IS仮面ライダーの力を持つ男はアベンジャーズの一員!? 作:バケツ頭
夜中の山中で俺の周りには武装したコマンドーファイブの姿があった。俺は変身しており傷を負っていた。
と次の瞬間、コマンドーファイブが一斉に俺に襲いかかってきた。その攻撃の連携は綺麗なほど決まり俺は一瞬のうちに虫の息になった。
「はぁ…………はぁ………」
「止めだ…………」
V3は冷たく言い放ち上空へと飛んだ。そしてそのまま宙返りし俺に狙いを定めV3キックを放った。
「V3キック!」
「ぐぁぁぁぁ!!」
V3キックを受けた俺は後方に蹴り飛ばされた。その時俺の耳に何かが割れる音が聞こえてきた。その音の正体は俺の腰部にあるトルネードが音を立て壊れていくものだった。俺はこの瞬間全てを悟った。そしてトルネードが壊されたと同時に俺の体も徐々に変化し始める。
自分の肉体からバキバキという骨が折れていく音が鳴り響き俺の体は徐々に変化していった。
「嫌だ…………俺は…………変わりたく…………う、うう……………………うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
そして遂に俺の体は仮面ライダーの姿から飛蝗の怪人に姿を変えた。その瞬間、加賀山沙夢の精神は消え去り理性を失った怪物へと変化した。
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「はっ!?」
次に目が覚めると、俺は旅館の一室で寝ていた。先ほど受けた銃弾の傷がまだ痛む。如何やらさっきのは夢だったみたいだ。何でこんな夢なんか………
「サム大丈夫か?」
俺の周りに居たのは専用機持ち+織斑先生と山田先生だ。一夏が元気そうな顔をしているので俺は安心した。
「撃たれた場所以外はね、絶好調さ。」
「加賀山、お前達を襲った奴等は亡国企業と名乗ったそうだな。」
「ええ。彼奴らは俺と類似したベルトを使って変身してました。恐らく俺のじいちゃんが作った血清を投与しているものだと思われます。」
「そうか…………後奴等の写真の件だが」
「はい。あとでブログに載せようと思って。」
「全て此方が預からせてもうぞ。」
「そんなぁ〜。最近ネタが無いから更新できてないんですよ。」
「そんな事私が知るか。」
そりゃごもっともな意見で。俺は携帯のデータから奴等の写真を見ていた。奴等を見て驚いたのが、仮面ライダーV3がいた事だ。俺と同じ転生者か、もしくはV3を知っている誰かがあのベルトを作ったのか?
「あの、サムさんのお爺様が開発した血清って何ですの?」
「キャプテンアメリカは知ってるな?キャプテンの体には超人血清と呼ばれる物が投与されている。その血清によりひ弱なもやし野郎から国民的ヒーローになったそうだ。俺のじいちゃんが開発していたのはそれの改良版?みたいな物なんだよ。じいちゃんは全部で15本の血清を作り出した。俺の体内に投与したのは飛蝗の血清だ。しかしその血清にもデメリットがあってな」
「デメリット?」
「そうだ。血清を投与すると肉体が変化し理性を失う。そして唯暴れまわり人を殺す殺戮マシーンになるというわけだ。けどそのデメリットを止めているのが」
「そのベルトってわけね。」
「でも、そのベルトが破壊されたら」
「加賀山サムとしては死ぬね。まぁそう不安そうな顔しないで。別に豆腐で出来てるわけじゃ無いんだから、そんなに簡単には壊れたりしないよ。」
とは言うものの、これからはもっと用心しないと。俺は知っている事を全て話すと今日は休めと言われ再び眠りについた。当分何も起こらないで欲しいと願いながら。
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亡国企業の潜水艦内ではコマンドーファイブが今回の任務で不満やら愚痴やらを仲間内で話していた。
「あ〜あ。全然歯応えなかったぜ。」
「仕方ないでしょ、クリスが足を撃って怪我したんだから。」
「だ、だって仕方ないでしょ!あれくらい避けると思ったんですから!」
「結局無駄骨というわけか。」
「全くその通りだ。Dr.グリムの気まぐれにも困るよ。」
「……………………」
「どうしたシロウ?」
「いや………」
加賀山サム………………以前亡国企業に入る前見た事があるような気がするが…………気のせいだろうか。
これにて臨海学校終了となります!次回オリジナルストーリー、『別次元編』という事で次回もよろしくお願いします!