IS仮面ライダーの力を持つ男はアベンジャーズの一員!?   作:バケツ頭

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今回、例の五人組が登場します。


1日でどんだけ問題が起こるんだよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、楽しかった自由時間も終わり専用機持ちには大量の装備が送られてくる。武装のデータ等をとるためらしい。俺以外は…………

 

元々俺がマッハドライバーやシグナルバイク等を作っているから、俺が作らない限り追加の武装は一切無いということだ。いや、作りたいんだよ。唯ね、つい自分の趣味に浸ってしまうから時間が無い。まぁその分俺はマッハドライバーの調整をする事ができるから良いけどね。

 

さてさて、武装のデータもとり終わり専用機持ち+箒は海岸に集められた。何で箒まで集められたのかは分からないが何か嫌な予感がするな。

 

「これで全員揃ったな。」

 

「何で箒がいるんですか?」

 

「それは私から説明しよう。実は」

 

「ちーーちゃーーーーーん!!」

 

その声の主は何処から凄いスピードで此方に走ってきた。その声の主こそISを開発した天才科学者、篠ノ之 束さんだった。嫌な予感が当たった。

 

「…束…」

 

束さんは上空に飛び織斑先生目掛けて落下していった。しかし織斑先生は軽くアイアンクローで受け止めた。それにしても改めてあの人も人外だなぁと思う。

 

「相変わらず容赦無いアイアンクローだ、ねっ!!」

 

織斑先生のアイアンクローを抜け出し着地すると次は箒の方を見た。

 

「やぁ!」

 

「…………どうも。」

 

「久し振りだねぇ!!こうやって会うのは何年ぶりくらいかな?それにしても大きくなったねぇ…………特におっぱいが」

 

そう言った瞬間箒は木刀で束を殴った。そりゃ自業自得だ。でも箒も一体何処から出したんだ?

 

「殴りますよ。」

 

「殴ってから言ったぁ!箒ちゃんひど〜い!!」

 

「おい束、自己紹介くらいしろ。」

 

「え〜めんどくさいなぁ…………私が天才の束さんだよ〜、はろー。

はい終わり!」

 

適当すぎるだろ。

 

「この人が天才科学者でISの開発者」

 

「篠ノ之 束。」

 

「又の名をクレイジーガール、マッドサイエンティストなどなど。」

 

「ひどいな〜さっくん。久しぶりなのに。」

 

「あんたも相変わらずだよ。で何しに来たんだ?」

 

「そうそう!さぁ上空をご覧あれ!」

 

言われるままに上を向くと物体が舞い降りてきた。その物体は俺たちの目の前に降り立つと姿を赤いISに変えた。

 

「このISは」

 

「ジャジャーン!これぞ、箒ちゃん専用機の紅椿!!全スペックが現行ISを上回る束さんお手製ISだよ!」

 

「これが………紅椿」

 

「何たって紅椿は束さんの手作りで第四世代型ISなんだよ〜!」

 

お手製クッキーみたいなノリで言ったが今とんでもないこと言ったぞ。まだ各国でも第三世代の試験機が完成したってのに。

 

「さぁ箒ちゃん、今からフィッティングとパーソナライズを始めようか!」

 

箒は自分の専用機を前に何を考えているのだろうか。強大な力を手に入れた時人間は変わる。俺は何度もその光景を目にしてきた。悪い方には行って欲しく無いものだ。

 

そうこう考えてるうちにフィッティングとパーソナライズが終了し紅椿を起動させた。紅椿はぐんぐんにスピードを上げていった。速度はアイアンマンスーツくらいか、それ以上かもしれない。俺は次々と紅椿の驚異的な性能を見せられ不安が過ぎった。俺の考え過ごしならいいが。

 

「お、織斑先生!大変です!!」

 

見ると山田先生が何やら慌てて走ってきていた。

 

「如何した?」

 

「こ、これを。」

 

「特命任務レベルA、現時刻より対策を始められたし…………………テスト稼働は中止だ。お前達にやって貰いたいことがある。」

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

俺たちは宴会場に集められ任務の内容を聞いていた。2時間前ハワイ沖の研究施設からアメリカ、イスラエル共同開発の『銀の福音』が制御下から離れ暴走し離脱したらしい。衛星からの情報によると福音はここから2㎞離れた空域を通過するらしい。そこで学園のお偉いさんたちが俺らで対処しろって言ってきたんだとよ。

 

「目標ISのスペックデータを要求します。」

 

「わかった。ただし決して口外するな。情報を外部に漏らした場合諸君らには審問委員会による裁判と最低2年の監視がつけられる。」

 

「了解しました。」

 

すると『銀の福音』のスペックデータがモニターに映し出された。

 

「特殊射撃型…………わたくしと同じオールレンジ攻撃が行えるようですわね。」

 

「攻撃と防御の両方に特化したIS………厄介ね。」

 

「このデータじゃ格闘性能が未知数だね。」

 

「偵察は行えないのですか?」

 

「それは無理だ。機体は常に音速飛行を続けている。アプローチは精々一回が限界だ。」

 

成る程、一撃必殺って事か。でも如何する?チェイサーは飛べないし、仮にスカイライダーになったとしても音速について行けるかどうか。いや待てよ一夏なら。

 

「白式の零落白夜を使えば如何でしょう?」

 

「確かに零落白夜ならいけるかもしれないね。」

 

「でも福音まで如何やって運ぶのかが問題ですわね。」

 

「ちょっと待て!俺が行くのは決定事項なのか!?」

 

「「「「「「当然」」」」」」

 

ここは一夏に頼るしか無い。こういう時にアイアンマンスーツがあればなぁ。俺も今度一着作ってみようかな。

 

「織斑これは訓練ではなく実戦だ。もし覚悟が無いなら無理強いはしない。」

 

「……………………やります。俺が…やってみせます。」

 

移動手段についてセシリアが案を出したがそれは束さんの登場により没となった。

 

「ちーちゃんちーちゃん!ここは断然紅椿の出番なんだから!」

 

束さんが何処からともなく現れ第四世代の紅椿の説明をした。ん?何か違和感があるな。そもそも何故、このタイミングでISの暴走が?更に箒の専用機の登場、考えれば考えるほど仕組まれたものとしか思えない。だとしたらこの事態を引き起こしたのは束さんか。まぁ驚きはしない。こういう可能性も0ではなかったからな。

 

「では作戦開始は30分後とする。」

 

おろ?如何やら会議が終わったようだ。俺は立ち上がり部屋を出て行った。

 

 

 

 

 

そして30分後、箒と一夏は出撃しようとしていた。

 

「箒ちょっと良いか?」

 

「なんだサム?」

 

「後悔するような事するなよ。」

 

「わかっている。一夏は私が守る。」

 

「だと良いんだがな。」

 

 

 

 

しかし数十分後一夏は瀕死の重症の状態で戻ってきた。聞くところによると密漁船を庇い福音にやられたらしい。一番最悪のシナリオだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「シャルロット箒は?」

 

「それが、ずっと一夏の側を離れないんだよ。」

 

俺は一夏が寝ている部屋の前に立ちノックし入った。見ると一夏が点滴を打たれ寝ていた。そしてその側にはずっと下を向き涙を零している箒の姿もあった。俺はゆっくりと箒の隣に座った。

 

「はぁ、密漁船をかばったんだってな。」

 

「……私は………一夏を守れなかった……」

 

「後悔先に立たずってか…………なぁこういう言葉知ってるか?」

 

「…………」

 

「『大いなる力力には大いなる責任が伴う。』って。」

 

「大いなる…………責任」

 

「そう。箒は今日大いなる力を手に入れた。その力を身勝手に使うも他人の為に使うも箒次第だ。俺は大いなる力を得て人助けの道を選んだ。だから俺は正しい道を行く事をオススメするね。」

 

「私は…………」

 

コンコン

 

「サム、織斑先生が呼んでるよ。」

 

「ああ、今行く。…………箒」

 

「この言葉だけは忘れないでね。」

 

俺はそう言い残し再び織斑先生がいる部屋に向かった。如何やらシャルロットも呼ばれているようだ。

 

「俺たちって待機のはずでしょ?何かあったんですか?」

 

「実は先ほどからこの付近で謎のISの反応が検出されている。学園側はこれも我々が対応しろと言ってきている。」

 

そんな無茶苦茶な。お偉いさんは何を考えてんだ。

 

「それで僕、私とサムですか?」

 

「そうだ、今動けるのはお前たちしかいない。」

 

「わかりました。では15分後に出発します。」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

俺は15分の間にスカイターボを旅館前に呼び寄せていた。しかし奇妙すぎる。何故廃工場からISの反応が…………

 

「サム、準備できたよ。」

 

「よし、行くか。」

 

俺はシャルロットを後ろに乗せスカイターボを廃工場に向かって走らせた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

廃工場に到着した。辺りは薄暗くホラー映画の様な不気味な雰囲気を醸し出していた。そのせいかシャルロットも俺の腕を持って歩いている。

 

「な、なんだか不気味だね。」

 

「そ、そうだな。」

 

俺がこの世で一番苦手なものは幽霊とかそういう心霊系なんだよな。ゾンビとかヴァンパイアとかは大丈夫だけど。

 

ガシャアンッ!!

 

「「うわぁぁぁぁ!!」」

 

突然背後にとんでもない音が鳴り響いた。夜という事もありやたら響いた。後ろを覗き込むとただドラム缶が倒れただけであった。

 

「な、何だ。びっくりさせやがって。」

 

「おやおや、あの仮面ライダーがこんな物音に怯えるとは傑作だね。」

 

「「!?」」

 

声のする方を振り返ると先日海の家にいた4人の中学生くらいの男女がいた。何だ、昨日のやつらか。

 

「如何したんだ?大食い対決のリベンジか?それともサインが欲しいの?」

 

「貴方に是非我々の元に来て頂きたくて。」

 

「ちょっと待て!お前ら何なんだよ!?」

 

俺がそう言うと男女は急に笑い出した。本当に不気味な連中だよ。

 

「ふっ、ならお見せしよう。」

 

次の瞬間その男女の腰に現れたのは赤色のベルトだった。しかも真ん中には風車が付いていて俺のトルネードと酷使していた。ってまさか!?

 

「「「「変身!!」」」」

 

「うっ!?」

 

あまりの眩さに俺達は目を覆い隠した。4人を眩い光が包み込みその光が止まると4人の姿は変わっていた。ジャガーを模した仮面に両手にはハサミを装備している者、トガゲを模した仮面に右手にチェーンソーを装備した者、仮面はスネークを模しておりマシンガンを装備した者、そして蝶の様な仮面に手にはレイピアを備えた者までいた。

 

「俺たちはコマンドーファイブ!!」

 

「ファイブ?4人しか居ないぞ。そんな大層な格好して数も数えられないのか?」

 

軽口を叩いているが俺は混乱していた。まさかこいつらが残りの血清を使ったのか。

 

「ご心配なく、あと一人ちゃんといますよ。さ、お呼びですよ…………S。」

 

「あぁ、らしいな。」

 

暗闇の中から一人の男がゆっくりと歩いてきた。その男の腰には既にベルトが巻かれていた。しかしそのベルトは他の4人とは違い風車が二つあり真ん中にVと3の文字が書かれていた。サムはこのベルトに見覚えがあった。昭和仮面ライダーシリーズ第2作目だ。そのタイトルは、

 

「……ふんっ!!…………変身…………」

 

男は右方向に両腕を水平に伸ばし半円を描く様に左斜め上に持ってきた。そして右腕を腰部に一度持って行き素早く左腕と入れ替えた。

 

「……V3……!!」

 

変身が完了すると男はトンボを模した仮面に左腰には偵察用のV3ホッパーを装備し、2本の白いマフラーは風でなびいていた。

 

「version 3.0 。 仮面ライダー V3。」

 

「勘弁してくれ。」

 




今回はここまでです!次回謎の五人組コマンドーファイブと対決!キャラクター設定は次回書きます!
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