龍亞「いってきます。」
今日は遠足、と言うより会社見学の日。
残念ながら龍可は、風邪をひいていけないけど、楽しみだな。
龍亞「にしても、龍可大丈夫かな?」
龍可のことは、アキ姉ちゃんに任してある。
アキ姉ちゃんたち上級生は、学校が休みらしい。
俺は、遅刻しそうにないから、少しゆっくり歩いていた。
すると目の前に、一枚のカードが落ちていた。
龍亞「お、カードが落ちてる。何だろう?」
龍亞「何だこれ、何も書いてない。」
そのカードには、何も書かれてなかった。
けど、何故かこのカードは、大事なカードだと、思えた。
龍亞「まぁ、いいや。何かには使えるだろ。」
俺はカードを拾い、また歩き始めた。
少し歩いた曲がり角で、いきなり横から、何かにぶつかった。
龍亞「イテテ、何だよ一体。」
「ごめんよ、大丈夫かいボク?」
そこにはとても、ガタイの良い大柄な男が立っていた。
龍亞「大丈夫だよ。それに子供扱いするなよ。」
「すまないね、ボク。おじさん考え事をしてたから、前が見えて無かったよ。」
またこの人は、俺のことを子供扱いしてくる。
少しカチンときて、不機嫌になった。
龍亞「ボクってのを止めてよ。俺には龍亞って名前があるんだ。」
するとこの人は、「ごめん、ごめん」と微笑んだ。
「龍亞か、カッコいい名前だね。おじさんはルドガーって言うんだよ。よろしく」
と、ルドガーさんは握手をしてきた。
こうしてる内に、時間が来てしまった。
龍亞「すみませんルドガーさん。もう時間なので失礼します。」
ルドガー「そうか、気をつけてな。」
俺は、急いで学校まで走り始めた。
プルルル~プルルル~
ルドガー「俺だ。あぁ、前に話した我らの王、それがわかった。
多分、今日お前のとこに行くはずだ。頼んだぞ。 名前は、“龍亞”だ。」
~~~見学先~~~
ここが、見学する会社、アルカディア・ムーブメント。
なんでも、色々な実験をしてるらしい。
先生「皆さん、今日は特別にゴドウィン長官が来てくれてます。粗相の無いように。」
ゴドウィン
なんでもお偉いさんらしい。けど、俺には関係ないかな。
それより、速く色々見て回って、龍可や、アキ姉ちゃんに教えてあげなきゃ。
俺は、単独行動を始めた。
それ以前に、どうせ誰も俺とはグループなんて組まない。
結果的に一人になってしまうのだ。
随分奥に来たな~。元々見るものが無かったけど、これ以上先に行っても無駄かな。
そう思い、帰ろうと思い回れ右をした時、後ろから声をかけられた。
「やぁ、初めまして。君が龍亞君だね。」
知らない人に名前を呼ばれて少し戸惑った。
龍亞「そ、そうですけど…、貴方は誰ですか?」
「私はディヴァイン、この会社の社長だ。よろしく。」
さて、いよいよ大変な事になって来そうな感じです。
ルドガーさんやディヴァインの登場です。
今回はルドガーさんはダークシグナーと、関係が有るのか否か。
それに王とはなんの事なのか!
波乱が起きそうですね。