龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第70話

ルイズ「あそこにいるのが、噂のクロウなの?」

 

十六夜「そうよ。結構デュエルが強いらしいわよ。」

 

ルイズは、クロウに興味をあまり示さなかった。

所詮は、龍亞を苦しめるだけの、他の人と同じ。

 

ルイズの中では、シグナーやシティの人達に対する、考えはそれだけだった。

 

クロウ「それでな!…ん?遊星、あいつがお前の言ってた女か?」

 

クロウは、ルイズの事に気付くと遊星に聞いていた。

 

遊星「あぁ、そうだ。紹介するよ、ルイズだ。」

 

そう言われたルイズは、遊星達の方に近づいていった。

 

そして、クロウはルイズを良く見て、握手をするために笑顔で手を伸ばしてきた。

 

クロウ「俺の名前は、クロウ・ホーガンだ。

よろしくなルイズ。」

 

クロウに名前を呼ばれたルイズは、露骨に嫌そうな顔をして、クロウを手を払った。

 

ルイズ「どういうつもりか知らないけど、気安くボクの名前を呼ばないでよ。遊星、お前もだ。

それに、ボクに触って良いのは、龍亞だけなんだよ。」

 

ルイズの怒濤の発言に、遊星は恐怖で後退りをし、クロウは少しムッとした。

 

クロウ「何だよその言い方!お前は遊星の仲間だろ。

だったら、遊星の仲間でもある俺とも仲間じゃねーのかよ!」

 

ルイズ「遊星の仲間だと…。」

 

ルイズは、クロウの前まで歩いて行き、クロウを睨み付けていた。

 

ルイズ「何ふざけた事言ってるの?ボクはこんな男の仲間の訳ないでしょ?

ボクは龍亞の仲間…いや、龍亞だけの所有物なんだ。

龍亞を傷付けたお前達シグナーなんかと、一緒にしないでよ。」

 

そう言うと、ルイズは回れ右をしてガレージの方に歩いていった。

 

クロウ「おい!どこ行くんだよ!話はまだ、終わってねーぞ!」

 

ルイズ「本当に煩いな、ボクはもう話すことは無いよ。それに、」

 

ルイズ「龍亞が泣いてるからボクが近くにいなきゃ駄目なんだよ。」

 

ルイズは、顔を赤くして幸せそうに言うと、そのままガレージの中に入っていった。

 

クロウ「何だよあの女、俺は好きになれねーな。

歳上に対する礼儀ってのを、知らねーのかよ。」

 

ルイズの態度に、クロウがふてくされていると、遊星に1本の電話が入ってきた。

 

遊星「もしもし、あぁ俺だ。……何!本当か、わかった。

いつ頃これそうだ?あぁ大丈夫だよ。

わかった、待ってるよ。」

 

十六夜「遊星、誰からの電話だったの?結構嬉しそうだったけど。」

 

アキが聞くと、遊星は嬉しそうに答えた。

 

遊星「聞いてくれ、帰ってくるんだって。」

 

遊星は、興奮していて誰が帰ってくるのかを、良い忘れていた。

 

クロウ「おい遊星、誰が帰ってくるんだよ?」

 

遊星「す、すまない、嬉しすぎて言い忘れていたよ。

帰ってくるんだって。あいつが、鬼柳が帰ってくるんだって。」




どうも、中々の展開ですね。
鬼柳が帰ってくて、龍亞とルイズはどうするのか、楽しみです。

龍亞の所有物って、ルイズは本当に龍亞の事を、大切にしてるんですね。(ちょっと行き過ぎな気もしますけど…)
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