鬼柳「何だ何だ、何の騒ぎだよ。」
龍亞とディヴァインの、デュエルが終わった時、鬼柳達3人のダークシグナーが、現れた。
カーリー「あら、龍亞様がデュエルしてたのね。」
早速、3人は今の状況を理解できた。
そして、這いつくばるディヴァインを、ミスティは哀れな目で見ていた。
ミスティ「この人も、自分の力を見誤ったのね。だから、このような目に遭うのよ。」
すると、男はディヴァインを担いで部屋を出ようとした。
男「龍亞様、私がこの出来損ないを、捨ててきます。」
そう言うと、男は部屋から出ていった。
それを見届けた龍亞は、3人の方を見て、少しだけ微笑んだ。
龍亞「この際だから言っておく。ボクは君達に期待していない。」
鬼柳「何だと!俺達が期待出来ないだと!」
鬼柳は、明らかに機嫌が悪くなっていた。
他の2人も、声には出さないが想いは、鬼柳と同じだった。
だが龍亞は、こうなることを想定していたらしく、不敵に笑うと口を開いた。
龍亞「そうだよ。けどね、これからの戦いをボクの為に、いや、龍亞の為に勝てたら、君達に永遠の幸せを約束しよう。」
龍亞がそう言うと、3人は驚いてお互いの顔を見合った。
龍亞「そうさ、誰も君達を見捨てない。皆が愛し合う、そんな世界を作るのさ。」
それを聞いたミスティは、龍亞の前に膝まづいた。
それを見たカーリーも、一緒に膝まづいた。
それは、龍亞に完全に忠誠を誓った証なのだ。
龍亞「良いよ、2人とも。さて、貴方はどうなの鬼柳?」
すると、鬼柳は真剣な眼差しで龍亞を見た。
その目には、龍亞に対する期待と不安が、見て取れた。
鬼柳「確かに魅力的な話だ。だけどよ、本当だろうな?」
龍亞「フフっ、君は心配症だね。けど、心配なんか要らないよ。その代わり、君達がシグナー達に勝てたらの話だけどね。」
鬼柳「そうか、そうかよ。」
それを聞いた鬼柳は、震えていた。
それは、自分が求めていた物が手に入りそうだからだ。
それに、今までに無い位の武者震えをしていたのだ。
鬼柳「その話、乗ってやるよ。俺は必ず遊星に勝つ。そして、あんたの掲げる理想郷に行ってやる。」
鬼柳は、覚悟を決めた。
端から、決まっていたのかも知れない。
男「ついに、お前達も龍亞様のお考えに、ついて行く決意が出来たか。」
何時の間にか、ディヴァインを何処かに置いてきて、男が帰って来ていた。
カーリー「貴方はどうなのよ。やっぱり、自分の理想郷の為なの?」
すると、男は大笑いをして3人の前に立った。
男「何を言う?私は龍亞様について行くだけだ。例え、それが破滅を望んでいてもだ。」
男には、大きくて硬い意志が感じられた。
こうして、心の底から龍亞に全てを捧げる決心をしたダークシグナー達。
後、3日に迫ったシグナーとの戦いに向けて、抜かりはない。
もうすぐ、この話を作ってから1ヶ月ですね。
ここまで来れたのも、皆さまの応援が在ってこそです。
本当にありがとうございます。
これからも、応援をしてもらえたら、嬉しいです。
やっぱり、敵のチームは心のからの忠誠を誓うのは、良いですね。
これでこそ、応援のしがいがあります。