IS仮面ライダーの力を持つ男はアベンジャーズの一員!? 作:バケツ頭
「はぁ、終わったぁ。」
「なんとか1日め終わったな。」
IS学園の初日を終えた俺たちは教室でたむろしていた。
「授業がさっぱりわからん。」
「そんな事ないだろ。大分簡単だったろ?」
「あれで簡単なのか!?」
「まあ一夏が古い電話帳と間違えて参考書を捨てる程の馬鹿だからな。」
これを聞いたときは本気で焦ったよ。此処までとは思わなかった。
「サムは授業の内容わかるのか?」
「まあね、大体は。」
「織斑君、加賀山君此処にいたんですか!」
見ると副担の山田先生が教室に入ってきた。
「どうしたんですか?」
「織斑君と加賀山君の部屋割りが決まったんですよ!」
「えっ?俺たちは確か数日は自宅から通学するって聞いたんですが。」
「その事なんですけど、事情が事情なので政府が無理やり部屋割りを変更したんですよ。」
大方、保護っていう感じだろう。家に帰って拉致られたんじゃ洒落にならんからな。まあ俺は返り討ちにするが。
「じゃあ荷物は如何したら?」
「織斑君の荷物なら」
「私が用意してやった。有り難く思え。」
何時からいたんだよ?
「加賀山の分はホテルにあったものを持ってきてやったぞ。」
「ああ、つかぬ事をお聞きしますが‥‥俺のコレクションは持ってきてくれてるんですよね?」
「全部持ってきてやった。全くあれの何処が面白いんだ。」
ふっふっふっ、俺のコレクションのよさを分からないとは。可哀想な人だ。
バシーン!
「痛ぇ!」
「今失礼なこと考えただろ。」
あんたえすぱーかなんかかよ!?しかも何気に今の痛かったし。
「あのじゃあ俺の荷物は。」
「着替えと携帯の充電器だけで十分だろう。」
其れだけで生活できる人は娯楽という楽しみが無いんだろうな。
「これが鍵です。」
そう言って山田先生は一夏と俺に鍵を手渡した。俺が1024号室で、一夏が1025号室だ。
「それじゃあ行くか。」
♢
「じゃあまた明日な。」
「おう!」
一夏と部屋の前で別れ俺は部屋に入っていった。中には俺の荷物が散乱していた。
「はあ、片付けか。」
恐らくは女尊男卑主義の女が荷物を置いたんだろう。ニューヨークの一件で少しは女尊男卑は無くなったがまだこういう事をする奴らがいる。
「ダンボールの中身は無事か。」
俺はダンボールを開け中身の確認をした。
「よかったあ、傷は付いてない。」
俺はダンボールを仕舞い部屋に散乱している私物をコツコツと直し始めた。
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次の日
「なぁ」
「‥‥‥」
「なぁって、何時まで怒ってんだよ。」
「‥‥‥‥怒ってなどいない。」
「顔が不機嫌そうじゃん。」
「‥‥‥生まれつきだ。」
箒は朝っぱらから何やらご機嫌斜めね。
原因は何だ?
「おい一夏、箒何怒ってんだ?」
俺が小声で一夏に聞くと、
「俺も何やらさっぱりわからん。」
まあいいや。兎に角今は食堂のおばちゃんに無理言って作らせてもらった俺特製のハンバーガーを食べるとしよう。
「ねぇ、此処の席いいかな?」
俺がハンバーガーを堪能しているとトレイを持った女子三人がテーブルにやってきた。
「ああ俺は別にいいけどサムは?」
「どうぞどうぞ。」
俺はハンバーガーを口に頬ばりながら席を勧めた。
周りで何やら騒ついているようだが俺は其れを気にせずハンバーガーを食べ続けた。
「織斑君って朝からそんなに食べるの?」
「男の子って感じだね。」
「加賀山君は其れだけしか食べないの?」
「ああ、朝は別にこれ位で良いんだよ。」
「ていうか、女子って朝それくらいしか食べないのか?」
俺が言うのもなんだが女子のトレイは明らかに一夏のより少なかった。
「私達は、ねぇ。」
「ま、まあ平気かな。」
「お菓子食べるし。」
「私は先に行くぞ。」
俺たちが女子三人と話している間に朝食を完食した箒は立ち上がり先に行ってしまった。
「ん、ああまた後でな。」
「織斑君って篠ノ之さんと仲がいいの?」
「同じ部屋って聞いたけど。」
そうか。だから箒機嫌悪かったんだな。こいつやらかしたな。
「ああ、まあ幼馴染だし。」
幼馴染という単語を出した瞬間周りが一気に騒ついた。
「何時まで食べているつもりだ!食事は迅速に効率よく取れ!遅刻者はグラウンドを10周させるぞ!」
織斑先生に急かされ残りのハンバーガーを詰め込みコーヒーを一気飲みした。そして俺は教室へと向かっていった。
今回は此処までです。感想アドバイスお待ちしてます。