東方変龍伝 休載中   作:RYO94

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どうも、マニピュレイターです。
最近恋色マスタースパークのメタルアレンジにはまったです。
どうでもいいですか。あ、はい(´・ω・`)
始まります



※8/21 後書きの内容を少々変更


第2話 苦労人な人形使い

さて、俺は今危険な森の中で迷っている。そして俺の目の前には俺のいた世界では見れない人ではないナニカがいる。

しかしこれを目の前にした俺は自分でも驚くほど冷静だった

 

「ふむ、なんだこれは」

 

「がるるるるるるるるるる!!」

 

狼のようだが人型だ。だが人間特有の理性はなく獣のそれのようだ。

故にこれは人間ではないと俺は瞬時に理解した

 

「これは逃げた方が得策かもしれないな。戦う、という選択肢は毛頭ない。」

 

だが、このまま背を向けて逃げ出しても食われるのがオチだ。そんなものは認めない。無理矢理こんな場所に連れてこられて、理不尽に死んでいくなんてごめんだ。

何か対策を建てなければ

幸いにも俺は運動神経は悪いって訳じゃない。隙を作れれば逃げれるはずだ

で、その隙を作る方法だが

 

「おら、かかってこいよ!」ユビクイッ

 

挑発だ。反応は?

 

「があぁぁあぁぁぁぁ!!!」

 

見事に引っ掛かり飛び付いてきた

どんな生物も怒れば攻撃が単調になり読みやすくなる

こいつは飛び付いてきた訳だからそのまま落下してくるわけだ。あいつはかなり高く飛んだみたいだ。確実に殺れるように。だがそれが仇となったな!

 

 

俺はクラウチングスタートの態勢をとると化け物が最高点に達すると同時に駆け出す

あいつが地につくまでは結構時間がある今のうちに遠くに行ければ!

しかしそんな俺の希望も一瞬にして打ち砕かれた

 

「ぐはっ!」ドサッ

 

背中に衝撃を受けて倒れる。背中には生暖かい感触が伝う。数秒遅れて俺は背中を切り裂かれたと悟った

何故、どうしてと疑問を抱く。空中での方向転換は無理に等しい。だがこれは人間の場合である。相手は化け物、人間の常識は通用しない。

その発達した足で空気を蹴り方向を無理矢理変えたのだろう

俺は諦めた。何度も生きたいと願うがそれを叶えてくれるものはいない。

俺の意識は徐々に薄れていった。痛みによる気絶だ。しかしこれでよかったのかもしれない。起きているときと気絶しているときとじゃあ死への恐怖はかなり違うだろう。

俺は潔く自然に身を預ける。化け物が近づいてきてその異常なまでに発達した腕を振り上げて一気に降り下ろしてくる。

が痛みはいっこうに来ない。

意識を無理矢理回復させ、目を開けると金髪で青い服をきた少女が俺と化け物の間に立っていた

俺はそこで意識を手放した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      ~夢の中~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は今夢を見ていた。何故夢とわかるか?それは四、五歳頃の俺がいるからだ。そしてそいつの目の前には親父とお袋がいた。記憶の片隅にある忘れかけの記憶が呼び戻される

 

『信輝・・・・・は・・・織田の子孫であり・・・・・・の末裔だ』

 

なんだよ親父、よく聞こえねぇよ

 

『あなたはその身に・・・を宿し、・・・・になるのよ』

 

え?どういうことだよ

 

『今は理解できないだろうが、お前が十八歳になる頃思い出すだろう』

 

『あなたは・・・・』

 

重要であろう部分がよく聞こえない

だが最後に発せられた言葉はしっかりと聞こえなた

 

『お前は竜人となり、人々を救うんだ!』

 

そこで夢は終わった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      ~現実~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

顔に当たる光のおかげで目が覚めた

 

「知らない天井だ」

 

とりあえず起き上がろうとするが

 

「っ!!」

 

背中に激痛が走り再び倒れてしまう。

起き上がるのは無理と考えた方が妥当だろう。それならばと部屋を動かせるだけ見渡す。女子の部屋だろうか、棚に人形がたくさん置いてある

 

「うぅむ、ここは何処なんだ?」

 

「あら目が覚めたのね、体調はどう?」

 

扉から入ってきたのは意識を失う前に見た少女だった

 

「あんたが、助けてくれた、のか?」

 

「ええ、そうよ。背中の傷が思ったよりも深いわ。今は起き上がろうとしても当分は無理よ」

 

どうやら傷が深いらしい。そりゃあ倒れるわ

 

「ところであなたの名前は?」

 

「名前、俺の名前は、織田、信輝だ。あんたは?」

 

「私はアリス・マーガトロイドよ。」

 

「そうか。アリス、礼を言う。助けてくれてありがとう」

 

「別に、目の前で襲われてる人間を見殺しにしたら、さすがに寝つきが悪くなるわ。だからよ」

 

そういいながらぷいっと顔を背けるアリス。これが世に言うツンデレというものか?

 

「まあいいや、これいつ頃治るかな」

 

「さあ、私は医者じゃないからわからないわ。まあ最低でも二週間あれば全快するんじゃないの?」

 

だとすると動けるようになるのは一週間といったところだろう

 

「ならば一週間程経ったら魔法の森の出口まで案内して欲しい」

 

「なっ!危険よ!ただでさえ普通の人間が迷い混んだら死ぬ可能性があるのに!それにここから出たとしても人里まで距離があるわ、その道中でも妖怪が襲ってくるのよ!」

 

「なるほどあの化け物は妖怪と言うのか。人里まで距離がある、か。今は大丈夫な気がするよ」

 

根拠はないがそう感じる

 

「とにかくそんなのは認めないわよ、助けた人間を傷が完治する前に放置は釈然としないのよ。わかったら素直に言うこと聞きなさい」

 

どうやら二週間経つまで帰してくれそうにない。仕方ないか

俺はしょうがなく布団に潜り込み、意識を手放した

 




どうでしたでしょうか。前回のラストに出てきたのはアリスさんでした。
ここのアリスさんは魔理沙大好きですね。でも別にそれで他の人への態度が変わる訳じゃないですけどね?
今回はこれで終わりです。ではまた次回
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