龍亞の闇 心の悲しみ   作:なめらかプリン丸

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第9話

そして、着いたのがみたのことのないガレージに着いた。

 

龍亞「ここが、目的の場所?」

 

十六夜「そうよ。ちょっと待っててね。」

 

そう言って、アキ姉ちゃんは、車庫を開けて中に入っていった。

 

十六夜「遊星、遊星、皆揃ったわよ。」

 

俺達もアキ姉ちゃんに続いて、ガレージの中に入っていった。

 

そこには、一人の男が自分のと思われる、赤いDホイールの整備をしていた。

 

十六夜「龍亞、龍可、紹介するわ。今回の主催者、遊星よ。」

 

遊星「遊星だ。よろしくな。」

 

そうして、まずは龍可と握手をした。

そして、俺を見て握手をするために、手を差し伸ばしてきた。

 

優しい人。第一印象はとても、良かった。

 

けど、あの日の事件以来、俺はマーカー付きの人達が凄く怖かった。

だから、俺は龍可の後ろに隠れて震えていた。

 

龍可「どうしたのよ龍亞?何かあったの?」

 

龍可は、心配そうな顔をしていた。

遊星は、申し訳無さそうな顔をした。

 

遊星「ハハハ、嫌われちゃたかな、ごめんよ。」

 

龍亞「いや、ち、違います。ちょっとビックリして。」

 

そう言って俺は、龍可の後ろから出て、遊星と握手をした。

けど、その体は、まだ震えていた。

 

十六夜「あれ、あとの二人はどうしたの?」

 

遊星「あぁ、今日は用事があって来れないそうだ。」

 

俺は、また龍可の後ろに隠れた。

何故か龍可の体温が上がってるような気がした。

 

遊星「そう言えば、龍亞君は何で長袖何だ。」

 

それは、遊星からの質問だった。

確かに、まだ5月だが、長袖を来てると、少し暑いくらいだ。

けど、俺には長袖を着なくちゃいけない、理由がある。

 

十六夜「そう言えばそうよね。龍亞の半袖姿、見たこと無いわ。」

 

龍可「確かに、私も見てないわ。」

 

そう。俺はあることがきっかけで、他人に自分の肌を、見せなくなった。

 

十六夜「まぁ、いいわ。それより今回集まったのは、交流を深めるためよ。」

 

龍可「交流を?どうしてなの。」

 

遊星「理由は簡単だ。来るダークシグナーとの戦いの前に、シグナー同士仲良くなろう、と言う考えだ。」

 

なるほど、そう言うことか。

やっぱり選ばれた人達は、選ばれた人達同士で、仲良くなるんだ。

 

俺は、ここでも自分が孤独になった様な気持ちになった。

それに、俺は真偽はわからないが、皆の敵になるかも知れない。

 

龍亞「じゃあ、俺はここにいらないね。帰るよ。

龍可をよろしく。」

 

俺はガレージを出ようとした。その目には涙が流れていた。

何処にいても、俺の居場所なんか無いんだ。

 

そんなとき、誰かが、俺の手を引っ張った。

 

遊星「何言ってるんだ。君もいて良いんだよ。

君の事は、アキから聞いてる。けど、そんなの関係無い。」

 

俺は、不思議だった。この人は嘘をついてない。そう思った。

 

 




はい、どうですか。
今回は遊星の初登場です。

ちょっと迷いました。ここで出すかどうか。
まぁ、他の二人の登場はまだ未定です。

龍亞が長袖な理由と、マーカー付きが怖い理由は同じです。
いずれその過去も書きたいと思います。
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