IS仮面ライダーの力を持つ男はアベンジャーズの一員!?   作:バケツ頭

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別世界編が思ったより長く続いてしまい申し訳有りません。


眼帯つけてるやつに悪い奴はいないって信じてたのに!(涙目)

「ここだ!」

 

侵入して数十分、監視の目を掻い潜りようやく地下牢に到着した。地下牢には数十人もの人々が囚われていて中には幼い子供までいた。

 

「今出してやる!スカイ…変身!」

 

サムは体内にあるトルネードを出現させスカイライダーへと変身。スカイライダーの強靭な脚力により地下牢の扉は簡単にけり破ることができた。

 

「みんな出ろ!」

 

我先にと地下牢から出る人々。中にはまだ年端もいかない子供の姿もあった。その直後、箒、セシリア、鈴も合流し一気に脱出しようとした時、1人の女性が俺たちに問いかけてきた。

 

「あのさっき連れて行かれた人は助けたんですか?」

 

「連れて行かれた人?」

 

「はい、男の人で赤毛の長髪の人です」

 

「赤毛で長髪…………まさか!!なあそいつの名前は五反田 弾じゃないか!?」

 

「え、ええ。確かそう名乗ってました」

 

「弾は生きてる!!」

 

すると一夏は大急ぎで地下牢を飛び出した。一夏の表情から察するに只事じゃないな。その男と友達か?

 

「おいどこ行くんだよ!?」

 

「サム一夏を追ってくれ!外で合流しよう!」

 

「わかった。全く、しょうがない子ね」

 

俺はそのまま一夏の後を追いかけた。何がどうなってんのか分からないがついていくとするか。

 

 

その頃、

 

 

サム達が侵入してから数十分、改造手術室で五反田弾は今まさに改造されようとしていた。弾は手術台の上に拘束され周りには白衣をきた科学者達が弾を取り囲んでいる。

 

「被験者、五反田 弾の改造をこれより行う」

 

科学者達が弾にメスを入れようとしたその時、ドアを蹴破り手術室に入ってきたものがいた。

 

「貴様らぁ!!」

 

「何の因果がjusticeridersの手先………二代目スケバン刑事、加賀山 サム!!おまんら………許さんぜよ!!」

 

「スケバンは女だろ!?」

 

俺はお手製のヨーヨーを見せびらかした。やっぱ決めゼリフあるのはいいわぁ♪突如現れた俺と一夏に科学者達は驚き慌てふためいていた。科学者は基本的に戦闘能力は0に近い。俺はすかさずヨーヨーを巧みに使い科学者達を撃退していった。科学者くらいならヨーヨーで退治できるぜ。

 

「そらどうだ!」

 

「ぐわぁぁ!」

 

一通り科学者達を撃退し俺はすぐに赤毛のあんちゃんの拘束具を外した。そして一夏が弾の体を揺さぶり目を覚まさせようとした。

 

「おい弾、弾!!」

 

「………うう………ここは」

 

「弾!!よかった」

 

「一……夏…俺は………それに沙夢も」

 

「別の世界のだけどね」

 

「感動の再会の所申し訳ないがそろそろずらかった方がよくね?」

 

「あぁ、行くぞ弾」

 

一夏が弾に肩を貸し俺たちは改造手術室を後にした。しかし、その光景を手術室の監視カメラで見ている男がいた。その男はカーキ色の軍服を纏っており左目の眼帯にヤモリの絵が刻印されていた。左手には鋼鉄でできているであろう鉤爪を装備している。

 

「此奴は死んだはずの………いや、別の世界のスカイライダーか………ククク、面白い。此奴の実力………見せてもらうとしよう」

 

 

 

 

「はっくしょい!!誰か俺の噂してやがるな」

 

俺たちは着々と合流地点に近づいていた。それにしても上手くいきすぎている。こんだけ騒いどいて追っ手が来ないのは不自然だ。

 

「なあさっきから全然怪人とかの姿が見えないんだけど、今日はオフか何か?それともシフト制なの?」

 

「ちょっとくらい黙ってることは出来ないのか!?」

 

とその時、前方をクモンジンとコウモルジンとドクバチジン、そして軍服をきた男が立ちはだかった。

 

「これで満足か?」

 

「久しいな………いや、初めましてかなスカイライダー」

 

「え〜と………どっかでお会いしました?でも生憎と俺の知り合いに眼帯つけてる人は2人しかいないから多分初対面かな」

 

「サム気をつけろ!こいつはネオショッカーの幹部、ゼネラルモンスターだ!」

 

「今は大ショッカーの幹部だ。早速お手並み拝見といこう、お前達奴らを殺せ」

 

ゼネラルモンスターの合図で一斉に飛びかかってくる三体の怪人達。

 

「一夏下がってろ!」

 

俺は一夏達を後ろに下がらせ構えた。クモンジンの腕を受け止め背後にいるコウモルジンを蹴り飛ばした。クモンジンを一本背負で投げとばしドクバチジンの顔めがけて思いっきり殴った。

 

「ほう……なかなかやるな」

 

めげずに攻撃を仕掛けてくる三体の怪人達、俺は三体の怪人達と距離を取りジャンした。そして空中で一回転し怪人達に狙いを定める。

 

「スカーイキイィィック!!」

 

スカイキックは三体の怪人を貫き断末魔と共に怪人達は爆散した。そして残るはゼネラルモンスターのみとなった。

 

「さて、あとはあんただけだぜ?眼帯のおじさん」

 

「ふっ、貴様の実力見せてもらった。また会おう」

 

そう言うとゼネラルモンスターは一瞬のうちに消えてしまった。結局あのおじさんは何もしてないじゃん。何でもいい来たの?

 

「とにかく、遅れをとった。早くい」

 

一夏の声を遮り工場内に警報が鳴り響いた。侵入者の警報にしては遅くないか?

 

「……おっと」

 

「何、おっとって?」

 

『工場爆破まで残り5分』

 

「おおっと!!」

 

何でこういう場所に限って自爆装置を付けるかなぁ。その後も戦闘員や怪人達が襲いかかってきたが何とか交わしつつ合流地点に向かい工場を脱出した。

 

 

 

時を同じくして大ショッカーの基地ではゼネラルモンスターが大ショッカー首領に製造工場の一件を報告していた。大ショッカー首領はフード付きのマント羽織っており素顔がわからない状態だ。

 

「justiceridersは我々が今狙っている世界から仮面ライダーを呼び出したようです」

 

「成る程………しかし、ゼネラルモンスターよ。怪人製造工場の件、どう挽回するつもりだ?」

 

「お言葉ですが首領、私がただ単に奴らを逃したとでも?」

 

「すると………何か対策をしているのか?」

 

「はい………奴等のアジトが見つかるのも時間の問題かと」

 

 

一方justiceridersの基地では無事に任務を成功をさせ帰還したサム達を快く迎えていた。

 

「お兄、心配したんだからぁ!!」

 

「すまないな蘭、心配かけて」

 

「で、これから如何する?」

 

「ひとまず今日はもう休まないか?いろいろあって疲れたぜ」

 

こっちの世界に来てから30時間くらい経っているのにまだ一睡もしていない。こんな時に何だがもう眠たくて仕方がない。

 

「それはちょっと待ってもらおう。少し離れろ千冬」

 

「え〜いーじゃん!」

 

声の方向を見るとスーツを着た美人さんと織斑先生がこちらに向かって歩いてきた。その雰囲気から一瞬俺の世界の織斑先生かと思ったがその人の顔を見て愕然とした。

 

「どうかしたのか束さん」

 

「ジーザス!!」

 

これもこれで衝撃的すぎるだろ。いろいろツッコミたい所だが今は大人しくしていよう。触らぬ神にたたりなしだ。すると束さんはケースからジューサーのようなドライバーとロックシードを渡した。

 

「例のドライバーが完成した。一夏、早速試してもらう」

 

「分かった、サム達は先に休んでいてくれ」

 

そう言うと一夏達は実験場に向かい歩いて行った。

 

「さてとあたしらも一眠りすっかな」

 

「そうだな行くぞラウラ」

 

「ま、待ってくださいぃ!」

 

寝る前にこの世界の俺に会ってこようかな。ずっと気になってたし、寝たきりでも見に行くだけ見に行こう。どうやら睡魔よりも好奇心が勝っていたようだ。俺はこの世界の加賀山沙夢が眠っている病棟に向かった。

 

 

病棟には多くの怪我人が担ぎ込まれている。大半が怪人と戦い負傷した者達ばかりだ。そんな中俺は加賀山 沙夢の部屋の前に立っていた。意を決して部屋の中に入るとそこにはこの世界の加賀山沙夢がベッドの上に横たわっていた。長く伸びている髪を除けば容姿などは俺とクリソツだった。

 

「なんだお前も来ていたのか」

 

「シャルロット………さんか」

 

「フッ、呼びにくいならシャルロットで構わないぞ」

 

やっぱり慣れないな。しかし、この世界のシャルロットは目つき悪………じゃなくて鋭いな。

 

「なぁ、変な事を聞くようだがあんたの亭主は何にやられたんだ?まさか持病か?それとも誰かさんが作った飯か?」

 

「失礼な奴だなお前は………沙夢は大ショッカー首領に戦いを挑んだんだが結果はご覧の通り。死ななかっただけましさ」

 

『それは私の責任だ』

 

机の上にいるベルトさんが言った。話によると、ドライブシステムの最終形態ができる前に大ショッカー首領に戦いを挑んでしまった為、一歩及ばず敗北し沙夢は寝たきりに。

 

『沙夢は首領に目覚めないように細工されていた。その事に気付かなかった私のミスだ』

 

「はぁ、何度も言わせるなクリム。あんたのせいじゃない、こいつの力になってやれなかったオレらのせいさ」

 

「なあ、簡単に考えてシャルロットがキスすれば?」

 

『「は?」』

 

「おとぎ話でよくあるじゃん?眠りっぱなしの人が愛する人のキスで目覚めるって事」

 

『そんな事あり得るはずがない!』

 

「そうだ。それに…………何度も試したし…………」

 

『何度もしたのか!?』

 

顔を赤らめて照れるシャルロット。人妻だがかわいいな。おっといかんいかん。俺は病室の机に置いてある写真立てを何気なく持ち上げる。その写真には赤色の仮面ライダーと赤色の車が写ってあった。

 

「まあ、いいや。あ、そうそうベルトさんがプロトトライドロンを作ったんだよな?」

 

『そうだが、それがどうかしたかね?』

 

「俺が乗せてもらったのは黒色だったがこの写真には赤色の物が乗っている。まさか2台あるのか?」

 

『そうだ。君が乗ってきたのは私が最初に作ったプロトトライドロン。そして沙夢…仮面ライダードライブが使っていたマシンがその写真に写っているトライドロンだ』

 

「そのトライドロン見てもいい?」

 

『別に構わないよ。格納庫にある』

 

「センキュー!」

 

俺はそのまま病室を後にし格納庫に向かった。部屋に残ったシャルロットは眠っている沙夢の手を握りしめた。

 

「早く起きろよ……お前がいないとオレは………」

 

 

 

さてと格納庫、格納庫と。あのスーパーマシンのエンジンはどうなってんだろうな。それに改良の余地もまだありそうだ♪俺が格納庫に入ろうとすると弾が格納庫から出てきた。

 

「お前さんか」

 

「確か別世界の沙夢だよな?さっきは助けてくれてありがとう」

 

「いえいえ。礼なら一夏に言ってくれよな」

 

しかし、人間を改造して怪人に作りかえるって恐ろしい話だよな。もしかしたら弾も改造とはいかなくても洗脳されたりなんかしちゃったりして……………………

 

「まさかね〜」

 

俺は弾が後ろを振り返るのを見計らった。

 

「よし…………暗殺兵術……鑑定眼力」

 

ほとんどの読者が忘れていただろうが俺の転生時の得点に必殺技取得可能というのがある。つまり、こう言った人外じみた事も容易に可能なのだ。さてと、怪しいところは特に…………いや待て、脳髄あたりにあるアレはなんだ?白い物体で何だか虫のようだ。少なくとも体外のものに間違いなさそうだ。

 

「あれが仮に大ショッカーに埋め込まれたとして、今ridersの武器や車両やらがある格納庫から出てきた。となると、爆弾か何かを仕掛けたのか?」

 

何はともあれ調べてみるか。俺は格納庫へと入り不審物がないか捜索をし始めた。こりゃ徹夜になりそうだ。でも、早く終わればトライドロンの改良ができそう。

 

 

 




今回はここまでです!果たしてサムは爆弾を見つけトライドロンをどのように改良するのか!?
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