龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第69話

それから約10分後、ルイズがジャックの部屋から出てきた。

 

十六夜「ルイズ、龍亞の様子はどうなの?」

 

ルイズは、アキの発言に少し機嫌を悪くした。

 

ルイズ(何だよ!龍亞の気持ちも知らないで。何でそんなにも、無責任な発言が出来るんだよ!)

 

だが、ルイズは心から沸き上がる怒りの感情を、顔に出さないように感情を、押し殺した。

 

ルイズ「大丈夫だよ。今さっき、疲れて眠っちゃったよ。」

 

遊星「そうか、それなら安心だよ。」

 

遊星は、安心した顔をしたが、それでもルイズの気は晴れなかったのだ。

 

ルイズは、ふと時計を見てみた。

そして、さっきから気になっていた事を聞いてみた。

 

ルイズ「こんなことは無いと思うんだよ?

ボクの記憶が正しければ、どうして龍可は1回も龍亞のお見舞いに来てないんだよ。」

 

遊星「い、いや…それは…その、」

 

ルイズは、静かに冷静に話したつもりだったが、ルイズからは黒いオーラが感じれた。

 

そのオーラを遊星は感じとり、ルイズの事を真正面から見れていなかった。

 

十六夜「龍可が来ない理由は、ご両親に龍亞へのお見舞いを止められてるからよ。」

 

アキの発言を聞いた瞬間、今まで表情は穏やかだったルイズの我慢に限界が来たらしく、怒りを、爆発させた。

 

ルイズ「両親に止められてる?何をふざけた事言ってんだよ!

龍亞を愛してるなら、例え親だろうが神様だろうが、誰が止めても来るのが当たり前だろ!」

 

ルイズ「それに両親も両親だよ!本当に龍亞の家族なら、誰よりも真っ先に龍亞の心配をするのが普通だろ!

そんなこと、家族が出来たばっかりのボクてさえ、わかるよ!」

 

ルイズの発言に、2人が何も言えないでいると、外から1台のDホイールの音が聞こえてきた。

 

遊星「もしかすると、クロウが来たのかも知れないな。」

 

遊星は少しでも今この空間から、逃げ出したくて真っ先に外に出ていってしまった。

 

ルイズ「はぁ~、お前達のリーダーは精神的にまぬけだな。」

 

十六夜「全く、珍しく貴方と意見が合うわ。

これじゃあ、先が思いやられるわ。」

 

残された2人は、遊星のヘタレぶりにさっきまでの、真剣な雰囲気がなくなったので、仕方なく遊星の後を追って、外に向かった。

 

ルイズ「そう言えば、そのクロウってどんな人なの?

もし、龍亞に危害を加える様なら、ボクが黙ってないよ!」

 

十六夜「大丈夫なはずよ。クロウは、子供や女の人には、優しかったわ。

どんな人か…、そうね、私も良く知らないわ。

わかるのは、シグナーって事だけよ。」

 

そうやって、たわいもない会話をしながら外につくと、黒いDホイールに乗った男が遊星と親しそうに、話していた。




やっと、クロウの登場ですね!

別に龍亞に対するヒロインを決めてる訳じゃ無いですが、ルイズって龍亞とお似合いですね。
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