龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

42 / 241
第42話

ジャック「カーリー!カーリー!」

 

ジャックは、D ホイールから降りて、急いでカーリーの所へと、走っていった。

 

ジャック「しっかりしろ、カーリー。大丈夫か!」

 

ジャックは、カーリーの所に付くと、カーリーの体を抱いて、強く抱き締めた。

 

カーリー「じ…ジャック。何処に…い…るの?見えない…よ。」

 

カーリーは、先程のデュエルで、目が見えなくなっていたのだ。

 

ジャック「カーリー、俺はここにいる。ずっとお前の、すぐそばにいるぞ。」

 

そう言うと、ジャックはカーリーにキスをした。

 

ジャック「全て、思い出したんだ。お前との、あの日の事を。

そして、あの日お前に約束した事を。」

 

すると、カーリーは体が痛むのか、苦しそうに、けれど嬉しそうに、笑った。

 

自分の成し遂げたかった事が、今ここで叶った。

ダークシグナーになってまで、思い出して欲しかった、あの日の事を思い出してくれた。

 

それだけで、カーリーは心の底から、嬉しくなり、その目からは涙がこぼれていた。

 

カーリー「や…やっと、思い…出してくれた…のね。

うれしい…わ、ジャック。私、がん…ばった、意味が…あったん…だから。」

 

カーリーは、今すぐにでも、消えそうな声でジャックに、喋りかれると、ジャックの頬を手探りで探し、優しく触った。

 

ジャック「すまない。俺がお前の事を忘れてしまうから、こんな事に。」

 

すると、カーリーは弱々しくだが、ジャックの体を抱き返した。

 

カーリー「だい…じょう…ぶよ。私は、き…にして、な…いわ。だ…から、なかな…いで。」

 

カーリーに言われて、初めて自分が泣いている事に、ジャックは気付いた。

姿は見えなくても、声が震えていた。

それだけで、カーリーはジャックの事が、わかっていたのだ。

 

カーリー「もう…いっか…い、キスを…し…て。こん…どは、おとな…のキス…よ。」

 

カーリーがそう言うと、ジャックは優しく大人のキスをした。

さっきのキスよりも、愛を込めて、そして相手を抱き締めて、キスを交わした。

 

カーリー「や…やっぱり、ジャック…はやさ…しいの…ね。

さ…すが、わた…し…が、あいし…た、さい…こう…の、おと…こなん…だか…ら。」

 

そう言うと、カーリーの体は灰となり、風に消えていってしまった。

ジャックは、大粒の涙を流し、カーリーの最後を見届けた。

 

ジャック「カーリー、必ずお前を取り戻す。

それまで、少しの間だけ、辛抱していてくれ。」

 

ジャックは、涙を拭いて、自分のDホイールの方へ戻っていった。

 

すると、少し遠くの空に、カーリーが地縛神を召喚した時と同じ、心臓が現れた。

 

ジャック「たしか、あの方向はサテライトの方だ。

と言うことは、戦ってるのは遊星と鬼柳か。」

 

ジャックは、最後にカーリーがいたところを見て、遊星達が戦っている所へと、走っていった。




いや~、大人の恋愛って書きにくいですね。
単に、私の恋愛経験不足ですが…。

泣けますね。ジャックとカーリーの、恋の話は。
どうして、ダークシグナー編の後で、カーリーはその時の記憶が全部無いんでしょうかね。

折角、戦いの後に、結ばれたのに。
凄く、残念です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。