~~~左側の扉内~~~
ジャック「にしても、この道はどこまで続いているんだ。
終わりが見えないぞ。」
ジャックは、薄暗くて長い道を、Dホイールで進んでいた。
すると、目の先に明るい光が見えた。
ジャック「やっとか。このジャック・アトラスを、このような道を走らせるとは、いい度胸だ!」
ジャックがその部屋に入ると、紫色の髪をした1人の男がジャックに背を向けて、椅子に座っていた。
ジャック「おいそこの男よ。お前がカギを守るデュエリストか。
もし、素直にカギを渡すのなら、お前を見逃してやる。」
ジャックはDホイールから降りて、その男に近づいていった。
すると、男が大きな声で笑い始めた。
ジャック「何が可笑しいんだ!」
男「そりゃそうだろ?目の前の敵と戦わずして見逃す、そんな弱腰な言葉俺が現役の時にすら、聞いたことないぞ?
それでも、偉大なるデュエルキング、ジャック・アトラスなのか?」
ジャック「貴様!この俺を侮辱するのか!
ならば、お前の言う通りにしてやる。」
すると、男は深い溜め息を吐くと、ゆっくり立ち上がった。
男「全く、俺の声で誰かわからんのか?
これだからガキンチョは嫌いなんだよ。」
男はそう言うと、ジャックの方に振り返った。
ジャックはその男の顔を見て、驚きを隠せないでいた。
ジャック「な、何でおまえがここに…、クッ!今まで、どこにいたんだ!」
ジャックは、その男の胸ぐらを掴むと、自分の感情を爆発させた。
男「何だ、俺の事覚えてんのか?」
男は、そんなジャックを見て嬉しそうに微笑んだ。
ジャック「当たり前だろう!例え、何が起こってもお前を忘れるわけは無かろう!『サイス・アトラス』よ!」
サイス「フッ、まだお前がアトラスの姓を、名乗っているなんて俺は、凄く嬉しいぞ。
しかし、やはりお前と戦うのは少し、心が痛むものだな…。」
ジャック「サイス、何故あの時俺を捨てたのだ!俺は今でもお前の事を…。」
サイスは、ジャックの口に自分の人差し指を当てて、ジャックの話を止めた。
そして椅子の下から、デュエルディスクを取りだし、自分の腕に装着した。
サイス「ジャックよ、聞きたいこと、言いたいことは沢山あるだろう。
だが!お前に教えただろう、答えを知りたければ、デュエルをすればわかると。
さぁディスクを着けろ!」
ジャック「そうだったな、お前の言う通りだな。
サイスよ、例えお前でもこのジャック・アトラス、手加減はせんぞ!」
ジャックはそう言うと、自分もディスクを装着した。
そして、サイスとデュエルが出来るように、十分な距離を取った。
サイス「にしても、お前とのデュエルも久しぶりだな…。
ジャックよ!俺こそお前が相手でも、手加減はしないからな。」
サイス、ジャック「デュエル!」
三人衆とルイズ側との、最初のデュエルが始まりましたね。
初戦はジャックです。
さしてジャックの相手のサイス、ジャックと何かしらの過去があるみたいですね。
ジャックと同じ姓ですし、何があるのか楽しみですね。