問題児たちが異世界から来るそうですよ? ━魔王を名乗る男━ 作:針鼠
まあ物語に関わらないおまけなので見逃してください。
番外編
その日、《ノーネーム》一同の朝は唐突過ぎる黒ウサギの一言から始まった。
「新しい仲間が増えます!」
朝からいきなりテンション高めに色とりどりの紙吹雪をまき散らしている黒ウサギ。律儀に拍手を送っているリリを筆頭にした子供達と信長の一方で、十六夜達は揃って首を傾げていた。
「信長君なんのことだかわかっているの?」
「その場の雰囲気で」
飛鳥の質問に正直すぎるが彼らしすぎる返答。十六夜でさえ呑み込めていないこの状況で一体誰が理解出来ようか。いつもならそこら辺の説明も怠らない黒ウサギだが、今日は随分テンションが振り切っているようで置いてけぼりをくらっている面々に気付いていない。
「く、黒ウサギ……ちゃんと説明しないとみんなわからないよ」
「はっ! そ、そうでした。すみませんっ!」
ジンに指摘されて正気に戻ったのか、恥ずかしそうに顔を赤くして体を縮こまらせる。
「それで? 新しい仲間がなんだって?」
いつもならここで《箱庭の貴族(笑)》と弄り倒したいところだが今は彼女の提供した話題の方に興味があるのか十六夜は素直に尋ねる。しおれていたウサ耳がぴょこんと立つ。
「増えるのです! 私達に新しい仲間が。それも――――なんとなんと皆さんと同じ異世界から召喚されてくる人間なのですよ!」
「おぉ」
信長達から驚嘆の声があがる。
「先日『とある
「そういえば」と飛鳥が「私達って私達以外の異世界人とは会ってないわね」
「うんうん」
耀が頷く。
厳密にはこの箱庭にいるのはそれぞれ別の世界からやってきているので誰も彼も異世界人といえなくはないが、自分達のようにここへ召喚された普通の人間には会わない。見た目は人間そのものでも括りとしては皆獣人。ただの人間はジンくらいなものだ。
「そいつは面白そうだな。どんなヤツなんだ? 男か? 女か?」
「まだわかりません」
ひどく興味を抱いた十六夜の問いにジンが答える。
「僕達が十六夜さん達を召喚したときもそうでしたが、こちらは召喚されてくるものがどういった人間なのか、どんなギフトを持っているか、何一つわからないんです」
黒ウサギ達では特定の存在をピンポイントで選んでこちらへ呼ぶことは出来ない。招待状という入り口を一方的に送るのが精一杯だ。故にもしかしたら召喚されてくるその人物は凶悪な連続殺人犯かもしれない。もしかしたら言葉も話せない赤ん坊かもしれない。――――極端だが。
「もしかしたら品行方正、清廉潔白、謹厳実直……まさに皆さんとは真逆の素晴らしい聖人君子かもしれません」
「黒ウサちゃん黒ウサちゃん、心の声が口に出ちゃってるよ」
うふふふー、と期待というより己の希望に胸を高鳴らせている黒ウサギ。飛鳥と耀は『こんなに良い子にしてるのに』『ねー』などと白々しい会話を交わしている。
「召喚してからのお楽しみってか。そりゃますます楽しみだ」
薄く笑う十六夜。召喚されるものが殺人鬼だろうと聖人だろうが、彼にしてみれば面白ければそれでオーケーだ。――――否、彼等にしてみれば。
「それじゃあ今日は新しい仲間をお迎えに行こー!」
「「おー」」
信長先導のもと、問題児達が右拳を突き上げる。
★
「一つ聞いてもいいかしら?」
「なんでしょう、飛鳥さん」
「貴女達は呼び出す人間を毎回毎回水に叩きこむの?」
飛鳥達のジト目にギクリ、と体を揺らす黒ウサギとジン。
木々に囲まれた小さな湖。いや、魚などの生物が生息しているようには見えないそれは少し大きな水溜りと言った方が正しいかもしれない。
この場所に信長は見覚えがある。それも当然だ。なにせここは信長達が初めて箱庭の地へ降り立った場所なのだから。
「それとも召喚される者はまず水に飛び込まなくてはいけないという箱庭の法でもあるのかしら?」
「ごごご誤解です! 黒ウサギ達は皆さんの安全確保の為にこの場所を選んでるのですヨ!」
必死に弁解する黒ウサギ。飛鳥は思う。ならばまず何故あんな高所へ召喚するのかと。
「まあまあ落ち着いてよ飛鳥ちゃん、今回落ちるのは僕達じゃないんだし」
ニコニコと笑う信長は身を屈めて茂みに潜みながら酷い台詞をさらっと言う。
「その通りだぜお嬢様。今回被害を被るのは俺達じゃない。それに俺達があんな目にあったんだ。新人にも同じ目にあってもらわなくちゃな」
信長の隣で同じようにしゃがみこんでいる十六夜はヤハハと笑う。
そう、彼等はかつて黒ウサギがそうしていたように湖を一望出来る位置で身を隠している。以前の失敗は繰り返すまいと今回黒ウサギは落ちてくる異世界人を受け止めてあげようと堂々と湖の前で待とうと思っていたのだが、それはズルいとわけがわからない抗議の声を上げた先輩問題児達によって却下。新人には洗礼が必要だと彼等のとき同様湖に叩き落とそうという意見に決まった。そしてそれを傍観してやろうと。
ああ、非常にタチが悪い。
「ううー……いややっぱり受け止めてあげた方が――――」
「来たぜ」
黒ウサギが決断を口にしようとしたその瞬間、十六夜が言う。十六夜の言葉に、視線に、皆の視線がつられて空を見上げる。天蓋外の剥き出しの空を揺蕩う白い雲。それが――――裂けた。
「わぁ……」
漏らした声は一体誰のものだったか。雲が裂け、
深い青、否。漆黒、否。濃紺、否。
何の色ともつかない空が裂けた向こう側。その光景は世界の果てにあった大滝のような自然とは決定的に違う、見惚れるというより圧倒される絶景。
あの向こうがつまり十六夜が、飛鳥が、耀が、信長が、はたまた誰も知らない世界へ繋がっているということなのか。それも考えるだけで信長の心は踊った。
そのとき、裂け目から一筋の光が落ちる。
「人だ」
飛鳥やジンにはまだ見えないが、鷹の視力を有する耀は誰より先にその光の正体を視認した。光は彗星の如く真っ直ぐ落下している。遂に張り巡らせた水膜をいくつも突き破って落下スピードをゆるめると見事に信長達の目の前の湖にダイブした。突き昇る水柱を眺めて、飛鳥は呟く。
「私達、よく生きてたわね」
ギクギク、とした二名が誰なのか、最早言う必要はあるまい。
「さ、じゃあお出迎えしようか」
無慈悲な洗礼に満足したらしい信長が茂みから体を起こす。他の面々もそれに続いて続々と身を晒す。ワラワラと無造作に異邦者が落下した場所に近付いてようやくその後ろ姿を確認したとき、ピタリと信長の足が止まった。
「どうかしましたか信長さん?」
先頭を歩いていた信長が立ち止まったことに不審そうに顔を覗き込む黒ウサギ。彼はいつも通りの笑顏をそのまま凍らせて、前方を見つめていた。そちらを見て、黒ウサギは納得した。
召喚された者を受け止めるべく指定した湖。そこに座り込むようにして背中を見せる人物こそこの度召喚されし者だろう。上等そうな浅葱色の着物を花のように地面に広げて、ハッとするほどに美しく長い艶やかな黒髪を垂らしている。黒ウサギはレティシアという美しい金糸の髪の持ち主を知っているが、この黒髪も彼女の髪に負けず劣らずの美しさだ。珍しく黒ウサギ自身嫉妬を覚えるほどに。
そして、振り返った黒髪の女性はそれはそれは可愛らしい容姿をしていた。クリっとしたまん丸の目。小さな体躯。あどけない顔立ち。着ている着物もそうだが、どこかのお姫様のような気品ある雰囲気。まるで人形のよう、という表現がピタリとハマるほどに異邦者は――――可憐な少女だった。
可愛い女の子には目がない信長のことだ。きっと彼女を見て見蕩れているのだろう、そう思った黒ウサギだが、
「の」
何故なら最初に口を開き、
「の」
脱兎のごとく駈け出して、
「の」
濡れた体も構わず飛びついたのは人形のように可憐な少女の方だったから。
「信長様ああああああああああああああああああ!!!!」
目に涙さえ浮かべて信長の首に腕を回して抱きついた少女はまだ名乗りもしていない信長の名を呼んだ。唖然とする一同。
為すがまま抱きつかれていた信長は強張った声で言った。
「久しぶり、帰蝶」
彼もまた、名乗ってもいない少女の名を呼んだ。
★
「す、すみませんでした。わたくしったら……なんてはしたない」
召喚と同時に信長に抱きついた少女はすぐに我を取り戻したのかその手を放した。落下の際自身が水に濡れてしまっていたことにも気付いたのか顔を赤くして腕で体を隠すようにその場でへたり込んでしまう。それでも横目でチラチラと少年の姿を確認しては頬をゆるめている。一方で、信長の方は思わぬ自体にいつもの笑い顔のまま痒くもない頬を指で掻いている。
そんななんともいえない雰囲気を打ち破ったのは成り行きを呆然と眺めて、ようやく意識を現実に戻した赤いドレスの少女の言葉だった。
「それで、もちろん私達にちゃんと紹介してもらえるのよね、信長君?」
「うん。知りたい」
「YES! 信長さんにはその義務があるのですよ」
腰に手を当てた飛鳥が信長に問う。心なしかいつもよりその声音が低く、目つきも鋭く見えるのは気のせいだと思いたい信長。飛鳥の背後の耀と黒ウサギの視線も何故かピリピリとした刺を感じる。
わけもわからない妙な空気に逃げ出したくなる足を押しとどめて、とりあえず彼女達へ傍らで座り込む少女を紹介する。
「彼女は帰蝶。僕の故郷がある世界の正真正銘美濃のお姫様だよ。――――あ、今は尾張か。みんなの歴史では濃姫って呼ばれてるんだっけ?」
濃姫、その呼び名は飛鳥達にも聞き覚えがある。戦国時代、『美濃のマムシ』と呼ばれ名を轟かせた大名、斎藤道三。その娘が彼女だ。そして史実では彼女は尾張国――――織田 信長のもとへ嫁いだとされている。
「へ、へえ」ぎこちない笑みを浮かべる飛鳥「じゃあその子が信長君の……お、お、奥さんなのね」
なんでこんなに声上擦ってるんだー、と心中で自分自身に突っ込んでいる飛鳥。取り返しはつかないのでそのまま平然とした演技を続行。
飛鳥の視線が、耀や黒ウサギの視線が信長に集まる。出来うれば彼自身の口から答えが聞きたかった。
少女達の気持ちを一体どこまで察したかは不明だが、視線の集まりからこの沈黙を破るのは自分なのだと思った信長が口を開こうとして、
「にしても凄い確率だな」
沈黙は十六夜の気安い調子に破られた。今度は視線が十六夜にと集まる。気を削がれた信長の意識が十六夜へ。
「なにがー?」
「考えてもみろよ。あらゆる時代、あらゆる世界と繋がるこの箱庭で、同じ世界の同じ時代を生きた人間が召喚される確率ってのは一体どれくらいなんだろうな」
信長達がそうだったように、箱庭はあらゆる世界、時代から召喚、あるいはそれ自身の意志でやってくる。伝承にこそ覚えはあっても顔馴染みとここで再会する確率など皆無に等しい。たとえば帰蝶が自らの力でこの世界にやってきた、又は黒ウサギ達が彼女を指定していたというなら話は別だが。
まだまだ箱庭事情に乏しい信長や飛鳥、耀は驚いているものの反応が少なかったが、黒ウサギ辺りがそのことに気付くと目を丸くして驚いていた。それは途方も無い奇跡なのだと。同時に、そんな奇跡の再会を果たした客人を呼び出してずぶ濡れにしたままにしておくことに兎としての、否黒ウサギ自身の生き様に不義理を覚えた。
「とにかくこのままでは帰蝶さんが風邪をひいてしまいます。一度本拠に戻ってから改めてお話をしましょう」
勝手に自分を恥じていつも通りに戻った黒ウサギの提案に各々の反応で頷く。そのとき妙な視線を信長へ送っていた帰蝶が何故か残念そうにため息をついたように見えたが、理由はわからない。
「ささ、こちらへどうぞ!」
黒ウサギの誘いに小さく頷いた帰蝶は濡れた着物を引きずらないよう持ち上げてあとについて歩き出す。耀の前を横切ったそのとき、耀の鼻がスン、と動く。
「花の香り……」
無意識に呟くほどの声量だったが帰蝶にはその言葉が聞こえたようだった。耀の顔を見て驚いたような顔を浮かべて、目が合うと恥ずかしそうに頬を染めて目を逸らした。耀は首を傾げる。
「十六夜さん」
女性陣が前を歩き出し、そのあとに信長が続く。その後ろでジンが十六夜に喋りかけた。
「さっきわざと話題をそらしました?」
「お、わかるかおチビ様?」
楽しそうに十六夜が笑う。ジンは呆れたような顔をした。
さっき、というのは飛鳥が『帰蝶が信長の妻か』と問うたときである。あのとき帰蝶を含めた女性陣全員が信長に回答を求めた。それがどういった理由からなのかまではお子様のジンにはまだわからないことだが、十六夜があのときわざと話題をそらしたということぐらいには気付けた。
「あそこで答えを出したら続きがなくてつまらねえだろ。アイツ等……特にお嬢様辺りのこれからの反応は見ものだしな」
クツクツと悪役じみた笑い方をする十六夜に自分のことでないのに怖気が走るジン。彼はこの件に関してなるべく傍観者でいたいと言った。何故ならその方が楽しそうだから。ジンもまた傍観者の立場でありたいと願う。ただし理由は愉悦からではなく、自身の安全確保のため。そのくらいには彼も懸命だった。
★
「いやあ、びっくりした」
「その割には随分気楽そうですね」
ハッハッ、と本館の屋根の上で高らかに笑う信長。ジト目で突っ込むジンは内心屋根から落ちてしまわないか恐々としている。単なる人間並の身体能力しかもたない彼にはこの屋根から落ちるだけで目も当てられない惨劇となる。
この場所は元々信長がお昼寝場所として利用していた。そこへ毎日図書室で気が滅入っていた十六夜とジンがやってきてたまに気分転換するようになった。そしてちょくちょく女性陣には聞かれたくないような話をするうちに、やがてボーイズトークの場となったのだ。
女性陣は帰蝶を浴場へ案内した後、黒ウサギの部屋でガールズトークを始めてしまった。相変わらず無遠慮に部屋へ突入した信長が黒焦げになって追い出されたので、扉には男子禁制という札がかけられてしまった。
「お嬢様の反応は予想通りだが、春日部と、まさか黒ウサギまであんな反応してくるのはちょっと意外だったぜ」
そう言ってヤハハと笑う十六夜は、信長同様無遠慮に部屋に入っていたのだが無傷。こういった危機回避能力の高さもずば抜けているらしい。ちなみに、ジンはその場にはいなかった。いたなら黒焦げどころか消し炭にされかねないことを理解していたから。
「それで?」十六夜の興味深そうな瞳は信長へ「美濃のマムシの娘……戦国一の大うつけの正妻ってのはどういう女なんだ?」
「十六夜さんでも知らないんですか?」
意外そうな声をあげるジン。
「濃姫――――帰蝶っていう人物の資料っていうのは現代に全然残ってなかったんだよ。容姿もさることながら性格も、没録も、一度興味があって調べてみたんだが詳しいことはよくわからなかった」
そも有名であったのは彼女の夫、つまりは織田 信長であって彼女自身何を為したわけではない。それでもこれほど史実、逸話と多くの情報があがる信長の近くにいたにしてはあまりにも少なすぎる。少なからず注目はあって然るべきなのに、だ。
「正妻っていっても、帰蝶が僕のところにくるのと入れ違いの形で箱庭にきちゃったからねー。彼女と会ったのは三回。まともに会話をしたのは実は一回ぐらいなんだよ」
なんだ、と目に見えて落胆する十六夜。
「それでも二つだけ言えることがあるよ。一つは、あの世界で仮に僕と渡り合える人がいたなら、それは彼女だけだった」
信長の言う『あの世界』とは彼の故郷。戦国時代である。最も争いが起きた時代、後の歴史にも名を残す武将達を差し置いて、一度は日の本を治めかけた男は彼女をそう評した。
「やっぱりあの人も信長さんみたいに凄いギフトを生まれ持ってるんですね」
「違う違う」
信長の話を聞いて生唾を飲み込むジンの言葉に信長は笑って返した。
「帰蝶は驚くぐらい普通の人間だよ。飛鳥ちゃんや耀ちゃんと違って、お世辞にも才能なんてものは何一つ持ち合わせていない」
「で、でも今信長さんに並ぶくらい強いって……」
「――――断言出来るもう一つっていうのは?」
わけがわからず混乱するジン。十六夜はその答えをわかっているのかどうかはわからないが次を促した。
信長は天幕の向こう側の青空を見上げてはっきりと言い切った。
「もう一つは――――帰蝶は飛鳥ちゃん達とは絶対上手くいかないと思う」
満面の笑顔で告げられた言葉にジンはまた胃がキリキリと痛むのを感じた。それは多分これから起こる騒動の予兆であった。
閲覧ありがとうございまっす。
>遂に信長君のお嫁さんがああああ!!
>お久しぶりです……ってほどでもないですかね?大体二週間ぐらいでしたっけ?
ちょい覚えておりませぬが、ようやく書ける時間が出来て書いてはみたものの、久しぶりのお休みなんに頭のなかは仕事のことでいっぱいで中々筆《指》が進まず、悔しいかな全然進みませんでした(泣)
文字数が少ないからもっと進めてから投稿すべきかな、とも思ったのですがあんまり日が空くと展開忘れちゃいますよね。あれ信長くんて誰だっけ?(重症)
ままま、展開も更新ものんびりで、挙句文字数も少ないなんてふざけんなで申し訳ないですけども、これからは一話の文字数が安定しないかもでっす!
場合によって後々統合したりするかもですが、それはそのときになったらにしますか。
>さあさあこの番外編は史実のお嫁さん登場です。え?いきなり原作設定無視?
ジョートーじゃあないですか!!
《番外編二話あとがき》
閲覧ありがとうございまっす。皆様GWはどのようにお過ごしでしょうか。楽しんでいますでしょうか。
私ですか?私はGWってなんだっけ?ゴールデンウォーって意味だっけ、と思える戦争のような忙しさに魂が擦り切れています。大丈夫です。私は皆さんを恨んだりしません。世界の全てを恨みましょう!!!
>さてさて、ほんと展開遅いなと思われても仕方なしな展開の遅さです。二話使って(約七千文字)未だ帰蝶さんまともに喋ってないよ!ちなみに、今までのペースならここで一話区切る感じですかね。
次回は女性陣の秘密の園へカメラが向かいます。彼の勇気を讃え、生存を祈りましょう。
>最新刊出てるよ!という龍神仝さんの情報から昨日空いた時間に本屋に行ってみたら『ああ、ちょっと今在庫ないですね』と言われたので、諦めきれず二店目に言ったら『ああ、ちょっとこちらに在庫はry』。
マジでええええ!!と思った以上に手こずってしまい、結果は取り寄せと相成りました。ただし次に取りにいける暇な日がわからなかったのでお預け。まあ、手に入れても読んでる時間あんのかと問われると『……』ですがね!でも早くこの手に欲しいのですよ!!
知っている人はネタバレ駄目ですよ!!絶対ですよ!!(フリじゃないからね!)
>WEB短編があああああ!
スニーカー文庫の短編がもう見れなくなっていました。肝心のリリのお話がまだ全然読んでなかったのに……。