龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第80話

龍亞は、自分が何をされているか、一瞬わからなかった。

 

永遠のように感じた10数秒間、理解した時に、龍亞の顔は真っ赤になり、何も考えられなくなっていた。

 

ルチアーノ「いきなりごめんね。けど、これで龍亞に対する、ボクの気持ちが本当かわかったでしょ?

それに龍亞とのキス、凄く幸せなんだ。」

 

ルチアーノはそう言うと、呆然としていた龍亞の口に、もう1度キスをした。

 

龍亞「え、えっと…その…あの…」

 

龍亞は、頭が回らなくなりそのまま、気を失った。

 

~~~約10分後~~~

 

龍亞が目を覚ますと、あの時の様に、ルチアーノに膝枕をされていた。

 

そしていつの間にか、ルイズも来ていた。

 

ルイズ「あっ!龍亞起きたんだね!心配したんだよ?」

 

体を起こした龍亞に、ルイズは泣きながら抱きついた。

 

龍亞「ルイズ、いつの間に来てたの?それに、どうしてここに?」

 

すると、ルイズは真剣な顔つきになり、龍亞を見つめた。

 

ルイズ「クロウの家の、リーシャに聞いたよ。

どうして、そこまでしてあんな屑の住んでる家に、帰ろうとするの?

あそこには、龍亞の幸せは無いんだよ。」

 

ルイズ「ボクは、龍亞が傷つく姿のを、黙って見てられないんだよ!

なのに、どうして自分から辛い目にあいに行こうとするの!」

 

ルイズは、泣きながら龍亞に自分の想いをぶつけた。

 

龍亞は、そんなルイズを見て、少しだけ悩んでいた。

 

そして、ルイズの頭を撫でながら、口を開いた。

 

龍亞「ルイズの言いたい事は、良くわかってるよ。

けど、俺だって皆みたいに、家族で過ごしたいんだ!

パパやママに、愛して欲しいんだ!認めて欲しいんだ!

息子として、家族として扱って欲しいんだ!」

 

龍亞「俺には、そんな当たり前の幸せすら、願っちゃいけないのかよ。

幸せになる、権利すら無いのかよ。」

 

龍亞はそう言いながら、涙を流していた。

心の底にある、龍亞の1番の願い。

 

龍亞は、哀しみのせいで体が震えていた。

 

すると、ルイズは龍亞の涙を嘗めた。

それと同時に、ルチアーノも龍亞の涙を嘗めた。

 

ルイズ「おい!何してるんだよ!まだボクは、お前の事を認めてないんだぞ!」

 

ルチアーノ「煩いな!お前の許しなんか不必要だ!

だってボクは、龍亞と結ばれたんだからね。」

 

2人は、お互いに譲らなかった。

そして、ルイズは龍亞の方を見て、優しく龍亞の頭を撫でた。

 

ルイズ「龍亞、君の想いは間違ってはいないよ。

けどね、今は龍亞を傷つけるだけだよ。」

 

ルイズ「けど、いつか龍亞の願いが叶う時は、ボクがこの命をかけて龍亞を幸せにするからね。

愛してるよ、ボクの大切な龍亞♪」

 

ルイズはそう言って、龍亞の口に優しい大人のキスをした。

 




なんか龍亞、キスされまくりですね…。
まぁ、龍亞が幸せになるなら、いくらでも良いですけどね。

明日はハロウィンですね。
ですので、明日はハロウィンに関する特別編を作りたいと思います。

お楽しみにしてて下さい。
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