龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第78話

~~~同時刻、十六夜アキの家~~~

 

ルイズ「綺麗な満月だな~。もしかしたら、龍亞もこの月を見てたらな~。」

 

ルイズは、自分の凄くキザで、恥ずかしい台詞を言ってしまい、ものすごく赤面していた。

 

十六夜「こんな時間にベランダに出て、何してるの?」

 

アキは、ベランダにいるルイズを見つけて、近づいてきた。

 

十六夜「もしかして、龍亞の事が心配なの?

その気持ちは、良くわかるわ。」

 

ルイズ「それはそうだよ。何で、よりによってあいつの家なんかに行くんだよ!」

 

龍亞がクロウの家に、泊まっている事は、クロウ本人から電話で伝えられた。

 

ルイズは、その事をあまり良く思ってないのだ。

 

十六夜「それは、しょうがないじゃ無い。

たまたま、龍亞を保護したのがクロウって、だけだから。」

 

それでも、ルイズの顔には不安の色が消えては、いなかった。

 

十六夜「どうしたの?やっぱり、何か心配なのね。」

 

ルイズ「そうなんだ…。ボク達が、ダークシグナーの頃に、ルドガーから聞いたんだ。

あわよくばボク達を使って、ルドガーの弟が、何か大変な事をする気らしいんだ。」

 

ルイズ「そして、その為に龍亞を物のように、扱うつもりなんだ!

そんな事、ボクが命をかけても阻止して見せるんだ!」

 

~~~シティ治安維持局~~~

 

ゴドウィン「ではイェーガー、あの計画はどこまで進みましたか?」

 

イェーガー「はい長官、プランΩの方ですが、やはり龍亞の存在なくしては、完成しません。」

 

イェーガーの話を聞き、ゴドウィンは少しだけ気分を悪くした。

 

だが、それも想定内だったのか、すぐに気持ちを建て直した。

 

ゴドウィン「なら、出来るだけ速く龍亞を連れてきなさい。

手段は問いません。最悪、動けなくなっても生きてさえいれば、問題はありません。」

 

ゴドウィンの笑った顔に、イェーガーは狂気を感じ取り、恐怖していた。

 

イェーガー「し、しかし長官。なぜそんなに、急いでおられるのですか?

そんなに急がなくとも、時間をかければ…、」

 

イェーガーが言い終わる前に、ゴドウィンはイェーガーの胸ぐらを掴んで、話を止めた。

 

ゴドウィン「言葉を慎みなさい!

私は、あの3人よりも早くに、この計画を成功させなければなりません!」

 

ゴドウィン「そして、私が3人の上に立ち、優位に立たなければなりません。

その為にも、龍亞を使わなければならないのです。」

 

ゴドウィンはそう言い、イェーガーを離して、そのまま自分の部屋へと歩いていった。

 

イェーガー「ま、待ってください長官!」

 

これから、このシティを揺るがす大事件が起こることなど、まだ誰も知るよしは無かった…。




ゴドウィンとイェーガーの登場です。

ゴドウィンの企む計画とはいったい何なのか。

そして、あの3人とはいったい誰なのか。

今後も、お楽しみにしてて下さい。
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