IS仮面ライダーの力を持つ男はアベンジャーズの一員!?   作:バケツ頭

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最近X-MENにハマってる今日この頃であります。


加賀山家の秘密教えちゃいます!かーらーの、ミュータントさんいらっしゃ〜い!!

やあ皆、加賀山サムだ。作者の展開の早さにはいい加減我慢の限界にきてる。でも俺の両親は俺が幼いとき死んだと聞かされてたんだけど、まさか弟がいるとは。

 

「サム、僕たちが一緒に聞いてもいいの?」

 

「別に構わないよ、フューリーがこんなカミングアウトしたら気になるでしょ?さ、話してくれ」

 

「分かった。君のご両親はシールドの科学者で…………私の親友とも言える存在だった」

 

「続けて」

 

「ある時、猛とマーサが例の血清を作った。私達はとても喜んだもんだ。君がつけているベルトも猛が設計したものだ」

 

「そんな馬鹿な、確かにじいちゃんが書いた手紙にはじいちゃんが開発したって!」

 

「それは嘘だ。私と君のおじいさんが話し合った結果話さない事にしたんだ。もし本当の事を教えていれば君は確実に無茶をするだろう?」

 

「そ、それは」

 

図星だった。もしもあの時、俺に両親や弟がいるって分かったら確実に探しに出かけた筈。戦い慣れてないし明らかに経験不足だ。そんな中あの巨大な組織に一人で喧嘩売りに行ったらそれこそ袋叩きにあうな。

 

でも、じいちゃんの当ては外れたな。今ではこっちがヒドラを追いかけてる。皮肉だよな。

 

「問題はここからだ。その血清を狙いヒドラや亡国企業に何度か襲撃された。二人はこのままでは赤ん坊の君に危害が及ぶと考えおじいさんに君と血清と設計図のベルトを託した。その後、二人は追われながら逃亡生活を続けた。予定では君が8歳になる頃には引き取りに行く筈だったんだ。だが、引き取りに行く前日君の両親は実家で殺された。ウィンターソルジャーに」

 

「ウィンターソルジャー?」

 

「聞いたことがある。ウィンターソルジャーは何十年も前から存在し数々の暗殺に関わってきたと言われているが本当にいたとは」

 

「………………」

 

「大丈夫かサム?」

 

「いや、大丈夫じゃないね。俺にしては珍しく精神的に参ったよ」

 

正直今まで両親のことなんて考えもしなかった。俺が転生して記憶が戻り始めたのは5歳くらいの事だ。それまでは普通の子供として育ってきたんだ。こんな…………こんなのってないよ。

 

「…………弟がいるってのは?」

 

「そう、君は3歳下の弟がいる。彼は今亡国企業にいる」

 

「何だと!?」

 

「彼の名はシロウ、今はV3とも名乗ってるそうだが」

 

「…………マジで!?アイツが生き別れの弟なの!?さっき戦ったばっかだよ………!」

 

これは驚いたな…………でも一体何を参考にすればいいんだ?キン肉マンソルジャーしかり、ゾフィー兄さんしかり、レオ兄さんしかり、フェニックスしかり、数々の兄さんはこんな時どうするよ?

 

「恐らく何らかのショックで記憶喪失になったんだろう。私が知っている情報はここまでだ。今まで黙っていてすまない」

 

「おいサムどこに行くんだ?」

 

「ちょっと一人にしてくれ」

 

サムは半ば放心状態でその場を去った。今は一人で考えたかったのだ。

 

サムは屋上で一人考えていた。こんなこと思っていいのか分からないが親はずっと死んだものだと思っていたからそこまでショックではない。

 

でも………………クソ、今更弟がいる何て言われてもピンと来ないよ。俺は何時でもwelcomeだがアイツ…………シロウはどうなんだろう。本当のことを知ったらどんな感じだろう?

 

『シロウ、私がお前の兄だ……!』

 

『嘘だぁぁぁぁぁぁ!!』

 

これは冗談、でもあの映画は最高だよね…………俺のバカ、何で脱線するんだよ。今のサムはため息しか出なかった。そんな落ち込んでいたサムの視界をシャルロットは塞いだ。

 

「だーれだ?」

 

「…………シャルロット」

 

「当たり。まだ晩御飯食べてないと思ってサムの大好物のトリプルチーズバーガー作ってきたよ」

 

「……今はシャルロット特性トリプルチーズバーガーの気分じゃない」

 

シャルロットはサムの隣に座り手を握った。そしてサムに体を寄せた。サムもそれに応えるようにシャルロットに体を寄せる。

 

「いいサム、本当の家族なら分かり合えるはずだよ?僕もお父さんとの出会いは最悪だったけど今だはいい関係が築けてる。出会い方がどうであれ大事なのは、そのあと何をするかだよ」

 

「わかってるさ。でももしシロウが俺とは違って親を覚えていて自分の意思であんな事をしたんなら俺は許せないね」

 

「信じてみれば?信じない事には始まらないよ」

 

「……君はやっぱり最高だな。ありがとうシャルロット」

 

「いいんだよ、今までサムはずっと僕を支えてきてくれた。だから今度は僕が支える番」

 

「シャルロット…………て事でやっぱりトリプルチーズバーガー食べていいかな?」

 

「もちろん!召し上がれ」

 

そうだ、こんなネガティヴ思考は全然俺らしくない。今うじうじ考えた所で何も変わりはしない。それよか次の対策に専念すべきだ。あーあ、何かそう考えたらかなり気が楽!

 

 

しばらくしてサムは再びフューリーの元に向かった。サメに食われちまえなんて言ってしまったがお礼は一応言っておかないと。わざわざ言いに来てくれたのもそうだし、それにうちの両親との約束を破って本当の事を教えてくれたことも含めてね。

 

「その……なんだ、ありがとなフューリー。わざわざ言いに来てくれて」

 

「礼には及ばない、どうせ私は隠居ものだ」

 

「なあ、俺の両親てどんなだった?」

 

「猛とマーサか?マーサはとても美しく知的で素晴らしい女性だった。まだ私もあの頃は若かったもんだ、しょっちゅう猛とマーサを取り合っていたな」

 

フューリーにしてはいい冗談だ…………いや冗談にしておこう。絶対にそうするべきだ。

 

「でだ、君の父親の猛だがとても奇想天外な奴だったよ。すぐに人をコケにしたりしてた。でも友達との約束は必ず守っていた男だった。そこがまた憎めなかったな」

 

「そうか仙人のおっちゃん」

 

「…………?」

 

「悪い忘れてくれ。所であんたはこれからどうすんだ?」

 

「ま、職が無くなったんわけだからゆっくり考えるよ。君はどうする?」

 

「とりあえずシロウが今度襲撃してきた時に腹を割って話すよ。話し合いで解決できればだけど」

 

「そうか…………お、そういえば渡すものがあるんだった」

 

そう言うとフューリーはポケットから鍵と地図を取り出しサムに手渡した。それはサムが赤ん坊の時に住んでいた家のものだった。

 

「気が向いたら行ってみると良い。何か新しい発見があるかもしれないぞ?」

 

「分かった……俺もあんたに一つ言いたい。サメに食われないようにね」

 

「…………相変わらず言っていることがよく分からないな。それじゃあ私は行くぞ」

 

「ああ、じゃあな」

 

フューリーは乗ってきた車に乗りIS学園を後にした。その後数分間サムは何気に地図を眺めていた。気が向いたらねぇ…………ま、気が向かなくても近い内に行かせてもらいますわ。鍵と地図を大事に直しサムは再びヘッドホンをつけ音楽を聴き始めた。こんな気分の時はルイアームストロングに限る。

 

『what a wonderful world♪』

 

 

 

その頃、学園の寮では一人の少女が悲しげな顔をし涙を流していた。。彼女の名はティナ・ハミルトン。鳳鈴音のルームメイトにして友達の彼女を悩ませている悩みとは突如目覚めた自身の不思議な能力の事だった。彼女の手は正に水そのものだったのだ。

 

「何でよ…………何でこんな………こんな事が」

 

「ただいまー」

 

ルームメイトである鈴が戻ってきたので慌てて手を隠し涙をぬぐった。

 

「おかえり鈴」

 

友達の鈴に気づかれたくないティナはいつも通り振る舞わなければならなかった。ただひたすら笑顔であり続けた。しかし、そんな彼女を見ていたものが鈴以外にもいた。

 

彼はアメリカのとある街にある恵まれし子らの家、エグゼビア学園にいた。彼は自分の能力を最大限に発揮できるセレブロという装置を使い自分達と同じような人々を探していた。

 

「…………彼女を見つけた」

 

「やっとか、でどこにいるんだ?」

 

「日本のIS学園だ。日本一警備が厳しいと言ってもいい」

 

「フッ、そんなの俺たちなら屁でもないね」

 

「心配なのはブラザーフッドも彼女を狙っている事だ。ローガン、今すぐスコット達を連れてIS学園へ向かってくれ」

 

「了解だプロフェッサー」

 

 

場所は戻ってIS学園ではティナが身支度を済ませ部屋を出ようとしていた。もうここにはいられない、もし自分の力を知られれば恐れられ軽蔑されるに違いない。そう思っての事だった。

 

「さようなら鈴」

 

ティナはぐっすりと眠っている鈴に別れを告げ部屋を出た。だが廊下にいたのは思いがけない人物に出会った。

 

「鈴!?嘘、でもそこで寝てたはずなのに」

 

何と部屋で眠っているはずの鈴が廊下に立っていたのだ。しかも制服を着ていた。ティナに悪寒が走り後ずさりした。

 

「あなたを迎えに来たのよ」

 

鈴?がそう言うと突如ティナは後ろから何者かに羽交い締めにされる。そして何かを嗅がされティナの意識はだんだんと遠のいていった。

 

「むぐっ!?……………………」

 

「いい夢見なよお嬢ちゃん」

 

 

サムサイドだぜ。この日学校は休みだった。先日の襲撃もあっての事だろう。さてと今日あたりにでも俺の実家に行ってみるかな。今日は何も起こらない事を祈ろう。てかさっきから鈴落ち着きがないな。外と中を行ったり来たりしてる。

 

「どうかしたの鈴?」

 

「私のルームメイトのティナがいないのよ、荷物も全部無くなってるし一体どこに行ったっていうのよ」

 

「んー、それは旅行と「邪魔ですよ」あいたっ?」

 

鈴と喋っているサムとぶつかったのは山田先生だった。もっとも倒れたのはサムだけだが。サムは軽く謝り立ち上がったが何か妙だった。ジャン風に言わせりゃゾワゾワだな。

 

「山田先生、後ろの3人は?」

 

「彼らは昨日の襲撃の時に損傷した機械の整備士の方達です」

 

後ろの整備士達は帽子を深く被っていたが全員日本人でない事は確認できた。それにしても真ん中にいる人でかいな、あの人が持ってるカバンにはJKくらいなら入りそ……………………

 

『私のルームメイトのティナがいないのよ』

 

『邪魔ですよ』

 

鈴のルームメイトの失踪…………冷たい山田先生…………外国人の整備士が持つ馬鹿でかいカバン…………

 

繋がった!脳細胞がトップギアだぜい!

 

サムはドライバーを装着し両腕と両脚のみを展開し砲口を山田先生に向けた。

 

「サムあんた何してんのよ!?」

 

「鈴も見たろ、普通なら山田先生は鬱陶しいくらいに心配するはず。なのに野郎は心配の一つもしない。それにあの男の鞄だ、ハミルトンちゃんが消えたのも今日だがあいつらが来たのも今日だよな?さっさと正体を表せよ?」

 

次の瞬間、整備士の一人が舌を出しサムの腕に巻きついた。その力は強く狙いを外した。その隙に山田先生?はサムに銃を向け引き金を引いた。

 

「危ないわね」

 

サムは銃弾が放たれる前に銃口を抑え回避したが山田先生?はサムを蹴り飛ばした。この攻撃を予測できずサムは蹴り飛ばされた。

 

「溝!?」

 

「あんた達好き勝手やってくれちゃって!!ティナをどうする気よ!?」

 

「彼女は私達の仲間よ」

 

山田先生?の体の皮膚の色が徐々に青に変わり数秒で別人へと変わってしまった。髪は真紅に皮膚の色は青、これはたまげまたね。それを合図に整備士達も本来の姿に戻る。

 

アダマンチウムの牙に覆われた男、さらに鋭い鉤爪の女の姿へと。そしてここは一気にコスプレパーティーの会場になってしまった。

 

「あんた達一体何者なのよ!?」

 

「えーと彼女は幽霊でも見たのかな?だいぶ青ざめてるけ」

 

サムの軽口を塞いだのはジェット機の轟音だった。IS学園の頭上にジェット機が浮遊していた。そしてジェット機からはまたも別の団体が。

 

「今度は何よ!?」

 

するとサムは団体の一番派手な格好をした人に尋ねた。彼は黄色のコスチュームとマスクを纏っていた。

 

「あなた達どちら様で?」

 

「X-MENだ…………!」

 

 

 

 

 

 

 

 




今回はここまでです!ちなみにティナ・ハミルトンの能力のイメージはハイドロマンです。次回は鈴と共にエグゼビア学園へ!
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