IS仮面ライダーの力を持つ男はアベンジャーズの一員!?   作:バケツ頭

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夏休み開始!〜夏休みは波乱の予感〜
臨海学校初日!


 

 

『ハンバーガーショップ♪ハンバーガーショップ♪熱い戦い〜ハンバーガーショ』

 

「ふわぁ〜あ。誰だこんな朝に。もしもし?」

 

『あっやっと出た。サム今どこ?』

 

電話をかけてきた相手はシャルロットだった。

 

「シャルロットか。何?」

 

『何じゃなくてもうバス出るよ。』

 

「へ?……………………」

 

時計を見ると既に集合時間を過ぎていた。…………

 

 

「うわぁぁぁぁぁ!!遅刻だぁぁぁ!!」

 

俺は慌てて服をパジャマから制服に着替え急いで部屋を出た。1秒でも早く行かねば。織斑先生にイッテイイヨーされてしまう!

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

一組が乗っているバス内

 

「シャルロット、サムは今起きたのか?」

 

「うん。多分すぐ来ると思うけど。」

 

「それではこれより出発する。出してください。」

 

織斑先生が運転手さんに頼みバスは動き出した。徐々にバスがスピードを上げていく中、バスの後方では聞き慣れた声が響いていた。

 

「おーい!!待ってくれぇ!!」

 

「ど、どうします織斑先生?」

 

「放っておけ。遅刻する奴が悪い。」

 

やっべぇ!!全然止まる気配なしだ。そう言えば行き道はこの先を左だったな。そしてそこには歩道橋があったはず。ようし!俺は方向転換し路地裏へと入った。

 

「加賀山君が消えました。」

 

「あいつもどうやら諦めた様だな。」

 

 

俺は路地裏を抜けバスが通る歩道橋の上に登っていた。辺りを見回すとちょうどバスが此方に向かってきていた。

 

「織斑先生、あれ?」

 

「あいつ…………まさか……」

 

俺はバスが歩道橋と差し掛かるタイミングを見計らいバスへと飛び降りた。

 

「トォッ!!」

 

バスへと飛び移った俺に気づき運転手さんはバスを停止させた。俺は下に降りバスのドアの前に立った。そしてバスの扉が開かれる。そこに居たのは出席簿を構えた織斑先生の姿だった。

 

「お、おはようございます。織斑先生。」

 

「…………………………」

 

その後俺の意識は数時間飛んでいたとさ。

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

「ム………起きろって、サム。」

 

「ん…………何があった?」

 

目が覚めると俺は一夏の隣に座っていた。どうやら俺は織斑先生の出席簿により気を失っていた様だ。あぁ痛い。前までは寝過ごしてもシャルロットが起こしてくれてたからよかったけど目覚ましを忘れずにセットしとかないと。

 

「馬鹿者め。歩道橋からバスに飛び移る奴があるか。」

 

「そうだぞ、あんな007みたいな動きして。」

 

「それだったら最初からバス停めたらよかったじゃないかぁ。」

 

まぁ遅刻した俺が一番悪いけど。まぁ何やかんやでもう旅館に着いてしまった。ようしこうなりゃとことん楽しんでやる!

 

「加賀山、帰ったら反省文100枚提出しろ。」

 

テンションだだ下がりだ。

 

 

 

ところが綺麗な海と青い空によりそのテンションはハイテンションへと変わった。やっぱり夏は海に限る。俺は椅子とパラソルそしてアロハシャツと水着、更には俺の音楽プレーヤーを装備している。

 

「いよっと!」

 

パラソルを差しサングラスをかけた俺は椅子に座り一息ついた。音楽プレーヤーからはハワイアンミュージックが流れている。気持ちはワイハーだぜ!日本だけど。

 

「ねぇねぇさむさむ〜!」

 

声がする方を見ると布仏本音さんことのほほんさんが俺の前にたっていた。いつもいる女子達も一緒だ。

 

「何だ?」

 

「後でビーチバレーしようよ〜」

 

「オッケーイ!」

 

そう言えば最近全然リラックス出来なかったからなぁ。今日くらいはゆっくりしよう。

 

「サム此処にいたの。」

 

「おうシャルロッ、ト?」

 

「ど、どうかな。この水着?」

 

シャルロットの水着は鮮やかなイエローのビキニだった。か、可愛い。可愛すぎる。

 

「よく似合ってるよ。それに、か、可愛いし。」

 

「本当!!(水着を新しくしてよかった♪)」

 

さて俺はビーチバレーまで暫く一眠りするとしよう。シェスタシェスタお昼寝だーい。

 

 

 

 

 

布仏さん達とのビーチバレーが終わり俺たちは海の家に来ていた。いやー織斑先生やっぱ強いね。本当に何でもできるなあの人。

 

「あー腹減った。さてと何にするかなぁ。」

 

「ん?なぁサムこれに挑戦して見たらどうだ?」

 

すると一夏は一枚のビラを俺に手渡してきた。見るとそこには、

 

「ハンバーガー大食い大会だと!?」

 

誰よりも多くハンバーガーを食べれた人がハンバーガーのトロフィーを貰えると書いてある。なぜ海の家でハンバーガーなのかというツッコミを入れたい所だがそんな事どうでもいい。ハンバーガー愛好家の俺にとってこんな大会出ないわけがない。

 

「おっちゃん俺やんぞこれ!」

 

「おっ!挑戦する?もう他に挑戦する方はいないですか?」

 

「ちょっと待て!俺も参加するぜ!」

 

見るとそこには中学生くらいの5人組の男女が水着を着て立っていた。こいつらも挑戦すんのか?俺は海の家のおっちゃんに言われた席についた。そして俺の目の前に出されたのは山積みにされたハンバーガーだった。おおこれがこの世の天国か。

 

「レオ頑張ってください!」

 

「全く無駄な事を。」

 

「まぁまぁ良いじゃないか。」

 

「何でも良いからさっさと始めろ。」

 

「加賀山君頑張ってください!」

 

「サム頑張れー!」

 

周りには数多くのギャラリーが集まっていた。中には教員の姿もちらほら見えた。

 

「それではハンバーガー大食い大会、スタート!!」

 

こうして男達の戦いの火蓋は切って下された。俺は一つ、また一つとハンバーガーを頬張った。味はなかなか美味い。そして食べつつも水分補給を忘れない。俺はその作業を数十分程続けた。周りの挑戦者が倒れていく中残ったのは俺と中学生だった。

 

「げぷ。い、いま何個だ?」

 

「今48個目だ!あの中学生の兄ちゃんと同じだぞ!」

 

「くそっ〜!後一つ!」

 

残り時間も僅か。だが俺の腹は限界に来ていた。サイズは小さいが普通に量が馬鹿みたいに多く食べてしまったため、お腹がパンパンになっていた。向こうも同じ状態だった。手が止まっている隙に相手はハンバーガーを一つ口に無理やり押し込んだ。

 

「はっ!!これでハンバーガー49個目だ!」

 

「残り時間1分!」

 

ハンバーガー愛好家の俺としては負けるわけにはいかない。こうなったらやけくそだ!俺はハンバーガーを二つ手に取った。そして二つのハンバーガーを一緒に手で挟んだ。

 

「なっ何!?」

 

「これで……終わりだぁぁ!!」

 

最後の二つのハンバーガーを口に押し込み水で其れ等を流し込んだ。

 

「ハンバーガー50個目完食!」

 

「其処まで!!皆様当店で最高新記録がでました。優勝者ハンバーガー50個完食、加賀山沙夢さん!!」

 

海の家家の人たちやギャラリー達が拍手している。そんな中俺は店主からトロフィーを手渡された。しかし今の俺には吐き気しかなかった。

 

「サム大丈夫か?」

 

「ちょ、ちょっと肩貸してくれ。」

 

俺は一夏とシャルロットに肩を貸してもらい海の家から出ようとした。すると先程の5人組の1人の男が此方の前を通り過ぎようとした。

 

「また近いうちに会おう………………仮面ライダー」

 

「えっ?」

 

男はそう言うと中にいる4人の方へと戻っていった。そんな事より今は腹の調子を戻さねば。当分、ハンバーガーはいいや。

 

 

 

 

 

 

 

 




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