龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第88話

~~~左側の扉内~~~

 

ジャック「にしても、この道はどこまで続いているんだ。

終わりが見えないぞ。」

 

ジャックは、薄暗くて長い道を、Dホイールで進んでいた。

 

すると、目の先に明るい光が見えた。

 

ジャック「やっとか。このジャック・アトラスを、このような道を走らせるとは、いい度胸だ!」

 

ジャックがその部屋に入ると、紫色の髪をした1人の男がジャックに背を向けて、椅子に座っていた。

 

ジャック「おいそこの男よ。お前がカギを守るデュエリストか。

もし、素直にカギを渡すのなら、お前を見逃してやる。」

 

ジャックはDホイールから降りて、その男に近づいていった。

 

すると、男が大きな声で笑い始めた。

 

ジャック「何が可笑しいんだ!」

 

男「そりゃそうだろ?目の前の敵と戦わずして見逃す、そんな弱腰な言葉俺が現役の時にすら、聞いたことないぞ?

それでも、偉大なるデュエルキング、ジャック・アトラスなのか?」

 

ジャック「貴様!この俺を侮辱するのか!

ならば、お前の言う通りにしてやる。」

 

すると、男は深い溜め息を吐くと、ゆっくり立ち上がった。

 

男「全く、俺の声で誰かわからんのか?

これだからガキンチョは嫌いなんだよ。」

 

男はそう言うと、ジャックの方に振り返った。

 

ジャックはその男の顔を見て、驚きを隠せないでいた。

 

ジャック「な、何でおまえがここに…、クッ!今まで、どこにいたんだ!」

 

ジャックは、その男の胸ぐらを掴むと、自分の感情を爆発させた。

 

男「何だ、俺の事覚えてんのか?」

 

男は、そんなジャックを見て嬉しそうに微笑んだ。

 

ジャック「当たり前だろう!例え、何が起こってもお前を忘れるわけは無かろう!『サイス・アトラス』よ!」

 

サイス「フッ、まだお前がアトラスの姓を、名乗っているなんて俺は、凄く嬉しいぞ。

しかし、やはりお前と戦うのは少し、心が痛むものだな…。」

 

ジャック「サイス、何故あの時俺を捨てたのだ!俺は今でもお前の事を…。」

 

サイスは、ジャックの口に自分の人差し指を当てて、ジャックの話を止めた。

 

そして椅子の下から、デュエルディスクを取りだし、自分の腕に装着した。

 

サイス「ジャックよ、聞きたいこと、言いたいことは沢山あるだろう。

だが!お前に教えただろう、答えを知りたければ、デュエルをすればわかると。

さぁディスクを着けろ!」

 

ジャック「そうだったな、お前の言う通りだな。

サイスよ、例えお前でもこのジャック・アトラス、手加減はせんぞ!」

 

ジャックはそう言うと、自分もディスクを装着した。

そして、サイスとデュエルが出来るように、十分な距離を取った。

 

サイス「にしても、お前とのデュエルも久しぶりだな…。

ジャックよ!俺こそお前が相手でも、手加減はしないからな。」

 

サイス、ジャック「デュエル!」




三人衆とルイズ側との、最初のデュエルが始まりましたね。

初戦はジャックです。
さしてジャックの相手のサイス、ジャックと何かしらの過去があるみたいですね。

ジャックと同じ姓ですし、何があるのか楽しみですね。
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