IS仮面ライダーの力を持つ男はアベンジャーズの一員!?   作:バケツ頭

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何故ドイツの軍人は一夏を嫌うのか

俺は織斑先生に先ほどの勝負で使ったミッドナイトシャドーの別人格達が出来た経緯も全て話していた。

 

「というわけで別人格が現れたという事なんですよ。」

 

「成る程な。それでは今の事を報告書にまとめ提出しろ。」

 

「わかりました。織斑先生、一つ聞きたい事が。」

 

「なんだ?」

 

「以前、アベンジャーズを断った理由がドイツに借りがあるって言ってましたよね?」

 

「そうだ。」

 

「その事について教えてください。恐らくボーデビッヒさんと関係があるんじゃないですか?」

 

あそこまで一夏に敵意むき出しにするって事は相当恨みがあるとみた。

 

「数年前の第二回モンド・グロッソの時、一夏が何者かに誘拐された。私は試合を放棄し一夏を助け出した。その時にドイツ軍に協力してもらったお返しに1年ほど出ドイツに出向していてな。ラウラはその時の教え子だ。」

 

ドイツに借りがある理由は分かった。だがそれとボーデビッヒさんが一夏を嫌う理由はなんだ?

 

「でもその教え子が何で関係ない一夏を嫌うんですか?」

 

「その理由はわからんが兎に角お前にラウラの事を頼みたい。」

 

「はい?何故ですか?俺だいぶボーデビッヒさんを煽りましたけど。だいぶ印象悪いですよ。」

 

「無理にとは言わない。唯ちょっとでも話を聞いてやってくれ。」

 

う〜ん。織斑先生の気持ちも分かるけど。でも今はシャルロットの事に集中したいし。

 

「ん〜、一応話はしてみますけど、あまり期待しないでください。」

 

「わかった。すまないな。」

 

そう言い残し俺は職員室を出た。さてとどうしたもんかな。また悩みの種が一つ増えた。

 

「もう部屋に戻ろう。」

 

ドドドドドドッ!!

 

「なっ、なんだ!地震か!?」

 

突然激しい揺れと音が響いてきた。見ると大勢の女子達が俺の目の前に現れた。

 

「「「「「加賀山君!!」」」」」

 

「な、何?」

 

「「「「「学年別トーナメント私と組んで!!」」」」」

 

そうか、いやでもいきなり言われても………そうだ、シャルロットだ!あいつと組んでる事にすれば、

 

「ごめん、俺はシャルルと組むから。」

 

「デュノア君ならもう織斑君と組んでるけど。」

 

「………………………」

 

一夏の野郎、覚えてやがれ!でも参ったな。誰にしよう?悩んでるこんな時は!

 

『回して、決めろ。言い訳ルーレット!!』

 

グルグルグルグル!!

 

『もう既にパートナーを組んでいる!』

 

グルグルグルグル!!

 

『パートナーはその日の当日の抽選で決める!』

 

グルグルグルグル!!

 

『ボーディビッヒさんと組むから諦めて!』

 

これだ!ボーディビッヒさんと話ができて、更にトーナメントの相手も見つかる。正に一石二鳥だ。

 

「悪い、ボーデビッヒさんと組む事にした。」

 

「まあ、ボーデビッヒさんなら。」

 

「いいけどね。」

 

あら?意外とあっさり引き下がるのね。さてと、ボーデビッヒさんの所に行くか。絶対に気まずいけど、嘘だったって言ったら怒られそうだし。

 

 

 

場所は変わりボーデビッヒさんの部屋の前に来た。怒ってるかな。

 

コンコン!

 

「ボーデビッヒさーん!」

 

「帰れ。」

 

そりゃないよ。

 

「ちょっと話聞いてよ?お前さんもトーナメントの相手いないんだろ?」

 

ガチャッ!

 

「お前に聞きたい事がいくつかある。入れ。」

 

今日は質問や返答がおおい気がする。俺はボーディビッヒさんに言われる通り部屋の中に入っていった。

 

「お邪魔しまーす。」

 

 

「加賀山、お前は何故強い?」

 

「は?」

 

「さっきの戦い、力の半分も出していなかっただろう?」

 

ばれてるのね。まああんなふざけ倒した勝負だし。そんなに力は入れる必要がないと思った。それにあれは教員が来るまでの時間稼ぎだけだったからな。

 

「確かに。まあ経験の差だ。俺の方が実践なれしてる。」

 

ロキとの戦いが終わり、ニューヨークにいる間も新たに出てきたヴィラン達と戦ってきた。其れなりには鍛えてますから。

 

「それより、俺も聞きたい事がある。何で一夏をあそこまで嫌うんだ?あいつにイタズラでもされた?」

 

「織斑一夏は教官を弱くするからだ。それに教官ら我がドイツでご指導して頂くのが一番なのだ。」

 

一夏が織斑先生の弱みって事か?まあ納得はいくけど。

 

「へぇ。あんまり人の私情に首を突っ込むのは嫌なんでね。そこんところは自分達でなんとかしてくれ。でもお前さん、織斑先生の事を本当に尊敬してるんだな。」

 

「勿論だ。私はあの人の様に強くなりたいと思っている。」

 

「そっか。それじゃあトーナメントの話に戻るけど。」

 

「別にお前とペアを組んでも構わん。但し、私の邪魔だけはするな」

 

「へいへい。それじゃあそういう事で手続きしとくから。」

 

俺は椅子から立ち上がり部屋を出ようとした。あっ、そうそう。一つ言い忘れてた。

 

「お前誰?」

 

「何を今更。私はラウラ・ボーデビッヒだ。」

 

「わかってんじゃん。それを忘れんなよ。」

 

「?」

 

俺はそのまま部屋を出て行った。

 

 

 




今回の事で別にサムがフラグを立てた訳ではありません。ヒロインはあくまでもシャルロットだけなのでご了承ください。
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