問題児たちと箱庭最強が異世界から来るそうですよ? 作:shu.
でも、最近忙しいんだよな……
とにかく!これからも宜しくお願いします!
いざ北側へ!
「Zzz…………」
「悠さん!十六夜さん達を知りませんか!?」
悠が気持ち良さそうに寝ていると、いきなりバァン!と扉を開け勢いよく悠の部屋に入ってくる黒ウサギ。悠は黒ウサギの声に起きてしまった。
「んあ?」
悠は起きたばかりで今の状況が掴めなかった。
「ちょっと待て黒ウサギ状況を説明しろ」
「ハッ!すいません。実は…………」
黒ウサギの説明を要約すると、黒ウサギとレティシア、アルは農園に居たらしい。すると慌ててリリが黒ウサギの元へやって来て手紙を渡された。その内容は
『黒ウサギへ。
北側の四〇〇〇〇〇〇外門と東側の三九九九九九九外門で開催する祭典に参加してきます。
貴女も後から必ず来ること。あ、あとレティシアと悠君とアルもね。悠君は昨日疲れているようだったから寝かせておくわ。
私達に祭りの事を意図的に黙っていた罰として、今日中に私達を捕まえられなかった場合
三人ともコミュニティを脱退します。死ぬ気で捜してね。応援してるわ。
P/S ジン君は道案内に連れて行きます。』
という内容だったらしい。それでとりあえず寝ているであろう悠の所へ向かったということらしい。
「なるほどな。で、十六夜達の場所だっけ?」
「そうです!どこにいるか知りませんか!?」
黒ウサギは悠に顔を近づけながら言う。
「黒ウサギ、顔が近い」
「え?……ハッ!////」
今の状況に気づいたのか顔を赤めらせながら悠の顔から遠ざける。
「十六夜達のの場所だったな」
すると悠の目が緑色に変わる。
「……見つけた。十六夜達は白夜叉のところに…………ん?消えた?あぁ、なるほど。北に行ったか」
「ホントですか!?」
悠の言葉に驚く黒ウサギ。
「早く行ったほうがいいな。あいつらは面倒事を起こしかね「分かりました!今すぐ行って参ります!」っておい!」
黒ウサギは、窓から猛スピードで行ってしまった。すると今度はレティシアとアルが入ってきた。
「黒ウサギが来なかったか?」
レティシアは居るはずの黒ウサギが居ないことに疑問を持ち悠に聞く。
「黒ウサギならさっき窓から飛び出していったよ。多分北側に向かったと思う」
「そうか」
「じゃー。私達も北側に行こうよー!」
「あぁそうだな。俺達も行くぞ。俺と一緒なら顔パスで境界門通れるからな」
「楽しみだな」
「やったー!!」
こうしてレティシア、アル、悠は北側へと向かった。
ーーーーー
悠、アル、レティシアは境界門を通り北側へ来ると、黒ウサギが鬼のような顔で十六夜を追っている光景に出くわした。
「…………あいつらはほっといて遊びにいくか」
「そうだな」
「ゆーゆーとデートだー!」
悠の言葉に素直に頷くレティシアとアル。
「じゃ、最初はどこを見て回ろうか……レティシア、アル、どこがいい?」
「そうだな。む、ならあそこに行きたい」
レティシアが指差す所はアクセサリーなどを売っている店だった。
「いろんなのがあるんだな…………ん?」
悠は側にあったペンダントを手に取る。
「これは…………転移術式?」
「なんだそれは?」
レティシアは首を傾げ悠に聞く。
「同じペンダントを持っている者どうしがお互いの場所に転移できる術式だよ。だから二つで一セットなんだ」
するとレティシアは悠と同じものを手に取る。
「なかなかの便利アイテムだな。デザインもいいし。よし、これを買おう」
「大丈夫なのか?これ、結構高いぞ?なんなら俺が払うけど?」
「いや、大丈夫だ。私が払う。というより私が払いたいのだ」
そこまで言われると悠も大人しく引き下がった。そしてレティシアはペンダントを一セット購入した。
「ゆ、悠!ちょ、ちょっと後ろを向いてくれないか?」
「?……わかった」
悠は何事かと思いつつも素直に後ろの方を向く。すると首にひんやりした物を付けられる。
「これは……さっきのペンダント?」
「そ、その……ひ、日頃の感謝を込めてだな、何かしてあげたいと思っていたんだがその…何をすればよいのか分からなかったからプレゼントにしてみたんだ!…………嬉しいか?」
レティシアの涙目と上目遣いのダブルパンチで悠が鼻血を出しそうになったのはここだけの話だ。
「あぁ、嬉しいよありがとな。レティシア」
悠はレティシアをギュッと抱き締めた。
「ちょっとーー!!私を忘れてピンク色の空気つくんないでよー!!」
「「あっ」」
「あっ、てなによ!!私知ってるんだからね!レティシアが毎晩夜遅くにゆーゆーの部屋に忍び込んであんな事やこんな事してること!」
「なっ/////」
アルの言葉に顔が真っ赤になるレティシア。
「どうせそのペンダント使って毎晩ゆーゆーの部屋に忍び込んであんな事やこんな事しようと思ってるんでしょ!」
「なるほど。便利アイテムってそういうことか」
「ち、ちがっ/////」
レティシアは涙目で悠を見た。
「大丈夫だ。それぐらいで怒ったりしないから。むしろウェルカムだから」
そう言いながら悠はレティシアの頭を撫でる。
「けど……勝手に俺の指を使ってするのは止めような」
「えっ?」
「いや、最初の頃は俺の顔を見ながらしてたからまぁよかったんだけど、どんどんエスカレートしていって最終的に俺の指をあそこに入れてするのは俺の理性がガリガリ削られるから止めてほしいなと思ってな」
「さ、最初から知っていたのか!?/////」
「あぁ、たまに俺がちょっと指を動かしたらアンアン鳴いてたもんな」
「う、うぅ~/////」
レティシアはあまりの恥ずかしさに気絶してしまった。
「ありゃりゃ。ちょっとやり過ぎちゃったかな~」
「取り敢えずレティシアを近くのベンチに寝かせるぞ」
悠はそう言いながらレティシアをお姫様抱っこして近くのベンチに寝かせる。
「ねー、ゆーゆー。あれ食べたい」
そう言いながら指差したのはクレープ屋だった。
「わかった。買ってくるよ。なにがいいんだ?」
「ストロベリー!!」
「わかった」
そう言うと悠はクレープ屋まで行く。
「おじさん、ブルーベリーとストロベリーを下さい」
「あいよ、ブルーベリーとストロベリーだね。それにしてもまさしく両手に花だね。羨ましいよ」
「二人とも自慢の女の子ですよ」
「ハハッ、いいね~。はい、ブルーベリーとストロベリーだよ」
「ありがとう、おじさん」
悠はお金を払い、クレープを受け取った。そしてアルたちが待つベンチに向かう。
「買ってきたぞ。ほら、ストロベリーだ」
「やったー!!ありがとー!……はむ!」
アルはクレープを口いっぱいに頬張った。
「どうだ?」
「美味しい!」
「そうか、それは良かった」
そう言いながら悠も食べ始める。
「ねーねー。ゆーゆーのブルーベリーも一口食べていい?」
「ん?こっちも欲しいのか?」
「うん!!」
「わかった。ほら、あーん」
「あーん」
そしてアルはパクリと悠のクレープを食べた。
「美味しいか?」
「うん!美味しいよ!!」
ちなみに周りの人たちはみんな悠とアルのイチャイチャを見るやいなや、近くのカフェでブラックコーヒーを頼んでいるとかいないとか。
すると、いきなりドーンと爆音が響き渡った。
「な、なんだ!」
凄い物音にレティシアも飛び起きた。
「多分十六夜達だろうな」
辺りを見回すと時計塔が崩れていくのが見える。
「めんどくさい事になりそうだな。取り敢えず行ってくるよ」
「う、うむ。頑張ってな」
「いってらっしゃい!」
「あぁ」
ーーーーー
悠は時計塔の前まで来ていた。すると黒ウサギと十六夜の話し声が聞こえたのでその声のもとへ急いだ。
「あ~……コレは、アレです。引き分けなので、互いに命令権を一つ得たみたいです」
「そんな事はどうでも「いいわけあるか!」…誰だ?」
十六夜の言葉に悠が割り込んだ。
「てめぇら!早速問題を起こしてくれたな!」
「「ゆ、悠(さん)!?」」
「まったく。十六夜!黒ウサギにはじゃんじゃん迷惑掛けていいが物は壊すな!」
「いやいやいやいや!なんで私にはじゃんじゃん迷惑掛けていいんですか!?」
「んな事どうでもいいんだよ!「よくないですよ!?」それよりも止める筈の黒ウサギまで問題起こしてどうするんだよ!」
「うぅ、すいません」
「はぁ、まぁいい「そこまでだ貴様ら!」……か?」
突然の声にキョトンとする悠。
辺りを見回すと周りには、蜥蜴みたいな奴等がいた。
悠はサラマンドラの奴等かと思いながら深いため息をついた。
普段coolなレティシアちゃんも溜まってるんですよ。
coolなレティシアちゃんのイメージが崩れていくw
そういえば七つの大罪全員紹介しきってなかったですね……二巻の終わりに閑話いれようかな?