出来るだけ毎週投稿をしていきたいと思います。
表現が下手ですが、快く読んでいただけると幸いです。
【序章】
さぁ、この世界へ幻想入り!
「どうして今日はこんなにも暑いのかしら。日もあまり出ていないのだけれど…」 幻想郷、博麗神社。通称[博麗の巫女] 【博麗 霊夢】神社の鳥居から本殿の前に続く道を箒で落ち葉を掃きながら彼女は呟いていた。
今日は彼女が言うように、確かに日差しが強いわけでもないのだが、妙に暑い日であった。 「…んー、少し天気の様子をみてみようかしら。」そう言って浮き上がり、神社の上から雲や太陽の様子を見ることにした。
別段、変わった様子はない。雲が多く太陽が出ているわけでもない。だが、ひどく暑い…いや、熱いのだ。 (何かの反応で熱が発生している…?でも、周りは特に何も…) 気になった霊夢は幻想郷を見回してみた。すると、神社の石階段とは反対の方向に不自然に広い空き地があった。 (あれ?あんな所に木のない草原なんてあったかしら?) 森の中にあり、あまりにも不自然なので近づいてみることにした。
---少女移動中---
「ここね。」霊夢は草原に辿り着いて、少し辺りを見回す。 (さっきより少し暑くなったわね。ここに何かあるのかしら?) ふと、上空を見上げた。「なっ…!?」そこには、神社の上空からは雲で見えなかった、わずかな結界の穴が空いていた。「大変…!紫はいる…?」すると、霊夢の横に口の様な隙間が現れ、そこから1人の女性が出てきた。「一体どうしたというの…?すぐに塞ぐわよ、霊夢。」[スキマ妖怪] 【八雲 紫】幻想郷では1番強い妖怪で、幻想郷を取り巻く大結界は、博麗の巫女とこの妖怪の力で出来ている。「今、準備するわ。紫ももう少し離れて作業を開始して頂戴。」「わかってるわ。幸い小さいから、なんとかなるわね。」そう言って2人が結界の修復を始めようとした矢先、人が1人、結界の穴から落ちてくるのが見えた。「危ない!」霊夢が急いで飛んで行き、保護をした。「ふぅ。この少年は、外の世界からきたのかしら…?でもまぁ、ひとまず大丈夫ね。」一旦少年を草原に横にし、紫と結界を修復した。
「これで大丈夫ね。原因はこっちで調べておくから、あとは…その子をどうにかしてあげてね♪」「原因の調査は任せるわ。でも、どうにかって…どうすんのよ。」「どうにも、行く先もないし、博麗神社が安全でしょ?スキマに来るよりも。たまに顔出すから、宜しくねぇ〜♪」そう言うと紫はスキマと消えていってしまった。「もう。とりあえず、目が覚めてから話を聞くしかないわね。」霊夢は少年を抱えて博麗神社に帰った。
-1時間後-
「よくわからない暑さもなくなって、気持ちよくなったわねぇ…。」 霊夢はお茶をすすりながら縁側で日向ぼっこをしていた。 「…あれ?ここは…?」後ろから、少し高い声が聞こえた。 「あら、気が付いたみたいね。」霊夢が少年の元へ移動する。「僕…大きい岩を見つけて…それに触れた瞬間、眩しくなって…」 「あなた、空から降ってくるんだもの、慌てたわよ。あ、私は博麗 霊夢。あなた、外の世界の住人だったのね。名前は?」 まだ少し困惑しているようで、時空移動の衝撃で少し記憶が欠けてしまったらしい。「僕は…僕の名前は、空風 天華《そらかぜ てんか》。両親は気がついたらいなくて、児童養護施設で名前を付けてもらって、生活してたんだ。僕、冬の季節が好きなんだ。だからこの名前は、冬の季語と雪の名称を使って付けてくれたんだ。」 響きが良い。 「ふぅん…?いい名前じゃない。…両親はいないのね。帰ることなんて出来るかわからないし…でも他に居場所も無いわ…仕方ない、ここに住んでいいわよ。(人気出そうだし)。」1人でいるよりも楽しそうだと霊夢は思った。「あ…はい!戻れないのかぁ…でも、ここもいい所ですね。ここから見る限りでも、綺麗な景色だと思いますよ。」興味深々に外を眺めている。「ふふっ、可愛いわね。敬語じゃなくてもいいわよ?この幻想郷について、色々話してあげるわ。「やったー!」
今日はこの後ずっと、天華に幻想郷について色々話してあげた。様々な妖怪がいることや、妖精がいること。少年は非常に興味深く話を聞いてくれていたそうな。
ここから仲を進展させていきます…。
ちなみに天華君のスペック
空風 天華 (そらかぜ てんか)
歳は12くらい。
少し幼さの残る声で、性格は優しく、落ち着いている。
身長:136cmくらい
外の世界では、児童養護施設で育ってきた。両親は物心ついたときにはいなく、記憶にないという。
霊夢と過ごしていく上で少し好意を抱いていく…?