問題児たちと箱庭最強が異世界から来るそうですよ? 作:shu.
スランプ、長く続きそうです。
おかしいところなどか出てくるかもしれません。見つけたら報告をお願いします。
「十六夜は気づいていると思うが実はな、俺が箱庭に来たのは今回が初めてじゃないんだ」
悠の言葉に耀と飛鳥は驚く。
「やっぱりそうだったか」
「やはりそうでしたか」
十六夜と黒ウサギは同時に声を上げた。その言葉に悠は「ん?」と首をかしげる。
「黒ウサギも気づいてたのか?」
「はい、なんとなく予想はついていました」
「…………黒ウサギって馬鹿じゃなかったんだな」
「どういうことですか!?」
悠に向かって叫ぶ黒ウサギ。その瞬間に悠は十六夜達とアイコンタクトをする。皆「黒ウサギを弄れ!」と訴えていた。そして悠は目でOKする。
「はいはい五月蝿いですよ~ブラックラビットさん」
「なぜ英語!?」
「Black rabbit」
「発音がよければいいわけじゃありませんよ!?」
「「「「Black rabbit」」」」
「皆さんも言わないで下さい!!」
「「「「Black rabbit!」」」」
「…………」
「「「「Black rabbit!!」」」」
「しつこいですよ!!」
悠達に弄られ涙目になる黒ウサギ。
「さて、黒ウサギ弄りもこれくらいにして話を続けよう」
「さっきの時間は何だったんですか……」
悠は黒ウサギの言葉を無視し話を続ける。
「俺はな数年前まで箱庭にいたんだが、“とある理由”で箱庭を出たんだ」
「とある理由って?」
飛鳥が質問する。
「…………すまんがそれは言えん」
悠の言葉を聞いた飛鳥は「そう」と言い簡単に引き下がった。悠は心のなかで引き下がってくれた飛鳥に感謝する。
「じゃあ、俺からの質問だ」
今度は十六夜が悠に質問する。
「あの時に言った悠を待ってるコミュニティの名はなんだ?」
十六夜はおそらく前に悠が入ってたコミュニティだろうとは予想しているが、純粋にどんなコミュニティなのか気になっていた。
「“エレフセリア”」
「え?えぇぇぇぇッ!?」
悠の言葉を聞いた瞬間黒ウサギは今までにないくらいの驚きを見せた。
「どんなコミュニティなんだ?」
なにも知らない十六夜は黒ウサギに説明を求める。
「え、“エレフセリア”は一桁に本拠を構えていて、商業、産業、更には魔王討伐まで何でもやってる超大規模コミュニティです。そして、箱庭の中では最強と言われているコミュニティでもあります」
「そそ、俺はそこのリーダーだったんだよ」
「へぇ~、そうだったんですか………………え?」
悠の言葉に目が点になる黒ウサギ。
「だ~か~ら~、俺は“エレフセリア”のリーダーだったんだよ」
「え、えぇぇ「「五月蝿い!」」フギャッ!?」
飛鳥と耀は黒ウサギの耳をおもいっきり引っ張り黙らせる。
「へぇ、悠ってすげーやつだったんだな」
「まぁな。他にないか?」
「じゃあ、悠がリーダーだった頃何してたの?」
耀の質問に十六夜達も食いついた。
「時間がないから超ざっくり話すぞ。帝釈天脅したり、勝手に空中都市つくったり、魔王と酒飲んだりしたんだ」
「「「「なにやってんだお前は!?」」」」
本当に超ざっくりしているのに十分すぎるほどの説明に黒ウサギ達は驚く。
「今日はもう遅いからな超ざっくりと話したがまだ聞きたいなら個人的に聞いてくれ」
「「「「まだ何かやったのか!?」」」」
「まぁな、それとお前ら、そろそろ俺は“エレフセリア”に行かないといけないんだが、お土産は何がいい?ちなみにオススメはブラックラビットイーターだ」
「「「じゃあそれで」」」
「やめてください!」
本気で嫌な顔をする黒ウサギ。
「Black rabbit Eater」
「だから、発音の問題じゃありません!」
「「「「Black rabbit Eater!」」」」
「ホントにやめて下さい!」
黒ウサギ弄りは悠が出ていくまで続いた。
ーーーーー
悠は“サウザンドアイズ”を出て少し歩いた時、違和感に気づく。
「…………つけられてるな」
それから悠は開けた場所まで移動する。
「さてと。そこにいるやつ出てきたらどうだ?」
悠がそう言った途端隠れていた女が姿を現す。
「お前か?“エレフセリア”のリーダーと名乗っている男は」
「元・リーダーな。んで?それがどうした?」
「ルシファー様から“エレフセリア”のリーダーを名乗る者を本拠に連れてくる様にとの命令だ」
「あぁ、成る程。“ルシフ”の命令か」
「で?“エレフセリア”の本拠まで来て貰いたいのだが?」
「あぁ、いいぜ」
目的地が一緒なので断る必要もないと考えた悠はそのまま女と一緒に本拠へ行く事にした。
ーーーーー
そして歩いて数十分、やって来たのは一桁の更に真ん中…………の上に浮いている空中都市。周りには和風の家や洋風の家など多くの家が建ち並んでいる。
「着いたぞ」
そこは、物凄くデカい洋風の屋敷。中に入るとまず、かなり広い玄関があり、そこで悠はスリッパに履き替える。
「早く行くぞ」
悠はそのままエレベーターに乗せられ最上階へと向かう。
そしてエレベーターを出ると目の前に扉があり、女はインターホンのボタンを押し、入室の許可を得たあと中へ入った。
中は大きく、白を多く使った明るい感じになっていて少し廊下を歩いてリビングに出た。リビングでは三人の美女達が寛いでいた。
「よ、ルシフ、レヴィ、ベル。久しぶりだな。元気だったか?」
そう言った途端、三人は悠に向かって走りだし抱きつく。
「会いたかったですわ」
肩ぐらいの紫色の髪にポニーテールでTシャツにミニスカート姿のベルゼブブ。
「この温もり……久しぶりだな」
肩ぐらいの青い髪に緑色のメッシュを入れていてTシャツにショートデニム姿のレヴィアタン。
「心配かけよって」
腰まで伸ばしたベージュの髪の毛に薄く白いパーカー姿のルシファー。
「俺も会いたかったよ。けどちょっと離れてくれないか?話が出来ないんだが」
すると素直に悠から離れる三人。それと同時に悠をここまで連れてきた女は「失礼しました」と言い部屋を出ていった。彼女なりの気遣いなのだろう。
「さてと。一つ聞きたいんだが、まだリーダーの席は空いているのか?」
「あぁ、悠がここを抜けて以来ずっと空いたままだ」
「私たちが素直に従うのは悠さんしかいませんから、リーダーの席を埋めたいとは思っても埋めれなかったのですよ」
ベルの言葉に苦笑いしか出来ない悠。
「じゃが、今日からこのコミュニティのリーダーに戻るのじゃろ?」
「あぁ、そのつもりだ」
その言葉を聞きた途端、嬉しそうな顔をする三人。
「あぁ、それと、明日からまたここを出るわ」
「「「なっ!?」」」
嬉しそうな顔をしていた三人は悠の言葉で驚きの顔に変わる。
「な、なぜじゃ?」
三人を代表してルシフが聞いた。
「実はな、“元・アルカディア”の“ノーネーム”に協力する事になったんだ」
「そ、そうか。わかった。だが定期的帰ってきてくれ」
「あ、あぁ。そのつもりだが、てっきり引き止められるかと思ってたんだが?」
悠は予想外の事に少し驚いていた。
「悠はもう“エレフセリア”のリーダーだ。リーダーの決定に背くことはしない」
「妾は悠のものじゃ、悠がそれを望むのなら止めないのじゃ」
「それに“エレフセリア”の意味、悠さんは知っていますでしょう?」
“エレフセリア”現代ギリシャ語で“自由”という意味。悠は目の前の美女三人に感動を覚えた。
「そ・の・か・わ・り」
三人はものすごい笑顔で悠に抱きつく。
「「「今夜は寝かせない!」」」
「それ、男が言う言葉だよな?」と思いつつも抵抗せずに押し倒される悠。
「…………ほどほどに頼む」
翌日、悠はフラフラになりながらも“ノーネーム”へと向かうのだった。
何なんだ最後の描写は!?この小説をR18にするつもりか!?
これからも更新頑張っていきます!
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