それから約10分後、ルイズがジャックの部屋から出てきた。
十六夜「ルイズ、龍亞の様子はどうなの?」
ルイズは、アキの発言に少し機嫌を悪くした。
ルイズ(何だよ!龍亞の気持ちも知らないで。何でそんなにも、無責任な発言が出来るんだよ!)
だが、ルイズは心から沸き上がる怒りの感情を、顔に出さないように感情を、押し殺した。
ルイズ「大丈夫だよ。今さっき、疲れて眠っちゃったよ。」
遊星「そうか、それなら安心だよ。」
遊星は、安心した顔をしたが、それでもルイズの気は晴れなかったのだ。
ルイズは、ふと時計を見てみた。
そして、さっきから気になっていた事を聞いてみた。
ルイズ「こんなことは無いと思うんだよ?
ボクの記憶が正しければ、どうして龍可は1回も龍亞のお見舞いに来てないんだよ。」
遊星「い、いや…それは…その、」
ルイズは、静かに冷静に話したつもりだったが、ルイズからは黒いオーラが感じれた。
そのオーラを遊星は感じとり、ルイズの事を真正面から見れていなかった。
十六夜「龍可が来ない理由は、ご両親に龍亞へのお見舞いを止められてるからよ。」
アキの発言を聞いた瞬間、今まで表情は穏やかだったルイズの我慢に限界が来たらしく、怒りを、爆発させた。
ルイズ「両親に止められてる?何をふざけた事言ってんだよ!
龍亞を愛してるなら、例え親だろうが神様だろうが、誰が止めても来るのが当たり前だろ!」
ルイズ「それに両親も両親だよ!本当に龍亞の家族なら、誰よりも真っ先に龍亞の心配をするのが普通だろ!
そんなこと、家族が出来たばっかりのボクてさえ、わかるよ!」
ルイズの発言に、2人が何も言えないでいると、外から1台のDホイールの音が聞こえてきた。
遊星「もしかすると、クロウが来たのかも知れないな。」
遊星は少しでも今この空間から、逃げ出したくて真っ先に外に出ていってしまった。
ルイズ「はぁ~、お前達のリーダーは精神的にまぬけだな。」
十六夜「全く、珍しく貴方と意見が合うわ。
これじゃあ、先が思いやられるわ。」
残された2人は、遊星のヘタレぶりにさっきまでの、真剣な雰囲気がなくなったので、仕方なく遊星の後を追って、外に向かった。
ルイズ「そう言えば、そのクロウってどんな人なの?
もし、龍亞に危害を加える様なら、ボクが黙ってないよ!」
十六夜「大丈夫なはずよ。クロウは、子供や女の人には、優しかったわ。
どんな人か…、そうね、私も良く知らないわ。
わかるのは、シグナーって事だけよ。」
そうやって、たわいもない会話をしながら外につくと、黒いDホイールに乗った男が遊星と親しそうに、話していた。
やっと、クロウの登場ですね!
別に龍亞に対するヒロインを決めてる訳じゃ無いですが、ルイズって龍亞とお似合いですね。