少し時間がたって、俺は泣き止んだ。
同時にアキ姉ちゃんが抱き締めてる事を思い出して、恥ずかしくなってきた。
龍亞「さ、さて帰ろうかアキ姉ちゃん。」
俺はなんとか話題をそらそうと、アキ姉ちゃんの手を、引っ張った。
けど、アキ姉ちゃんは少し微笑んだ。
十六夜「手、繋いでくれてありがと。けどこの後、ここで会わなきゃいけない人がいるの。
ごめんね。」
俺はちょっとだけがっかりした。
けれど、アキ姉ちゃんにはアキ姉ちゃんの予定があるから、しょうがない。
龍亞「わかった。じゃあまた明日ね。」
俺は笑顔で手を振って公園を後にした。
けど、俺はこの後この公園で恐ろしい戦いがおこるなんて、知るよしも無かった。
~~~その後の公園~~~
十六夜「全く、あんなに笑顔になって、可愛いんだから。 龍亞の支えになるのは、妻である私…」
龍可「何が妻よ、この泥棒猫。」
アキが全てを言い終わる直前に、草影に隠れていた龍可が、機嫌悪そうに出てきた。
十六夜「あら、やっぱり龍亞を付けてたのね。」
隠れてたのを知っていたのか、アキはとても冷静だった。
二人は向かい合わせに立ち止まった。
片方は上機嫌で、もう片方は、凄く不機嫌だ。
龍可「ああやって、色々と男を手玉に取ってるのね。
そんな汚い女は、龍亞に近寄らないで。」
十六夜「何言ってるの?あれは本音よ。
それに他の男なんか、眼中に無いわよ。」
何故かアキは勝ち誇ったように、得意気になっている。
龍可「このアバズレ。」
これを聞いた途端、アキの怒りのボルテージが吹っ切れた。
アキ「黙って聞いてたら、何よ。」
どうやら、アキにとって禁句だったらしい。
アキ「あんなに龍亞と いい雰囲気だからって、嫉妬してるんでしょ。」
アキの発言に龍可は、怒りで震えていた。
アキ「龍亞の前だと、素直になれないからって、ひがんでるんでしょ。」
ブチッ!!
この瞬間、龍可の中で何が切れる音がした。
龍可「何よ!その通りよ、文句あるの!」
アキ「やっぱりじゃない。このチビガキ!」
龍可「言ったわね、このおばさん!」
ワーワー!! ギャーギャー!!
この後数分間、二人は子供のように言い合いを続けていた。
アキ「ハァ、ハァ、ハァ、」
龍可「ハァ、ハァ、ハァ、」
辺りが、暗くなってきた時、二人の口喧嘩が終わった。
龍可「全く、あなたのせいで、もうこんな時間じゃない。
もう帰る。」
そう言って龍可は、公園を出ようとした。
アキ「あら、今日はお泊まりじゃなかったの?」
龍可「あんたには、関係ないでしょ。」
アキ「全く、素直じゃ無いんだから。」
~~~その後、龍亞龍可の家~~~
龍亞「あれ、今日は泊まりじゃなかったの?」
龍可「うるさい。どっちでもいいでしょ。」
龍亞「けど、龍可と二人きりなんて、久しぶりだな。」
この時の龍亞の笑顔を、不覚にも可愛くて、ときめいてしまった龍可であった。
今日この話を書いて一言。
女って怖いなです。
いや~けど龍可ちゃん照れ隠しで良かった。(本当に良かった。)
これ書いてて少し幸せな気持ちになれました。
あぁ彼女欲しい←こんなのだからできないのかも。
まだ先の話ですが、この小説で龍亞たちのデュエル描写って書いたほうがいいですか?
できたらコメント下さい。