IS仮面ライダーの力を持つ男はアベンジャーズの一員!? 作:バケツ頭
スタークとキャプテンが部屋から出て行き部屋には俺とフューリーだけになった。
「君のおじいさんの研究を勝手っに使ったのは本当にすまないと思っている。だが我々に強大な敵に対抗する手段はそれしか残されていなかった。」
「じゃあなんで俺達を呼んだんだよ?俺達が‥‥アベンジャーズは何なんだよ!」
俺はそう言い残し部屋を出て行った。
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「すまないコールソン。」
俺はコールソンがロキによって殺害された場所に来ていた。其処の壁にはコールソンの血が生々しく残っていた。
俺には力があったのに救えなかった。俺がもっと早く行っていれば。
「サム行くぞ!」
キャプテンが戦闘準備を整えて俺の所に来た。
「行くっていう何処に?」
「ロキと決着を付けに行く。」
「‥‥‥‥」
「どうしたサム?」
「救えた命を救えなかった事ってあるか?」
「‥‥‥あるよ。僕は親友を助ける事が出来なかった。でも僕は戦い抜いた。その親友の死を無駄にはしたく無かったから。」
「そうか‥‥‥‥」
俺が此処でくよくよしててもコールソンは喜ばない。
「よしっ!‥‥‥そんじゃいっちょやりますか!」
「その意気だ!」
キャプテンと共に俺はジェットの格納庫に向かった。
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途中でナターシャとホークアイが合流しジェットでニューヨークを目指していた。
「で、どうすんだキャプテン?」
ホークアイがキャプテンに聞いた。
「ニューヨークに行ってロキを止める。」
「おい、あれ見ろよ。」
ニューヨークに着くやいなや俺たちは目を疑った。なんとスタークタワーの頭上に巨大な渦ができており其処からどんどん宇宙人がグライダーに乗って来ていたのだ。
「これがロキの軍隊!?冗 こいつはヘビーな戦いになりそうだ。」
俺は左腕を突き出し時計回りに移動させながら右斜め方向へ伸ばした。
「スカーイ‥‥変身!」
スカイライダーへと変身した俺はハッチを開けた。
「どうする気だ!?」
キャプテンが俺に聞いてきた。
「スタークの手伝いをしてくる!後で合流しよう!」
俺はそう言うと重力低減装置を作動させた。
「セイリング‥‥ジャンプ!!」
俺はすぐにスタークの元 へと向かった。
♢
「派手にやってるねぇ!」
俺が上空に来るとスタークはすでに戦闘態勢に入っていた。
俺はグライダーに乗っているチタウリを飛ばしグライダーから突き落とした。
「おいそれになんか武装はついてないのか!?」
「うーん、何もついてない。」
チタウリが俺を狙撃して来るがそれをかわした。
「スカーイキィィック!!」
スカイキックでチタウリをグライダーごと破壊した。
「おいサム、あれを見ろ。」
言われた方向を見ると其処には馬鹿でかいチタウリの戦艦が巨大な渦から出てきている所だった。
『スターク、サム見てるか!』
「ああ目を疑ってる。」
「あれってロキの友達?」
俺がくだらない冗談を言うが全員に無視された。
「こいつは僕が引き付ける。バナーが来たら僕に伝えろ、いいな!」
そう言い残しスタークは戦艦に向かっていった。
♢
ニューヨークの街はもはや地獄と化していた。
チタウリ達が暴れまわり街は大混乱だった。
キャプテン達と合流した俺は状況を説明した。
「キャプテン、向かいのビルにまだ多くの人が取り残されてる。」
「上はどうなってる?」
キャプテンがソーに聞いた。
「キューブを守っているバリアが破れない。」
『ああ、だがまずはこいつらだ。』
「作戦はあるの?」
「チームワークだ。」
「俺はロキとの決着がついていない。」
「ああん?俺が先だ。」
ホークアイがソーに喧嘩腰で言った。
そういやホークアイロキの空飛ぶ猿だったもんな。
「ロキが居なくなれば軍隊が暴走し更に被害が拡大する。上にいるスタークを援護しないと。」
とその時、バナーがバイクに乗ってきた。
「酷いことする奴もいたもんだ。」
「もっと酷いのがいた。」
「右に同じ。」
まだハルクに殴られたところが傷む。
「すまない。」
「いえ、待ってたの。そう言う酷いのを。」
「スターク、来たぞ!」
『バナーか?』
「お待ちかねの。」
『スーツを着ろって言え。愉快な仲間を連れてくる。』
スタークがそう言った直後、チタウリの戦艦をスタークが引き連れてこちらに向かって来た。
「何処が愉快な仲間なのよ。」
「あれを壊したらお菓子とか出てこないよね?」
チタウリの戦艦はどんどんと近づいてくる。
「バナー博士、今なら思いっきり怒っていいぞ。」
「僕の秘密を教えようか。」
バナーは徐々に戦艦に向かって行った。
「‥‥‥いつも怒ってる。」
そう言うとバナーの体が大きくなっていきハルクの姿へと変わった。
「ウォォォォォォ!!」
ハルクのパンチがチタウリの戦艦を止めた。その反動で此方に反り返る用に倒れてきたがすかさずスタークが戦艦にミサイルを打ち込んだ。
「そのまま!」
戦艦の破片が周囲に飛び散り俺も手で頭を覆い隠した。
周りを見るといつの間にかチタウリ達に囲まれていた。
「ウォォォォォォォォォ!!!」
俺たちは互いに背中を守り合う用に円陣を組んだ。
「どうするキャプテン?」
チタウリの戦艦を倒したのもつかの間直ぐに別の戦艦が渦から出てきた。
「いいかみんな、通路を閉じるまで敵を押し止めろ。ホークアイ屋上に行って見張れ敵の位置を知らせろ。スターク、君は外側だ。3ブロックから外に出る奴は押し戻すか灰にしてやれ!」
「運んでくれスターク。」
「ああ飛ばすぞ!」
「ソー、あの通路を頼む。出てくる奴等を君の雷で、痺れさせてやれ。」
「サム、君は逃げ遅れた人の救助だ。奴らが来たら元いたところまで蹴り飛ばしてやれ!」
「了解!!」
俺はすぐにセイリングジャンプして逃げ遅れた人を探した。
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ビルの中にはまだ多くの人々が逃げ遅れていた。
「よしあれだな!」
俺はビルの中に入った。
すると中にはチタウリの集団が銃を構えていた。
「!?」
チタウリの一人がどうやら俺に気づいたようだ。
「オッハー!」
俺は銃を構えるチタウリを殴り飛ばした。
其れを合図にどんどんチタウリが押し寄せてくる。
「はぁぁぁぁ!!」
俺はそれをどんどん蹴散らして行った。
「おりゃぁぁ!!」
俺はビルの中の最後の一人を倒し人質達の元に降りた。
「さあみんな早く逃げろ!」
「あんた誰?」
「えっ俺?俺は‥‥‥仮面ライダーだ。」
俺はそう言い残し飛び立とうとする。
「ジョン?‥‥ジョン!」
男性が一人誰かを探している様だ。
「如何した!?」
「息子が居ないんだ!‥‥‥もしかしたら‥‥‥まだ上にいるかも知れない!」
「何!?‥‥‥分かった。貴方は先に避難を。」
「駄目だ!息子の所に行かないと!」
「俺が命に代えても連れてくる!!」
「っ!!‥‥‥分かった。息子頼む!」
俺は急いでビルの上に向かった。
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「パパ?‥‥何処なの?パパぁ?」
泣いている男の子にチタウリの兵士達が近づいて行く。
「子供を集団リンチとは見過ごせないねぇ!」
「「「!?」」」
俺に気づいたチタウリ達は標的をジョンから俺に変えた。
「喰らえスカイドリル!!」
手を高速回転させチタウリ二人の体を貫いた。
「さてとあと一人か!」
残りのチタウリを簡単に殴り飛ばした。
倒れたチタウリから何かがこぼれ落ちた。
「これは‥‥‥‥‥爆弾!?」
くそっ如何すればいい!?此処で爆発すればジョンは死ぬ。でも窓から投げたとしても衝撃波が来る。
「こうなったらやけくそだ!」
俺は窓から飛び降り遥か上空に投げた。
その衝撃波は凄まじく俺の仮面が割れる程だった。
「うぅぅ‥‥‥‥‥」
俺は仮面を取り素の顔になった。
そしてすぐにさっきの所に戻った。
「ジョン‥‥怪我はないか?」
「う、うん!お兄ちゃん誰?」
「俺は仮面ライダーだ。さあ捕まって。」
俺はジョンを抱き抱え下に降りていった。
「パパぁ!!」
「ジョン!‥‥‥ありがとう、仮面ライダー!ありがとう!」
「貴方達も早く避難して!」
くそっ、さっきの爆発がかなり聞いている様だ。体が動かねぇ。
俺は言う事を聞かない体を無理矢理動かしてキャプテン達の元に行った。
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「はぁ、はぁ、避難完了だキャプテン。」
「良くやってくれた。だがこれはキリがないぞ!」
その時、おれ達にナターシャから朗報が入った。
『今通路を塞ぐ。みんな聞こえてる?通路を塞げそうよ!』
「やれっ!」
『いや、待て!』
「塞がないとキリがないぞ!」
『ミサイルが来る。後1分もない!』
「スターク戻ってこれるのか?」
『パワー残しとけジャービス!』
暫くするとスタークがミサイルの軌道を変えながら渦に向かって行った。そしてミサイルは無事に渦の中に消えていった。
その直後チタウリの軍隊の動きが一斉に止まった。
「頼む戻ってきてくれ!」
「塞げ。」
キャプテンがそう指示するとみるみる内に渦がどんどん消えて行った。
そして消えかかる直前スタークは無事に戻ってきた。
「いよっしゃぁ!」
「ふっ、なんて奴だ。」
しかしスタークはどんどん落下していく。
「このままじゃ墜落するぞ!」
ソーがハンマーを振り回し準備した。
「俺に任せろ!」
俺も直ぐに腰のレバーを倒す準備をしたが、その必要はなかった。
「ウォォォォォォ!!」
ハルクがどこからともなく飛んできてスタークを捕まえた。
「息はあるか!?」
おれ達がスタークに駆け寄る。
ソーがマスクを取るがスタークは死んだように眠っていた。
「ウッ、ウッ、ウガァァァ!!」
「うわぁぁ!?」
ハルクが咆哮を上げるとスタークは勢い良く目覚めた。
「何なんだよ、何が如何なった?誰もキスしてないよな?」
「勝ったぞ。」
「やった‥‥やったご苦労さん。明日は休みにしよう。働き過ぎた。
シャワルマって知ってる?近くにシャワルマの美味い店があってねぇ
一度行ってみたかったんだ。」
「まだ終わってないぞ。」
そうかまだアイツが残ってたな。
♢
スタークタワーの屋上にいるロキを俺たちは 方位していた。
この戦力差には流石のロキも手を上げて降参した。
「足掻いても無駄なら‥‥酒を貰おうか。」
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『謎の地球外生命体による攻撃で街は大きな被害を受けましたが超人的ヒーロー達のチーム、アベンジャーズの活躍によってーーーーーー』
『ニューヨークにスーパーヒーロー?冗談だろ。』
『このいるヒーロー達こそ街を破壊した張本人ではありませんか。勝手に戦ったのですから。どこへ消えた。』
『私はヒーロー達の為だとは思っていません。私と息子は仮面ライダーに助けられました。仮面ライダーは私達にとって命の恩人です。だから心から礼を言いたい。』
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ソーとロキを見送りに来ていた俺たちとは裏腹にフュリーは委員会に呼び出されていた。
『アベンジャーズは何処にいる?』
「現在追跡はやっていません。少しは休みを与えても良いでしょう。」
『四次元キューブは?』
「あるべき場所に戻りした。我々の手の届かない所に。」
『君が命じたのか?』
「命じてはいません。唯、神に逆らわなかっただけです。」
『では戦犯であるロキを罪の償いもさせず引き渡したと?』
「いえ。償いはすることになるでしょう。」
『自分のした事の重大さを分かってないようね。アベンジャーズを野放しにして。』
「ええ、アベンジャーズは危険です。世界中がそれを知った。あらゆる世界が知ったんです。」
『地球にアベンジャーズありという事を知ら示たかったのか?』
「‥‥‥‥決意表明です。」
そう言い残しフュリーは部屋から去っていった。
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「本当にこれで良いんですか?」
「何がだヒル?」
「ヒーロー達は散り散り。中には遠くへ去ったものも。また今回のような事が起こったら如何するんですか?」
「戻ってくるさ。」
「本当に戻ってきます?」
「戻って来る。」
「何故?」
「我々が必要とするから。」
ロキとの戦いの後、ニューヨークのシャワルマの店で再びアベンジャーズが集結したのは別の話。
ようやくアベンジャーズ編が終わりました。
次回はIS学園に入るまで所です。
感想アドバイスお待ちしてます!