~~~十六夜アキの家~~~
十六夜「それじゃあ、遊星の所に行ってくるわ。」
十六夜母「行ってらっしゃい。」
十六夜父「遊星君に迷惑をかけないようにね。」
アキの両親は、にこやかに見送りの言葉を言った。
そして、アキの隣にいるもう1人に視線を向けた。
アキ「ほら、貴方も今はこの家族の一員なのよ。」
アキがそう言うと、もう1人はめんどうくさそうに、ため息をついた。
ルイズ「わかったよ、全く。行ってきます…これで良いんでしょ。」
十六夜母「そうよ、良く言えましたね。
も~可愛いわこの子!本当に家族になっても良いのよ!」
十六夜母は、ルイズを抱き締めて目一杯愛でた。
ルイズは顔を赤くして、無理やり離れようとした。
ルイズ「離せよ!ボクを子供扱いするなよ。」
~~~15分後~~~
ルイズ「全く、ボクはお前のお母さん苦手だよ。」
十六夜「良いじゃない。妹が出来たみたいで嬉しいのよ。」
あの後、なんとかルイズは十六夜母から逃げ出して、遊星のいるガレージに向かっている。
そして、大通りに出るとシグナーを称えるパレードが行われていた。
ルイズ「今では、お前達はこの町を救った英雄か…。
何回聞いても、気分が悪くなるよ。」
ルイズは、あからさまに機嫌を悪くしてアキに、悪態をついた。
ルイズ「こいつらの称える英雄に、龍亞はいないからね。
それどころか、龍亞に対する態度がもっと悪くなったみたいだしね。」
十六夜「そうよね、皆の中じゃ龍亞はダークシグナーのリーダーだからね。
しょうがないわよ。」
アキの発言にルイズは、舌打ちをした。
そして、速くここから立ち去りたくて、走ってガレージに向かった。
十六夜「ちょっと待ちなさいよ!」
アキの言葉に聞く耳を持たなかった。
アキはルイズの後を急いで追いかけて行った。
~~~遊星達のガレージ~~~
十六夜「遊星、遊びに来たわよ…あら、貴方1人だけなの?」
遊星「あぁ、ジャックは知っての通りだ。
けど、さっき連絡が在ったんだが、クロウが来るみたいだ。」
十六夜「クロウが!わかったわ。
今日は、パーティーでもしようかしら。」
楽しそうなアキとは反対に、ルイズは遊星を睨み付けていた。
ルイズ「おい!それより、ボクの龍亞の様子はどうなんだよ。
そっちの方が、他の何より大事だろうが。」
ルイズの問い詰めに、遊星は顔色を悪くして首を横に振った。
遊星「だめだ。出来る限りの事はしたさ。
けど、相変わらずあの日のままなんだ。
すまないルイズ…。」
遊星がそう言うと、ルイズは大急ぎでガレージの中に入っていった。
少しでも速く、愛しの龍亞に会うためである。
どうも、ダークシグナー編が終わってから初の話です。
どうしてルイズがアキの家にいたのか?
龍亞がどうなっているのか?
この2つは次回解明されます。
お楽しみに!