遊星「ジャック、少し急ぎすぎじゃないのか。」
遊星は、前を走っているジャックに尋ねたけれど、ジャックは返事をしなかった。
遊星「どうしたんだジャック。様子がおかしいぞ。」
ジャックに追い付いた遊星は、ジャックの前に止まって、ジャックの進行を止めた。
ジャック「何をするんだ遊星!さっさとそこをどけ!」
遊星「ジャック!何があったんだ。」
遊星の問いかけに、ジャックはハッと我にかえり、冷静さを取り戻した。
ジャック「すまん遊星。だが、どうも嫌な予感がするんだ。それに…」
遊星「それに何だ?」
ジャックは、少しためらいながら、自分の話を続けた。
ジャック「さっきのデュエルで、ルドガーの《地縛神Uru 》の攻撃を、くらったときに、龍亞の身にこれまでよりも、恐ろしい事がおこる未来を見たんだ。」
遊星「龍亞の身にだと!本当かジャック。
だったら急がなければ。」
遊星は急いでD ホイールに乗り、ダークシグナーの隠れ家に続く、長い道を再び走り出した。
~~~隠れ家~~~
十六夜「ついに、貴方1人になったわ。」
龍可「そうよ、だから速く龍亞を返して!」
すると、龍亞はいきなり涙を流して、そのまま止まることは無かった。
龍亞「1人か…、ルドガーがボク達の仲間の中でも、一番ボクへの忠誠心が強かったんだよ?
それに、ボクだけでなくて、龍亞にも従ってくれてたんだ。」
そう言うと、龍亞は空を見て少し目を閉じた。
そして、再び2人の方を見た。その時には、涙は止まっていた。
龍亞「お前達に、今の龍亞の気持ちがわかるのか!今の龍亞の苦しみ、哀しみが理解できるの!」
龍可「な…何を言ってるのよ、わからないわよ。」
十六夜「えぇ…それに、今は関係無いことでしょ。」
2人がそう言うと、龍亞は諦めた様な顔をして、話を続けた。
龍亞「やっぱりね、やっぱりお前達なんかに、龍亞は渡せない。」
龍亞はそう言った後、龍亞本来のデッキから、何も書かれていないカードを取り出して、今のデッキの中に入れてシャッフルをした。
龍亞「そう言えばさっき、これで1人になったって、言ったけど間違いよ。
龍亞は、元々独りぼっちだったんだ。
だから今のボクがいて、今こうしてお前達と対立してるんだ。」
龍可「龍亞が独りぼっちって、どう言う意味よ。」
龍可の発言を聞いて、龍亞は笑った。
龍亞「もしかして、気がつかなかったの?
なにも知らなかったの?」
龍亞「そう言う態度や言葉が、龍亞を追い詰めてたって何で、わからないの!」
龍亞は、感情的になり、声が大きくなってしまった。
龍亞「まぁ良いわ。どうせ、ボクに負けて消えるだけのお前達だ。
今頃、どうも出来ないしね。」
そう言うと、いきなり2人の前が明るくなった。
すると目の前に、龍亞が倒れていた。
そして、その横に黒いロングヘアーの女が、立っていた。
女「はじめまして、ボクがダークシグナーの王にして、お前達の相手だ。」
さぁいよいよ、最終決戦です。
心が踊るな♪
今更ですが、女なのに王って、前にも書いた気がしますが、違和感がありますね。
さて、募集している名前ですが、明日の午後9時30分を最終締め切りとします。
皆さんからのコメントをお待ちしております。