ルイズ「あそこにいるのが、噂のクロウなの?」
十六夜「そうよ。結構デュエルが強いらしいわよ。」
ルイズは、クロウに興味をあまり示さなかった。
所詮は、龍亞を苦しめるだけの、他の人と同じ。
ルイズの中では、シグナーやシティの人達に対する、考えはそれだけだった。
クロウ「それでな!…ん?遊星、あいつがお前の言ってた女か?」
クロウは、ルイズの事に気付くと遊星に聞いていた。
遊星「あぁ、そうだ。紹介するよ、ルイズだ。」
そう言われたルイズは、遊星達の方に近づいていった。
そして、クロウはルイズを良く見て、握手をするために笑顔で手を伸ばしてきた。
クロウ「俺の名前は、クロウ・ホーガンだ。
よろしくなルイズ。」
クロウに名前を呼ばれたルイズは、露骨に嫌そうな顔をして、クロウを手を払った。
ルイズ「どういうつもりか知らないけど、気安くボクの名前を呼ばないでよ。遊星、お前もだ。
それに、ボクに触って良いのは、龍亞だけなんだよ。」
ルイズの怒濤の発言に、遊星は恐怖で後退りをし、クロウは少しムッとした。
クロウ「何だよその言い方!お前は遊星の仲間だろ。
だったら、遊星の仲間でもある俺とも仲間じゃねーのかよ!」
ルイズ「遊星の仲間だと…。」
ルイズは、クロウの前まで歩いて行き、クロウを睨み付けていた。
ルイズ「何ふざけた事言ってるの?ボクはこんな男の仲間の訳ないでしょ?
ボクは龍亞の仲間…いや、龍亞だけの所有物なんだ。
龍亞を傷付けたお前達シグナーなんかと、一緒にしないでよ。」
そう言うと、ルイズは回れ右をしてガレージの方に歩いていった。
クロウ「おい!どこ行くんだよ!話はまだ、終わってねーぞ!」
ルイズ「本当に煩いな、ボクはもう話すことは無いよ。それに、」
ルイズ「龍亞が泣いてるからボクが近くにいなきゃ駄目なんだよ。」
ルイズは、顔を赤くして幸せそうに言うと、そのままガレージの中に入っていった。
クロウ「何だよあの女、俺は好きになれねーな。
歳上に対する礼儀ってのを、知らねーのかよ。」
ルイズの態度に、クロウがふてくされていると、遊星に1本の電話が入ってきた。
遊星「もしもし、あぁ俺だ。……何!本当か、わかった。
いつ頃これそうだ?あぁ大丈夫だよ。
わかった、待ってるよ。」
十六夜「遊星、誰からの電話だったの?結構嬉しそうだったけど。」
アキが聞くと、遊星は嬉しそうに答えた。
遊星「聞いてくれ、帰ってくるんだって。」
遊星は、興奮していて誰が帰ってくるのかを、良い忘れていた。
クロウ「おい遊星、誰が帰ってくるんだよ?」
遊星「す、すまない、嬉しすぎて言い忘れていたよ。
帰ってくるんだって。あいつが、鬼柳が帰ってくるんだって。」
どうも、中々の展開ですね。
鬼柳が帰ってくて、龍亞とルイズはどうするのか、楽しみです。
龍亞の所有物って、ルイズは本当に龍亞の事を、大切にしてるんですね。(ちょっと行き過ぎな気もしますけど…)