テイルズオブプラネタリア~星空が運命を照らすRPG~   作:莉愛(マンガ描きたい)

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チャプター31:エンデの覚醒とチロルの想い

ナタリー「唸れ…浄罪の焔…フレイムバースト!」

 

ナタリーの魔法が炸裂し、一行に熱気が襲い掛かる

 

エンデ「くっ…!」

ルルー「彼女の魔法は強力ですわね…」

ラディ「うん…エンデとか相性が悪そう…」

ナタリー「まだまだ行くよ…深海より現れし無限の泡…セイントバブル!」

 

今度は泡が現れて破裂し、エンデ達に襲い掛かる

 

プレファ「このままじゃ…皆やられちゃうっすよ!」

エンデ「(誰か…俺に力を貸してくれ…!)」

 

窮地に追い込まれたエンデが心から祈ったその時、声が聞こえた

 

?「お困りのようだネ…お兄さん」

エンデ「誰だ!?」

?「僕はお兄さんの中にいるんだヨ」

エンデ「お前…何者だ?」

?「僕はお兄さんの小人妖精(チャイルドフェアリー)になるために風の王ウェンディ様から派遣された木星銀河(ジュピターギャラクシア)だヨ!ジュピターって呼んでネ」

エンデ「あぁ…」

ジュピター「お兄さん、困ってるんでしょ?なら…僕の名前を呼んで?そうすればお兄さんの意思に応えて力を貸すヨ」

エンデ「分かった…力を貸してくれ…木星銀河(ジュピターギャラクシア)!!!」

 

エンデに緑色の光が降り注ぐ

魔術を詠唱中だったナタリーは詠唱を中断し、興味津々に見ていた

光が止むと、エンデの肩に緑色の渦が出来た

 

エンデ「これは…?」

ジュピター「お兄さんの肩に緑色の渦が出来たよネ?それは僕がお兄さんの[[rb:小人妖精 > チャイルドフェアリー]]として契約した証だヨ!」

リルナ「これでエンデにも小人妖精(チャイルドフェアリー)が…!」

チロル「おめでとうエンデ!」

ナタリー「話をしている場合ではありませんよ?タービュランス!!」

 

喜ぶ一行に風の槍が襲い掛かる

しかし、エンデは風の槍を吸収した

 

ナタリー「タービュランスを吸収するとは…なかなか興味深いですね」

エンデ「これもお前の力なのかジュピター?」

ジュピター「そうだヨ!僕は風魔法を吸収するって言う特別な効果を持っているんだヨネ」

エンデ「そうなのか…すごいな」

ジュピター「さぁエンデ、さっき吸収した風魔法を力に変えるんだ!」

エンデ「力に…?」

ジュピター「うん!君の風の力を大きな力…秘奥義にするんだヨ!」

エンデ「やってみる…!」

 

エンデは剣を天に掲げると風の力が双剣に宿り、剣が緑色に変色した。

 

エンデ「これが秘奥義か!?」

ジュピター「そうだヨ!これこそが君の秘奥義…風神滅牙斬さ!さぁその技でナタリーを倒すんだ!」

エンデ「あぁ!見せてやる!風の轟を!!はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!風神滅牙斬っ!!!」

 

エンデはナタリーを滅多切りにして竜巻を起し、後ろを向いて決めポーズをとった

こうしてエンデ達はナタリーに勝利したのだった

 

 

 

 

 

ナタリー「これが小人妖精(チャイルドフェアリー)と契約した者の力ですか…興味深いですね…」

エンデ「妖術師ナタリーお前の負けだ、大人しく身を退け!」

 

白いコートについた砂ぼこりを払うとナタリーは立ち上がり、クスクスと笑う

 

ナタリー「そうですね…ここは大人しく退きましょう…しかし、次は必ずリリルテーゼ王女と小人妖精(チャイルドフェアリー)達を手に入れます…せいぜい楽しみにしておくのですね」

 

ナタリーは着ていたコートを靡かせ、消えた

 

エンデ「あいつも皇帝の部下なのか…」

ルルー「えぇ…ティエル皇帝陛下直属のギルドが月光の水青石(つきびかりのサファイア)ですわ…幹部として殺戮天使ミオウ…魔神人形(まじんドール)メアリィ…魔剣ジョルジュ…妖術師ナタリーと呼ばれていますわ」

ラディ「なるほどね」

 

チロルはリルナに駆け寄る

 

チロル「リリルテーゼ様!お怪我はありませんか?」

リルナ「大丈夫ですよチロル…心配してくれてありがとうございます」

チロル「はい…」

エンデ「どうしたチロル?」

チロル「僕は…リリルテーゼ様を守れなかった…」

プルート「チロル…お前はリルナお嬢を救えたのだ…だからそれでいいじゃないか」

チロル「それじゃダメなんだ!僕は…幼きあの日に誓ったんだ…この命に代えてもあなたを守るって…それなのに僕は!」

 

リルナはチロルを抱きしめた

 

チロル「リリルテーゼ様…?」

リルナ「チロル…あなたは私を助けてくれました…私はそれだけで嬉しいですよ」

チロル「しかし僕は…!」

エンデ「リルナがそれでいいって言ってるんだからそう言う事にしてやれよ」

チロル「エンデ…」

ラディ「そうだよ、君はリルナさんの立派な従者だよ!自信を持って!」

ルルー「彼らの言う通りですわ。リルナさんの従者であるあなたがこの事を引きずれば…誰がリルナさんを守るのですの?代わりなんていませんのよ」

プレファ「そうっすよ!認めない輩がいるなら、チロルが我らが姫さんの従者だと証明してやるんす!」

メリー「えぇ…あなたを認めないのは何処にもいないわ、あなたはリルナちゃんの完璧な従者よ」

チロル「皆さん…ありがとうございます」

リルナ「一件落着ですね」

エンデ「そうだな。ここを出てベロニカさんに会いに行こうぜ」

 

一行は地下水道を出て、チロルの実家に向かった

 

 

 

 

 

 

チロル「父さん、ただいま」

ベロニカ「おぉチロル…攫われたリリルテーゼ様を取り戻せたのだな」

チロル「うん!」

ベロニカ「そうか…良くやったなチロル、流石は私の息子だ」

 

ベロニカはチロルの頭を撫でた

頭を撫でられたチロルは嬉しそうだった

 

チロル「父さんに頭を撫でてもらえたのは赤子の時以来だよ」

ベロニカ「だな…ところで、チロルはこれからどうするのだ?」

チロル「僕はエンデ達と一緒に行くよ父さん…世界を救いたいんだ!」

ベロニカ「そうか…チロル…成長したな。父さんは嬉しいぞ」

チロル「じゃあ…!」

ベロニカ「チロル、行って来い」

チロル「ありがとう父さん!」

エンデ「良かったなチロル」

チロル「うん!」

 

ベロニカはリルナに跪いた

 

ベロニカ「リリルテーゼ様…我が息子をよろしく頼みます」

リルナ「もちろんですよベロニカ…チロルは私達に任せてください」

ベロニカ「チロル…強く生きるんだぞ」

チロル「うん!」

 

一行はベロニカの家を出て、テリュベア=ヒースの入り口まで向かった

1人残ったベロニカは妻と思われる写真を見て呟いた

 

ベロニカ「チェル…君と私の息子は逞しく育ったぞ…」

 

そこにはベロニカにとって懐かしい一枚が映っていた

ベロニカと妻のチェル…幼き頃のチロルと笑いあって過ごしていた頃の写真だった

 

 

 

チャプター32に続く

敵キャラで気になったキャラは?

  • 1:ミオウ
  • 2:メアリィ
  • 3:ジョルジュ
  • 4:ナタリー
  • 5:黒マントの少女
  • 6:マーガレッタ
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