いい雨だね…… 作:佐世保の時雨
時雨は執務室へ向かっていた。ちょうど任務を完了して帰投したところだった
すると遠くに見える執務室から夕立が勢いよく飛び出した
夕立「素敵なパーティーにするっぽーーい!!」
と言うと夕立は外に走って行った。よく見ると白露型のみんなが外に集まっていたのが窓から見えた
通路を抜け執務室の前に着くと呼吸を整えドアを開けた。
時雨「失礼するよ。」
ドアを開けると目の前に短髪で硬めの表情をした結城祥治が椅子に座っていた
敷波「よっ!時雨ちゃん!」
隣には秘書鑑の敷波もいた
時雨「提督、なんの用だい?出撃かな?」
結城はにっこり笑って言った
結城「いや、たまには鎮守府のみんなで宴会する事にしたんだ」
敷波「他の娘達にはすでに伝えてあるんだけど」
結城「時雨は出撃中だったからね。今聞いてみることにして呼んだんだ」
時雨「ありがとう。楽しみにしておくね」
結城「まずは買い物、、だな」
敷波「道具関係は白露ちゃん達が行ってるよー」
結城「ということで食べ物を買ってきてくれないか?」
結城「俺と他の娘達で部屋を飾るってことになったからさ」
敷波「アタシは綾波と司令の手伝いするよー」
結城「ということで鎮守府前の広場に行ってくれ」
時雨「うん」
時雨は元の道を戻り鎮守府の外へ出た
時雨「今日は日差しが強いや、、、」
鎮守府の前の広場に着くと 皐月 長月 の2人が待っていた
皐月「やあ!いい天気だね!いい買い物日和だ」
長月「あぁ、いい天気だな」
長月「そんなことより、あと一人来ないんだが知らないか?」
長月は少し落ち着いた表情で言った
吹雪「ごめんなさーーーーーーーーい!」
向こうの別の広場から吹雪が走ってきた
吹雪「ごめん!広場間違えちゃった、えへへ」
皐月「あははは」
長月「やれやれ」
時雨「吹雪にもドジなところがあるんだね」
4人はしばらく笑い合い、買い物に向かった
皐月「この近くのお店で買い物しようよ!!」
長月「そうだな、、、」
吹雪「いいんじゃないかな!うん!」
時雨「じゃあ二手に別れようか、ボクと長月。吹雪と皐月の2人で行動することにしよう」
皐月「わかったよ!」
長月「了解だ、」
吹雪「了解!!!」
吹雪と皐月は楽しそうにお菓子売り場へ行った
時雨と長月は食品コーナーへ向かった
時雨「えっと、鳳翔さんから貰った紙に買うものが書いてあったはず」
長月「今日は人が多い。うるさいのは苦手だ」
時雨「えっと、玉ねぎとお肉と人参とじゃがいも…」
時雨は書かれた食材を長月の持ったかごに入れていった
長月「流石に重いな。」
時雨「そうだね。普段は鳳翔さんが買い物に行ってるけど大変だね。鳳翔さんは凄いや」
二人は買い物を終わらせると店の外に出た。すでにお菓子や飲み物を買い終わった吹雪と皐月が待っていた
皐月「凄い量だね、ボクも手伝おうか!」
吹雪「そうだね!手伝おうよ!」
二人は時雨と長月の荷物を持つのを手伝った
鎮守府への帰り道を歩いていた時。子猫が石垣の上で寝ていた。それを見た皐月は
道に生えていたじゃらしのようなもので遊び始めた
皐月「ボクとやりあう気かい?可愛いね!!」
長月「皐月、他の仲間達が待ってるんだ。寄り道しないで帰るぞ」
吹雪「うん。」
時雨「だね、、、」
皐月はじゃらしのようなものを子猫の隣に置き3人の元へ急いだ
吹雪「にしてもあの猫可愛かったなぁー。同じ艦隊の仲間にもみせてあげたかったなー」
皐月「そうだね!」
長月「そんなにか?猫は嫌いじゃないがな」
時雨「、、、、、、」
時雨(艦隊の仲間か、ボクも艦隊の仲間に会いたいな、山城、いまどうしているのかな、、)
長月「時雨、うかない表情だな。今日くらいは辛いことも忘れたらどうだ?」
時雨「そうだね、、ありがとう」
4人は鎮守府へ戻った。すると鎮守府の入り口で白露達が待っていた
白露「おかえり!!」
村雨「はーい!おかえりー!」
夕立「ぽいー」
春雨「おかえりなさい。時雨姉さん
五月雨「おかえりなさい」
涼風「おかえりー」
すでに準備は終わっており。後はご飯の支度のみだった
鎮守府には宴会場のような物があり、そこにみんな集まっていた
すると「注目!!」と声がした
結城「みんな!今日は楽しんでくれ!」
結城の言葉にみんなは歓喜の声をあげた
夕立「素敵なパーティーにしましょ!!」
しばらくすると鳳翔さんの作った料理が運ばれてきた。
鮮やかに盛られた刺し身。他にもずらりと並んだ
敷波「どんどん食べてねー」
綾波「あやなみ特製の肉じゃがもありますよー」
鳳翔「みなさん。楽しんでくださいね。お料理はお任せください」
足柄「後でシャンパンシャワーやりたいわねー」
羽黒「姉さんったら」
結城「たまにはいいな、こういうのも。楽しいか時雨」
時雨「うん。みんないつにもなく楽しそう」
いつかほんとの平和が来たらこんな感じの日々が続くのだろうかと時雨は思った
みんなそれぞれ歌を歌ったり。1発ギャグをしたりした。
実は五月雨は買い物の途中に迷子になったことをばらされ五月雨は赤面していた
時雨(そうだ、今はあの時とは違う。みんながいる。一人じゃないんだ)
そんな時、足柄がシャンパンシャワーを始めた
足柄「あははは!!酒だー!!酒の雨だー!!」
駆逐艦の娘達はお酒は飲めないので炭酸でやり始めることにした
吹雪は顔にコーラを噴射されていた
吹雪「うわぁあ!!」
吹雪「もう、だめれすぅ、、、」
他の娘達も楽しそうにかけあい、幸せそうだった
時雨「みんな、はしゃぎすぎだよ、、笑」
大潮「わぁ!甘い雨です!!」
時雨「甘い雨、、、、」
みんな嫌がる雨とは違う。喜びの雨
時雨はにっこり笑うとこう言った
「いい雨だね、、、、」
初めての投稿ということでドキドキしました。感想を書いて貰えれば光栄です。
これから練度をあげて頑張ります!!