~~~同時刻、十六夜アキの家~~~
ルイズ「綺麗な満月だな~。もしかしたら、龍亞もこの月を見てたらな~。」
ルイズは、自分の凄くキザで、恥ずかしい台詞を言ってしまい、ものすごく赤面していた。
十六夜「こんな時間にベランダに出て、何してるの?」
アキは、ベランダにいるルイズを見つけて、近づいてきた。
十六夜「もしかして、龍亞の事が心配なの?
その気持ちは、良くわかるわ。」
ルイズ「それはそうだよ。何で、よりによってあいつの家なんかに行くんだよ!」
龍亞がクロウの家に、泊まっている事は、クロウ本人から電話で伝えられた。
ルイズは、その事をあまり良く思ってないのだ。
十六夜「それは、しょうがないじゃ無い。
たまたま、龍亞を保護したのがクロウって、だけだから。」
それでも、ルイズの顔には不安の色が消えては、いなかった。
十六夜「どうしたの?やっぱり、何か心配なのね。」
ルイズ「そうなんだ…。ボク達が、ダークシグナーの頃に、ルドガーから聞いたんだ。
あわよくばボク達を使って、ルドガーの弟が、何か大変な事をする気らしいんだ。」
ルイズ「そして、その為に龍亞を物のように、扱うつもりなんだ!
そんな事、ボクが命をかけても阻止して見せるんだ!」
~~~シティ治安維持局~~~
ゴドウィン「ではイェーガー、あの計画はどこまで進みましたか?」
イェーガー「はい長官、プランΩの方ですが、やはり龍亞の存在なくしては、完成しません。」
イェーガーの話を聞き、ゴドウィンは少しだけ気分を悪くした。
だが、それも想定内だったのか、すぐに気持ちを建て直した。
ゴドウィン「なら、出来るだけ速く龍亞を連れてきなさい。
手段は問いません。最悪、動けなくなっても生きてさえいれば、問題はありません。」
ゴドウィンの笑った顔に、イェーガーは狂気を感じ取り、恐怖していた。
イェーガー「し、しかし長官。なぜそんなに、急いでおられるのですか?
そんなに急がなくとも、時間をかければ…、」
イェーガーが言い終わる前に、ゴドウィンはイェーガーの胸ぐらを掴んで、話を止めた。
ゴドウィン「言葉を慎みなさい!
私は、あの3人よりも早くに、この計画を成功させなければなりません!」
ゴドウィン「そして、私が3人の上に立ち、優位に立たなければなりません。
その為にも、龍亞を使わなければならないのです。」
ゴドウィンはそう言い、イェーガーを離して、そのまま自分の部屋へと歩いていった。
イェーガー「ま、待ってください長官!」
これから、このシティを揺るがす大事件が起こることなど、まだ誰も知るよしは無かった…。
ゴドウィンとイェーガーの登場です。
ゴドウィンの企む計画とはいったい何なのか。
そして、あの3人とはいったい誰なのか。
今後も、お楽しみにしてて下さい。