龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

52 / 241
第52話

~~~遊星2ターン目~~~

遊星「俺のターンドロー。」

 

遊星は、先ほどルドガーが話していた事を、考えていた。

確かに、鬼柳を見捨てたのは自分なんだと、考えている自分と、それを否定している自分がいる。

 

遊星はそれを振り払うかのように、デュエルを続けた。

 

遊星「俺は《ストリーム・ウォリアー》の効果発動。

1ターンに1度、相手フィールド上のカードを1枚、除外して500LP回復する。」

 

遊星「俺は《デストロイ・デビル・スパイダー》を除外する。」

 

ルドガー「バカめ、伏せカード《傲慢な糸》を発動。

自分の昆虫族が、効果の対象になった時、その効果を無効にして、デッキから昆虫族を1体、手札に加える。」

 

ルドガー「何を考えているかわかるぞ。認めたく無いのだろ。

自分の不甲斐なさを、自分が犯した罪の重さを!」

 

遊星「俺はターンを終了する。」

 

ジャック「どうした遊星!お前らしく無い戦略だぞ!何をしている!」

 

ルドガー「何を言っても無駄だ。

そいつはもう、罪の重さに支配されている。このまま、立ち直ることは無いのだ。」

 

~~~ルドガー3ターン目~~~

ルドガー「私のターンドロー。《デストロイ・デビル・スパイダー》の効果を発動。

遊星の《ストリーム・ウォリアー》を破壊しろ!」

 

《ストリーム・ウォリアー》は、なすすべなく破壊されてしまった。

 

ルドガー「この瞬間、永続罠《寄生虫の卵》を発動。

昆虫族が、相手モンスターを効果で破壊した時、相手フィールド上に《寄生虫トークン》を守備表示で特殊召喚する。」

 

遊星のフィールドに、気味の悪い寄生虫が現れた。

その寄生虫は、今の遊星を嘲笑うかの様に、大声で鳴き出した。

 

ルドガー「この《寄生虫トークン》は、戦闘でしか、フィールドを離れる事が出来ない。

私はターンエンドだ。」

 

ジャック「遊星!しっかりしろ。今は、このデュエルに集中するんだ!」

 

ジャックは遊星に、激を飛ばした。

けれど、遊星は何の反応も示さない。

 

そんな遊星の、不甲斐なさにジャックは、怒りや呆れを感じていた。

 

ジャック「お前が何を考えているかは、しらん。

だが、こいつに勝たなければ、全てが終わってしまうんだぞ!」

 

遊星「じ…ジャック、だが、そんなことを言っても…」

 

ジャック「もう良い!お前には何の期待もせん!

こいつは、この俺1人で倒す!」

 

ルドガー「何を仲間割れをしている?どうせ、消え行く運命に有る、仲間同士だろ?

最後くらい、仲良く消えて行け。」

 

~~~ジャック3ターン目~~~

ジャック「うるさい!俺の運命は、他人ではなく、俺が決めることだ!俺のターンドロー!」




ジャックと遊星が少しギクシャクしてきましたね。大変ですね…。

私の中では、遊星は皆より、精神的に弱いイメージがあります。
どうしてでしょうか?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。