IS仮面ライダーの力を持つ男はアベンジャーズの一員!?   作:バケツ頭

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率直に言います。X-MEN編がつまりました。かといって辞めるつもりはさらさらありません。しかし、最近は忙しいのであまり書く暇もなく。そこで番外編ということで書いてみました!本編とは多少時系列が違うのでご了承下さい!




番外編ハロウィンに幽霊が・・・来た!!

皆の衆お久である!本編が今X-MEN登場という事で盛り上がっているんだけど、ぶっちゃけ!作者の用事やらで全然進んでないんだわさ。そこで、今回は初の番外編という事でハロウィンにまつわるお話を一つしようじゃないか。世間は今ハロウィン、ハロウィンとパンプキンソングに大喝采な状態。

 

しかし俺たちが体験した身の毛もよだつような事が起こったのもハロウィンの日の出来事だった。あれは俺とシャルロットといつものメンツで俺の実家を見にいった日のことだった。

 

 

「サムの実家ってどんな感じなんだろうな!」

 

「テレビもねえ、ラジオもねぇ、車もそれほど走ってねえ所以外ならいいさ」

 

「サムは覚えてないの?」

 

「覚えてないよ」

 

この間フュリーがくれた俺の実家の鍵と地図をくれた。ハロウィンの日の今日は夜から学園でハロウィンパーティが開かれることになっている。フュリーに聞く所十数年の間誰の手も入ってないそうだ。そんなわけで昼は暇なんで家の皆んなして掃除を手伝ってくれるって。本当に持つべきものは友達だな。

 

そしてバスを乗り継ぐこと2時間、バスは山道を走り辺りは昼だと言うのにとても薄暗く感じた。

 

「サム本当にこんな場所にあるの?」

 

「この地図が間違ってなければね」

 

まさかマジで吉幾三の歌詞通りの場所か?正直間違いであってほしい。こんな雰囲気出てる場所に自分の家があるなんて怖すぎるよ。とりあえず地図が指してる場所に行くことにした俺たち。バス停から数分の所に俺の家はあった。表札は埃をかぶっていたが拭き取ると加賀山とちゃんと名前が書いてあった。

 

「ここが俺の家・・・あっ!?」

 

「いきなりどうしたサム?」

 

「この間心霊スポットの番組で紹介されてた家だ。まさか俺の家だったなんて」

 

凄え俺の家がテレビに出るなんて、ってかちゃんと人様に確認とれや!

 

「まあいいとりあえず入ろうぜ」

 

庭は雑草が腰の位置まで生い茂っており廃材などが無造作に置かれていた。そしてドアの前に来るとサムは立ち止まった。

 

「言っとくけど、もし何か変なものがいたりそれが奇妙でヤバそうだったら速攻で『ゴーストバスターズ』に電話してからこの家を売り払う」

 

「御託はいいからさっさと入りなさいよ!」

 

「それじゃただいマッスルマッスル!」

 

家に入った第一印象はとても埃っぽいということだった。これだったら土足で入っていいか。とりあえず換気だ換気。

 

「それじゃ手分けして始めるとしますか」

 

「それじゃあベイビー(シフトカー)達!やーっておしまい!!」

 

こういう時シフトカーって便利だね。ルンバより役に立つわ。それからと言うもの俺たちは熱心に掃除した。大人数で行ったので僅か2時間で片がついた。

 

あらかたの掃除を終え俺は両親が使っていた寝室を掃除していた時に見つけた写真を眺めていた。その中には両親と赤ちゃんの時の俺が写っていた。

 

「その人達がサムのお父さんとお母さんなんだね」

 

「加賀山の父がいて加賀山の母がいる。そしてサムがここにいるってわけだ。正直なところ今も両親が生きてたらってたまに考えるよ」

 

「でももしそうだったら僕とも出会わなかっただろうね」

 

「不謹慎かもしれないけど両親との別れは新しい出会いを作ってくれた。俺の最愛の人との出会いをね」

 

「サム」

 

俺はシャルロットを抱き寄せ唇を近づけた。まあ最近では日常茶飯事!

 

「あーイチャついてるとこ申し訳ないんだけどさ」

 

「なんだよお邪魔虫唐変木?」

 

「地下室があるんだけど」

 

「地下室だあ?」

 

おかしいな、地下室があるなんて何も書いてなかったけどな。一夏に連れられ俺は地下室の扉の前に来た。いやいやいや、ちょっと待てよ!

 

「何これ!?ここだけ完璧中世なんですけど!フランケンとか出て来そうなんですけど!?」

 

「落ちついてくださいサムさん。たかが地下室ですわよ?」

 

「ならセシリアが先に入ってくれよ」

 

「えっ?それは、その鈴さん!お願いしますわ」

 

「なんであたしが行かなきゃならないのよ!?シャルロットが開ければ!」

 

「いや僕は・・箒お願い」

 

「こ、こういうのは男が開けるべきだぞ一夏!」

 

「お、俺?でもここはサムの家だろ!?」

 

「なら私から先に入ろう。懐中電灯を貸せ」

 

ラウラ姉さん男前すぎかッ!!あんた軍人の中の軍人だよ!ラウラに懐中電灯を渡すと普通に開け中に入った。それに続き俺たちも中へ入っていった。

 

中は薄暗くジメッとしていてとても不気味だった。その割になかなかの広さもあった。しばらくすると部屋の電気のスイッチが見つかった。それを入れようとした瞬間、突如後方で何かが倒れる音が鳴り響く。

 

「ぎゃあああああ!!?」

 

サムは咄嗟に飛び上がり一夏にお姫様抱っこをしてもらった。

 

「本当に地球最強のヒーローチームの一員か?」

 

「多分ネズミかなんかだろう」

 

「その言葉は禁句だぞ!こういう場面でのネズミは絶対にネズミじゃないんだ!」

 

気を取り直し明かりを灯す。どうやらこの部屋は研究室兼娯楽の部屋だろう。その証拠に試験管やらの中にジュークボックス、天井にはミラーボールが付いていた。

 

「ほら見ろ、怖い怖いと思ってるから怖いんだ」

 

「うー・・・・・」

 

それにしてもじいちゃんの家にも地下室があったな。何気なく机に目を向けるとそこには一枚の設計図が。それにはMASKEDRIDERNo.1TYPOONと書かれていた。この設計図に書かれてあるベルトはコマンドーファイブに酷似しているようだが色の部分が白と書かれていた。

 

「サムこれを見ろ!」

 

ラウラが持って来た写真を見て俺達は驚愕した。写真に写っていたのは白いベルトに強化服を見にまとい仮面を手に持った親父の姿だった。

 

更に探ってみると古い新聞の切り取られた記事が多く出て来た。謎の仮面の男、銀号強盗を撃退するだとか。仮面の男は一体誰だ?などなどだった。ここで考えられることは一つ、

 

「親父が最初の仮面ライダーだったのか」

 

親父が血清の本当の開発者だってことは聞いていた。だから親父が仮面ライダーでも可笑しくはないが。

 

「んー、まあ今日のとこはこれくらいで引き上げよう」

 

「いいのか?」

 

「ああ、ハロウィンパーティもあるしな。あっ、ちょっと待って」

 

俺は棚にある極秘ファイルと書かれたファイルを取り出し鞄に入れた。何かと役に立ちそうだし失敬していこう。

 

「それじゃあ行くか」

 

「ああ、先行っててくれ。靴紐がほどけた」

 

「分かった、上にあるからな一夏」

 

一夏を残し俺たちは上に上がった。一人残された一夏はほどけた靴紐を結んでいた。たが一夏は突然誰かに声をかけられた。

 

『外に出るのは久しぶりだ』

 

「誰だ!」

 

『俺か?ハハハ、お前さんの心の声さ』

 

「ふざけるな!正体を表せ!」

 

すると一夏の目の前に現れたのは単眼で体にひび割れがある幽霊が姿を現した。それを見た一夏は驚きを隠せないでいた。

 

『ハァイ、早速だがお前さんの体を拝借するぞ』

 

「う、うわあああ!!」

 

 

数分後、あまりにも遅いので俺は一夏の様子を見に来ていた。

 

「どうしたんだ一夏遅いじゃないの」

 

「一夏・・・すまないな、遅くなって」

 

「おい大丈夫か?顔が青ざめてるけど」

 

「大丈夫、寧ろ最高の気分さ。さあ、早速ハロウィンパーティと洒落込もうや」

 

「あ、ああ」

 

一夏に押され俺は上に上がって行った。その時、誰もが気がつかなかった。ゴーストフリークと書かれたケースが割れていた事に・・・・

 

 

『さーてIS学園のみんなー盛り上がってる!?』

 

司会の先輩のテンションが異様に高いな。まあそりゃテンションも高くなるわな。それにしても色んな仮装してる人がいたもんだ。キャプテンやソーのコスプレをしている人も中にはいた。残念ながら仮面ライダーのコスプレしてる人はいなかったけど。

 

あっちではのほほんさん達がお菓子を配ってる。今日は教師陣もみんな仮装しているな。まさに無礼講ってね。

 

「おっ、みんな来たな!それでは順に、箒の仮装は貞子だ。結構リアル・・・・・次はセシリア、ドラキュラ伯爵だね。これは中々あってる。次に鈴、鈴はキョンシーか、まんまだな。でラウラはミイラか、臨海学校で見たことあるぞ。そしてシャルロットは角度を変えたキャットウーマン!?いやもうセクシーすぎかっての!?で最後は一夏だけど一夏はどこだ?」

 

「あんた一人で言い過ぎよ」

 

「そういえばさっきから見てないな」

 

「ところでサムの衣装は何?」

 

「俺?俺はズバリジャンプで連載中の僕のヒーローアカデミアという作品に登場するシンリンカムイというヒーローの仮装だ!いやー、本当憧れるよねヒーローって!」

 

「「「「「本物のヒーローが何言ってるんだか」」」」」

 

『さてパーティも盛り上がって来たところで此処で飛び入り参加の織斑君に一曲披露していただきましょう!張り切ってどうぞー!!』

 

どこに行ったのかと思えばあんな所にいたのか。それにしてもあんな事する奴だったか?

 

『えー、皆さんパーティを楽しんでますか?』

 

『今夜皆さんにお届けするのは・・・・レクイエムです』

 

は?

 

『まとめて地獄に送ってやる』

 

すると一夏から何かが飛び出した。一夏はそのまま倒れ込む。その姿はまさしく幽霊そのものであった。その姿を見た生徒達は叫び恐怖し逃げ出した。幽霊はそんな事御構い無しにステージの照明やセットを破壊していく。現場は正に混乱の淵に陥っていた。かくいう俺は涼しい顔してられないでいた。

 

「ぎゃあああああ!!出たあああ!!」

 

「皆さん落ち着いて避難してください!!」

 

「一般生徒は直ちに避難しろ!」

 

出たあああ!!って、ちょーっと待てよ。あの幽霊、親父の極秘ファイルに載って・・・・・・・・あったぜ!やっぱり確証があると怖くはないな。

 

「みんなこの資料を見ろ!」

 

俺は親父のファイルのとあるページを見せた。そこに書かれていた内容はとても信じがたいものだった。

 

「ゴーストフリーク、1993年ハロウィンの夜に出現。突如現れた実態や持たない生命体で人間に危害を与える事を趣味とする。念力、壁のすり抜けなどの能力を併せ持つ。なお体内にも仕掛けがあり吸い込まれると戻ってこれない」

 

「そんな奴が今学園で生徒を襲ってるっていうのか!?」

 

「弱点はないのか?」

 

「えーと、太陽光に弱いらしい!ありきたりだけどそれなら何とかなる。よし皆んなは生徒を避難させるんだ」

 

「何か考えがあるのか!?」

 

「勿論だ!」

 

確かドライブにも積んであった筈だ。俺はドライバーを腰に当て爆熱デッドヒートドライブに変身した。そしてゴーストフリークの元へ向かった。ゴーストフリークは体内の繊維を使い5人の女生徒を中に引きずり込もうとしていた。

 

「きゃあああああ!!」

 

『こっちの世界は楽しいぞ〜』

 

俺はリパルサーレイを繊維に向かって放った。繊維は見事に千切れ女生徒を逃した。しかし一人だけ逃げない生徒がいた。彼女は紫の帽子被っていた。ゴーストフリークを怖がっているのだろうか。

 

「もう大丈夫!私が・・・・来た!!」

 

「・・・・・・」

 

彼女を抱き抱えみんなが避難している場所まで連れて行った。

 

「それじゃあ俺は行くから」

 

「・・・ありがとう」

 

そして俺は再びゴーストフリークとの対決の場へ戻った。

 

『その姿、俺を何年も閉じ込めやがった野郎に似ている』

 

「その野郎の息子なんでね」

 

『なに?ハッハッハッハッ!!』

 

「ワッハッハハッ!!あ〜なにが面白いの?」

 

『この手であいつの息子をいたぶる事が出来るんだぜ?この上なく面白いだろ?』

 

「お前みたいなやつはno thank youだ」

 

ゴーストフリークに狙いを定めリパルサーを放つ。しかし相手は幽霊そのものだ。全く当たらない、あれを使うにはもう少しなにもない所におびき寄せないと・・・・・そうだ!アリーナがあるじゃん!

 

「おいゴーストフリーク!お前みたいなノロマな幽霊はゴーストバスターズを呼ぶまでもないな!生気のビュッフェでも行ったの?」

 

『その減らず口も親父譲りか・・腹ただしい』

 

流石俺の減らず口、死後の世界でも通用するってね。ゴーストフリークは先ほどとは比べ物にならないほどのスピードで追いかけて来た。そして第二アリーナに誘い込むことに成功。本当ちょろいね。

 

『鬼ごっこはお終いだ!』

 

「そう?なら今度は俺が鬼の番だ!」

 

すると胸部が展開されアイアンマンと同じような発射口露わになった。そこからカウントダウンが始まる。

 

3!

 

2!

 

1!

 

Good Bye!!

 

「悪霊退散!!レッツゴー陰陽師!!」

 

発射口から太陽光と同じ光がとてつもない量で放たれた。その瞬間第二アリーナは昼と夜が逆転した。ゴーストフリークは悶え苦しんでいた。

 

『ぎゃあああああ!!苦しい、熱い、体が焼けるううう!!』

 

数秒後、ゴーストフリークは跡形もなく消え去った。日焼け止めクリームを塗らないと大変なことになりますww

 

 

現在織斑先生に事情を報告中、専用機持ちは全員集められた。

 

「加賀山の父親がクライムファイターだった時の宿敵が一夏の体を乗っ取りこの学園を襲撃したというんだな?」

 

「ご理解早くて助かります!」

 

「いやまだ全然信じられないんだが」

 

「所で紫色の帽子を被った生徒は何年ですか?これ彼女のだと思うんですけど」

 

さっき彼女を抱える時に落ちたドクロのチャームをポケットから取り出し先生に見せた。それを見た山田先生の顔がどんどん青ざめていく。

 

「おおお、織斑先生これってまさか」

 

「いやそんなはずは無い」

 

「どうしたんです?」

 

「加賀山、紫色の帽子を被った生徒と言っていたな」

 

「はい」

 

「その生徒はこの学園の一期生なんだがちょうどハロウィンの夜に交通事故で亡くなっているんだ」

 

「ええええええ〜!!」

 

「彼女がハロウィンパーティを楽しみにしていたこともあってな、毎年出るという噂があったんだが」

 

サムの目から目玉が飛び出た。それほどまでに驚いていたのだ。するとみんなは顔を合わせ一斉にサムの方を見た。サムの顔はすでに血の気が引いていた。

 

「それじゃあサムの助けた生徒って」

 

「ははは・・・そりゃお前俺がマジモンの幽霊を助けたこと、に・・・・・・・」

 

サムはそのまま引きつった顔のまま気を失った。

 

「サ、サム!!」

 

『ウフフ、ありがとう仮面ライダー。また来年も来るわね』

 

紫色の帽子を被った生徒はそのまま月夜に照らされ消えていった。その後、一ヶ月間一夏の部屋にサムが居候したのはまた別の話である。

 

 

 

 

 

 




如何でしたか?ハロウィンの夜は何が起こるかわかりませんね。皆さんも今度のハロウィンは今までとは違う不思議な現象が起こるかもしれませんよ。

『背後に気をつけるんだな・・・・・』
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