龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

67 / 241
第67話

~~~十六夜アキの家~~~

 

十六夜「それじゃあ、遊星の所に行ってくるわ。」

 

十六夜母「行ってらっしゃい。」

 

十六夜父「遊星君に迷惑をかけないようにね。」

 

アキの両親は、にこやかに見送りの言葉を言った。

そして、アキの隣にいるもう1人に視線を向けた。

 

アキ「ほら、貴方も今はこの家族の一員なのよ。」

 

アキがそう言うと、もう1人はめんどうくさそうに、ため息をついた。

 

ルイズ「わかったよ、全く。行ってきます…これで良いんでしょ。」

 

十六夜母「そうよ、良く言えましたね。

も~可愛いわこの子!本当に家族になっても良いのよ!」

 

十六夜母は、ルイズを抱き締めて目一杯愛でた。

ルイズは顔を赤くして、無理やり離れようとした。

 

ルイズ「離せよ!ボクを子供扱いするなよ。」

 

~~~15分後~~~

 

ルイズ「全く、ボクはお前のお母さん苦手だよ。」

 

十六夜「良いじゃない。妹が出来たみたいで嬉しいのよ。」

 

あの後、なんとかルイズは十六夜母から逃げ出して、遊星のいるガレージに向かっている。

 

そして、大通りに出るとシグナーを称えるパレードが行われていた。

 

ルイズ「今では、お前達はこの町を救った英雄か…。

何回聞いても、気分が悪くなるよ。」

 

ルイズは、あからさまに機嫌を悪くしてアキに、悪態をついた。

 

ルイズ「こいつらの称える英雄に、龍亞はいないからね。

それどころか、龍亞に対する態度がもっと悪くなったみたいだしね。」

 

十六夜「そうよね、皆の中じゃ龍亞はダークシグナーのリーダーだからね。

しょうがないわよ。」

 

アキの発言にルイズは、舌打ちをした。

そして、速くここから立ち去りたくて、走ってガレージに向かった。

 

十六夜「ちょっと待ちなさいよ!」

 

アキの言葉に聞く耳を持たなかった。

アキはルイズの後を急いで追いかけて行った。

 

~~~遊星達のガレージ~~~

 

十六夜「遊星、遊びに来たわよ…あら、貴方1人だけなの?」

 

遊星「あぁ、ジャックは知っての通りだ。

けど、さっき連絡が在ったんだが、クロウが来るみたいだ。」

 

十六夜「クロウが!わかったわ。

今日は、パーティーでもしようかしら。」

 

楽しそうなアキとは反対に、ルイズは遊星を睨み付けていた。

 

ルイズ「おい!それより、ボクの龍亞の様子はどうなんだよ。

そっちの方が、他の何より大事だろうが。」

 

ルイズの問い詰めに、遊星は顔色を悪くして首を横に振った。

 

遊星「だめだ。出来る限りの事はしたさ。

けど、相変わらずあの日のままなんだ。

すまないルイズ…。」

 

遊星がそう言うと、ルイズは大急ぎでガレージの中に入っていった。

 

少しでも速く、愛しの龍亞に会うためである。




どうも、ダークシグナー編が終わってから初の話です。

どうしてルイズがアキの家にいたのか?
龍亞がどうなっているのか?

この2つは次回解明されます。
お楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。