それは、家でお留守番をしている龍可と、龍可を看病しているアキの話です。
本編を書こうと思ったのですが、まだまとまって無いので、休憩をかねてです。
それでは、お楽しみ下さい。
龍亞「いってきます。」
龍亞が、会社見学に出発してしまった。
何でこんなときに風邪をひいてしまったのか。
始めて、自分の体の弱さを痛感した感じです。
龍可「ハァ~、最悪風邪をひいたのは、まだいいわ。それより…」
私は、大きくため息をして私の看病を任された、あの女を見た。
龍可「何で、あなたがいるのよ。他の男のとこにでも、行ってきなさいよ。」
十六夜「私だって本当は、あなたの看病なんて、ごめんよ。」
そう言うと、この女は頬を赤らめて、
十六夜「でも、龍亞の頼みなんだから、なんでも聞いちゃうわよ。」
と、嬉しそうに言い放った。
ムカつく。凄いムカつくけど、正直一人は寂しいから、たとえこの女でも嬉しいわ。
十六夜「何よ、案外嬉しそうじゃない?まだまだ子供ね。」
龍可「う、うるさい。嬉しくなんかない!」
顔に出てたのか。凄く恥ずかしい。
にしても、改めてこの女と二人きりになると、何を話して良いのかわからないわ。
この前、口喧嘩したばかりだから少し、気まずいわ。
龍可「あ、あの、この前はその、言い過ぎたわ。ごめんなさい。」
私は、恥ずかしさを我慢して、この前の事を謝った。
すると、物凄く驚いた顔をしていた。
十六夜「何よあんた、熱にやられてるの。いきなり謝って。」
この女に、我慢して謝った私が間違ってたわ。
私の気も知らないで。
龍可「何よ!折角謝ったのに。この気まずい空気が嫌だったのよ。」
すると、この女は少し微笑んだ。
十六夜「なんだ、そんかことか。気にしてないわよ。」
そう言うと、ベットに座り込んで話を続けた。
十六夜「あなたはどう思ってるか知らないけど、私はあなたの事、嫌いじゃ無いわよ。
むしろ、良いライバルだと思ってるわ。だから気にしないで。」
と言って、私の頭を撫でてきた。
それは、とても暖かくやさしいものだった。
だから恥ずかしくなり、手をどけた。
龍可「いきなり何するのよ。子供扱いしないでよ。」
自分でもわかるくらい、顔が赤くなっている。
龍可「ついでにそこの、ぬいぐるみ取ってよ。」
私は、机の上のウサギのぬいぐるみを指差した。
十六夜「ん、これね。随分前からあるのね。ちょっとボロボロじゃない。」
私はそのぬいぐるみを大事に胸に抱き締めた。
龍可「これは昔、龍亞が誕生日にくれた大事なぬいぐるみなの。たとえ、ボロボロでも捨てないわ。」
十六夜「なるほど、それでそんなにも、大事なのね。」
私は、この短い時間で、この女に対しての感情が、変わっているのを感じた。
まだ嫌い。だけど、この前のような敵意は、全くない。
十六夜「さてと、お粥でも作ってくるわ。」
そう言って、ベットから立ち上がった。
龍可「ねぇ、ちょっと。」
私は、決意をした。
龍可「私はあなたが嫌い。けど、ライバルとしては好きよ“アキ”」
それを聞いたアキは嬉しそうに笑った。
十六夜「えぇ、私だって好きよ。けど、龍亞は渡さないわ。」
私はこの日、龍亞以外で始めて、心の許せるライバルができた。
アキ、負けないわよ。
本編のシリアスの裏に、感動的な友情が生まれてましたね。
良い話だ~♪感動だな。
この二人なら、良い勝負ができると思います。
時間軸的には、この後に龍亞と、ディヴァインの出会いです。
いや~この二人の話の時は、この前の喧嘩があったから、どうなるかと思ったけど、中々良い感じになりました。
感想等、お気軽にどうぞ。