そして、着いたのがみたのことのないガレージに着いた。
龍亞「ここが、目的の場所?」
十六夜「そうよ。ちょっと待っててね。」
そう言って、アキ姉ちゃんは、車庫を開けて中に入っていった。
十六夜「遊星、遊星、皆揃ったわよ。」
俺達もアキ姉ちゃんに続いて、ガレージの中に入っていった。
そこには、一人の男が自分のと思われる、赤いDホイールの整備をしていた。
十六夜「龍亞、龍可、紹介するわ。今回の主催者、遊星よ。」
遊星「遊星だ。よろしくな。」
そうして、まずは龍可と握手をした。
そして、俺を見て握手をするために、手を差し伸ばしてきた。
優しい人。第一印象はとても、良かった。
けど、あの日の事件以来、俺はマーカー付きの人達が凄く怖かった。
だから、俺は龍可の後ろに隠れて震えていた。
龍可「どうしたのよ龍亞?何かあったの?」
龍可は、心配そうな顔をしていた。
遊星は、申し訳無さそうな顔をした。
遊星「ハハハ、嫌われちゃたかな、ごめんよ。」
龍亞「いや、ち、違います。ちょっとビックリして。」
そう言って俺は、龍可の後ろから出て、遊星と握手をした。
けど、その体は、まだ震えていた。
十六夜「あれ、あとの二人はどうしたの?」
遊星「あぁ、今日は用事があって来れないそうだ。」
俺は、また龍可の後ろに隠れた。
何故か龍可の体温が上がってるような気がした。
遊星「そう言えば、龍亞君は何で長袖何だ。」
それは、遊星からの質問だった。
確かに、まだ5月だが、長袖を来てると、少し暑いくらいだ。
けど、俺には長袖を着なくちゃいけない、理由がある。
十六夜「そう言えばそうよね。龍亞の半袖姿、見たこと無いわ。」
龍可「確かに、私も見てないわ。」
そう。俺はあることがきっかけで、他人に自分の肌を、見せなくなった。
十六夜「まぁ、いいわ。それより今回集まったのは、交流を深めるためよ。」
龍可「交流を?どうしてなの。」
遊星「理由は簡単だ。来るダークシグナーとの戦いの前に、シグナー同士仲良くなろう、と言う考えだ。」
なるほど、そう言うことか。
やっぱり選ばれた人達は、選ばれた人達同士で、仲良くなるんだ。
俺は、ここでも自分が孤独になった様な気持ちになった。
それに、俺は真偽はわからないが、皆の敵になるかも知れない。
龍亞「じゃあ、俺はここにいらないね。帰るよ。
龍可をよろしく。」
俺はガレージを出ようとした。その目には涙が流れていた。
何処にいても、俺の居場所なんか無いんだ。
そんなとき、誰かが、俺の手を引っ張った。
遊星「何言ってるんだ。君もいて良いんだよ。
君の事は、アキから聞いてる。けど、そんなの関係無い。」
俺は、不思議だった。この人は嘘をついてない。そう思った。
はい、どうですか。
今回は遊星の初登場です。
ちょっと迷いました。ここで出すかどうか。
まぁ、他の二人の登場はまだ未定です。
龍亞が長袖な理由と、マーカー付きが怖い理由は同じです。
いずれその過去も書きたいと思います。