同じ想いになっていた。

 

十六夜「相変わらず、私には厳しいのね。まぁいいわ。

そろそろ、私は行くわ。」

 

遊星「行くって、どう言う事だ。」

 

アキは笑いながら、歩き始めた。

 

十六夜「今の私には、龍亞に会う資格は無いわ。

だから、私がここにいた事は龍亞に内緒にしていてね。」

 

そう言って、アキはどんどんルイズ達から離れていった。

 

ルイズ「2度と、ボク達の前に現れるなよ!」

 

アキの姿が見えなくなった時に、建物中から龍亞が出てきた。

 

龍亞「皆、遅れてごめんね。本当ならもっと速く到着するつもりだったけど、何度も転けちゃって中々進めなかったんだ。」

 

照れながら笑う龍亞だが、なんと龍亞は暦をおぶりながら来ていたのだ。




もうすぐ最終回かもしれません。

最近ですが、ツイキャスに興味を持って来ました。
私も、生配信とかしてみたいです。

そこで、色々な意見交換や作品に関する質問に答えたりと、面白そうですね。
 
皆様のご意見、御待ちしております。
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