龍可「それにしても龍亞、大丈夫なのかな…。」
既に建物の外には、遊星とクロウ、そして龍可、リーシャ、ルチアーノがいた。
クロウ「心配すんなって。もしもの時があっても、あの暦がいるから大丈夫だ。」
遊星「その通りだ。少なくとも、暦は俺達の中で1番強くて頼りになるさ。」
真実を知らないクロウと遊星が、龍可を慰めていた。
すると建物の入り口から、2人の人影が見えてきた。
ルチアーノ「あれは!ルイズと十六夜アキ!どうしてあの女がここにいるんだよ!
それに、龍亞はどうしたんだ!」
出てきたルイズとアキに、皆は走りよっていった。
リーシャ「どうしたのルイズ?そんなに傷だらけで。中で上の階で何があったのよ。」
リーシャがそう聞いたが、ルイズは答えなかった。
その代わりに、ルイズの目からは涙が流れていた。
ルイズは3階で起きた事を、思い出して泣いてしまった。
暦の死を受け入れた筈だったが、心の何処かでは信じきれないのである。
遊星「何か深い訳がありそうだな。だが、其以上に聞きたい事がある。
アキ、お前は今まで何処にいたんだ!それに、とうしてここにいるんだ!答えてくれ!」
遊星の真剣な言葉に、アキは軽く息を吐きながら、質問に答えた。
十六夜「そうね、何処にいたのか…って言う質問には、答えられないわ。ごめんなさい。
でも、どうしてここにいるのかは答えるわ。」
十六夜「私がここにいる理由は、龍亞への償いの為よ。
私のせいで、龍亞の心に大きな傷をつけてしまったわ。
だから、せめて今回からは、龍亞の為に戦おうと想ったのよ。」
ルイズ「だから!勝手に悲劇のヒロインぶるなよ!なんだ?傷ついた龍亞を助ける私って、なんて優しいの?
なんて気持ちなんだろ!ふざけるなよ!お前ごときが、龍亞の心を語るな!」
ルイズの叫びに似た様な、想いに誰も何も言えずにいた。
だが、その中でも龍可とリーシャ、そしてルチアーノは何も言わないが、ルイズと同じ想いになっていた。
十六夜「相変わらず、私には厳しいのね。まぁいいわ。
そろそろ、私は行くわ。」
遊星「行くって、どう言う事だ。」
アキは笑いながら、歩き始めた。
十六夜「今の私には、龍亞に会う資格は無いわ。
だから、私がここにいた事は龍亞に内緒にしていてね。」
そう言って、アキはどんどんルイズ達から離れていった。
ルイズ「2度と、ボク達の前に現れるなよ!」
アキの姿が見えなくなった時に、建物中から龍亞が出てきた。
龍亞「皆、遅れてごめんね。本当ならもっと速く到着するつもりだったけど、何度も転けちゃって中々進めなかったんだ。」
照れながら笑う龍亞だが、なんと龍亞は暦をおぶりながら来ていたのだ。
もうすぐ最終回かもしれません。
最近ですが、ツイキャスに興味を持って来ました。
私も、生配信とかしてみたいです。
そこで、色々な意見交換や作品に関する質問に答えたりと、面白そうですね。
皆様のご意見、御待ちしております。