もょもとがダンジョンにいるのは間違っているだろうか【DQ2×ダンまち】   作:こうこうろ

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投稿ミスをしてしましました。申し訳ありません。

・・・ただの特訓回なのに、今までで一二を争う長さっていうのはどういうことなんですかね・・・?

追記

ちょっとオラリオの設定に関する勘違いをしていたため、修行を行った場所などを修正いたしました。感想欄にてご指摘してくださった方々、ありがとうございます。


第八話

 一通りの報告を終えたヘスティア・ファミリアの面々は、途方に暮れていた。

 何故なら、ロランを目立たせず廃教会まで帰る方法が思い付かなかったのである。

 再び冒険者たちや神々に追いかけられることが無いとはいえない。

 というか、追いかけられる可能性の方が高い。

 もし捕まってしまったら、その後に起こるは勧誘の嵐だろう。

 そこに誘惑の魔法などの手段を選ばない者もいるに決まっている。

 

「あの、もしよければ私に提案があるんだけど……」

 

 そう言ってくれた、エイナの背後から光が差しているように見えたのは、きっと気のせいのはずだ。

 

 エイナの案とは簡単なことであった。

 青い上着とヘルメットを脱ぎ、彼女から渡された布の袋に詰め、ゴーグルを掛ければ正体を隠せるのではないか、という妙案である。特徴的な青い装備については広まってしまっていても、顔の細かい特徴まで知っている者は少ないだろう、という推測の元に立てられた作戦は……大成功であった!

 

 ロランの青い瞳はゴーグルに隠されており、彼の黒髪に至っては、外出するときにはいつもヘルメットに隠されていたことから、その色を知っている者はファミリアの仲間くらい。

 若さゆえの幼さは残るが、十分に男前で誠実そうな顔立ちを廃教会の半壊した女神像に向けながら、エイナの慧眼に感謝するばかりである。

 

「さ、ダンジョンに潜ってお腹も空いたろう? ちょっと早いけど、お夕飯を食べようぜ!」

 

 ヘスティアの提案に否やは無い。

 特にベルは今日初めてダンジョンに潜ったのだ。その疲労、空腹は推して知るべし。

 

 

 

 三人で協力して作った夕食―――シチューに焼き上げたパン、賄いのジャガ丸くん、更にはハンバーグまである豪華な食事を平らげ、三人並んで仲良く歯を磨いた後、ベルはベッドの上に横たわっていた。

 睡眠を取るのではない。

 ダンジョンで得た経験値(エクセリア)によるステイタスの更新するためである。

 

 華奢な背中を晒したベルに、ヘスティアが跨っている。

 最初はロランと同じようにベッドの横に立っていたのだが、どうやらロランと違い、背中が小さくてやりにくかったらしい。

 まあ、お互い邪な気持ちは抱いていないのかもしれないが……スカートで男の身体に座って良いのだろうか?

 

……神にしか、変えることの出来ないはずのステイタス。

 

(――僕の現在のステイタスが異常に高かったのは何故だろうか。)

 

 元々持っていた能力が高かっただけなのか、それとも……ルビスから、オラリオの冒険者たちと同じように神の恩恵を受けていたのかもしれない。

 当てもない旅の中、戦った怪物たちは数え切れない。

 その時の経験が、僕のステイタスに反映されていてもおかしくは無い……と、思う。

 

 漏れていた光が収まる。

 その時、ベルの努力が数値となって明確に視認することが可能となるのだ。

 

 しかし、背中を見たヘスティアの表情は……またしても、驚きであった。

 今回はロランのように有り得ないほどの高さによってではない。

 上昇幅が異様だったのだ。

 

 その原因は―――ベルの習得したスキル『憧憬一途(リアリス・フレーゼ)』以外には有り得ない。

 

 その効果を、今はヘスティアのみが知っている。

 能力値の異常な早熟。

 異性への懸想によってではない。英雄への憧れ、英雄になりたいという夢。

 つまりは、ロランへの憧憬が続く限り、その効果は消えることが無い。 その気持ちの強さが増すことがあれば、さらに早く能力が成長するだろう。

 

……こんな面白そうなスキル、暇をしているがために下界に降りてきた神々が見逃すはずも無い。

 下手をすれば、ロランより興味を持たれてしまうかもしれない。

 

「……神様、どうかしたんですか?」

「わひゃうっ! ……い、今ステイタスを書いた紙を渡すから、ちょっと待っててね……」

 

―――慌ててスキル欄の項目を消す。

 

(この事については、後でロラン君に相談しよう……。)

 

 神が人を頼る、というのも何だか可笑しな話だが、この判断は正しい。 数々の修羅場を切り抜けた勇者の判断が、神の英知に劣るとは限らないのだ。

 

 ベルはヘスティアから渡された紙を見ても、ある異常には気付かなかった。

 慌てて消されたため、微かに黒いインクの残るスキル欄ではない。

 他の冒険者であれば一目で分かる基本アビリティの異様さに。

 熟練度上昇値が百オーバーという、スキル無しには絶対に不可能な数字に。

 

「こ、これが今の僕のステイタスか……結構、上がるものなんですね……」

 

 この勘違いも仕方のない事だ。

 ベルは初めてダンジョンに入り、初めてステイタスの上昇という現象を見たのだから。 

 部外秘とされる他人のステイタスを見れるはずも無い。

 自分の凄まじさに気付かなかったのは当然といえる。

 

「さあ、次はロラン君だね!」

「いえ、僕はいいです。多分ですけど、碌に上がっていないでしょうから」

「むう、ロラン君がそう言うなら……」

 

 昨日、空腹の存在があったとはいえ、更新を忘れてしまっていたヘスティアには納得がいっていない様子だ。

 流石のロランと言えど、二日もダンジョンを探索すれば微々たるものであってもステイタスは上がるだろうと考えていた。

 

……ロランは恐怖していたのだ。

 もし、自分がこれ以上に強くなってしまったとしたら。

 冒険者にとって自分の命運を分けるのが力量である。

 戦闘力の上昇を拒むようなロランの行為は、本来であれば愚行極まりないものだ。

 しかし、彼の心に潜む闇が吹き飛ばされない限りは、ロランがステイタスの更新を望むことは無いだろう。

 

 しかし、彼の行動は大した意味を持たない。

 元々、モンスターを倒しただけで経験値を得て、世界の基準が違うとはいえ、レベルの上昇と共にステータスを上げることの出来た男なのだ。

 ロランの背中には現れずとも、確かに基本アビリティは研鑽されていくことになるだろう。……まだまだ、微々たるものかもしれないが。

 

 彼の闇を吹き飛ばす風を起こす者は誰なのであろうか?

 女神か、少年か、それとも――旧知の友なのか。

 

 一通りの用事を済ませた彼らは、昨夜よりは早い時間に各々の寝床に入っていた。

 ヘスティアは拠点に一つしかないベッドに、ベルはソファーに、ロランはいつも通り壁に面した床に座っている。

 ファミリア一番の稼ぎ頭であるロランを床になど寝かせられないと二人は言ったのだが、逆にロランは柔らかい場所で寝るのは実は苦手なのだ。 長い間野宿が当たり前、宿屋に泊るのは結構稀なんて旅をしていると、柔らかい寝床は彼にとって落ち着かない場所になってしまった。

 出奔したとはいえ、ローレシア国王子などというやんごとなき身分であるのに。

 

「明日からは、僕の訓練に付き合ってくれるんですよね?」

「うん、そのつもりだけど……」

 

 ベルにとって、ロランとは憧れの存在である。

 今までは物語の中の人物しか知らなかった英雄として。

 英雄になる事、そして可愛い女の子と出会うためオラリオに来た少年が、彼に憧憬することは最早必然といえる。

 その英雄が自分のことをマンツーマンで鍛えてくれる……少年が喜ばないはずが無かった。

 

……彼もまだ、ロランがその実力をもって、何を成し遂げて英雄になったのかは知らないが……。

 

「ロランさん、よろしくお願いします!」

 

 知らぬが仏、という諺が存在する。

 ベルにとって、ロランの過去とはまさにこの一言が当てはまる。

 彼がどのようにして、誰の目から見ても驚愕に値する力を身に着けたのか、少年は知らない方が簡単に幸せになれることだろう。

 

 しかし、彼の闇を知らぬ間は、二人の王子と王女のような『真の仲間』には決してなれないこともまた、事実。

 

 

 

 朝早くから、ロランとベルの両名はオラリオを取り囲む市壁の上にいた。

 まるで、雲に手が届きそうな高さ。

 良く晴れた青空の下、彼らの石畳を叩く足音が明瞭に響く。

 思いのほか広い、静謐な空気が漂う空間に彼ら以外の人物はいない。

 何故、ダンジョンにも潜らず、二人がこんな場所にいるのかと言えば、約束をしていた特訓を行うために他ならない。

 まず、手始めに、ロランが決めたトレーニングとは……持久走であった。

 都市の外周を回るように二人は走っている。

 ロランは常にペースを乱さず、呼吸も一定だ。

 しかし、ベルの方は自身の重さに四苦八苦しているようだ。それもそのはず、彼らが行っているのはただの持久走ではない。

 武器、防具共に装備し、まるで今からダンジョンを探索するかのような格好で走っているのだ。

 ロランはその正体を隠蔽するため、ヘルメットと青い上着だけは脱いでいるが。

 

 冒険者の防具には、基本的に堅牢な金属が使用されている。

 ベルの支給品である防具も胸の部分だけとはいえ、鉄のプレートが使用されている。

 その重さは中々のものだ。

 少なくとも長い間走るには不適当な格好だと断言できる。

 

 ロラン曰く、冒険において最も重要なのは体力であり、装備を付けたまま最低でも一時間は休憩無しで走ることが出来なければならないらしい。 戦闘とは、走る事よりもずっと消耗する。 

 走ることぐらいは簡単にこなさなければならないという。

 少年だって彼の言いたいことは分かる。分かるのだが……

 

(……憧れの英雄に教わるのんだから、もっとこう、剣の技とか、戦闘に関する技術も教わりたいんだけどなあ……。)

 

―――彼の願いが叶えられたのは、ベルが走り続けて息も絶え絶えになった、目標の一時間後のことである。

 

 持久走の後の休憩。

 肩で息をしながら、土埃で汚れるのも構わず大の字になったベルに、ロランが前々から気になっていたことを問いかける。

 

「そういえば、ベル君は何でオラリオに来たんだい?」

「……僕は……祖父から聞かされていたような……英雄に……なりたくて……」

 

 喋ることもまだ辛い様子だ。

 しかし、その姿がロランが認識されることは無かった。英雄という言葉がロランの心に重くのしかかる。

 ベルがもし英雄となれた時、自分と同様に迫害されてしまうのではないか、という不安がよぎった。

 オラリオの人とはあまり話したことは無いけれど、エイナさん、ヘファイストスさん、……そして、ヘスティアさん。

 彼女らが、どんな目で少年を見ることになるのだろうか。

 

 ベル君が他者に受け入れられれば良い。 

 何も言うことは無い。

 だけど、ロランの時は違った。

 勇者としての力を拒絶されてしまった。

 ローレシアの国民と、オラリオの人々は違っていて欲しい。最悪、同じ経験をした僕だけでも彼のことを守らなくてはいけない。

 そのような決意を固めるには、早すぎる段階かもしれないが……。

 

「男の浪漫とは……ハーレムを作る事だって……祖父が良く言っていたんですよね……エヘヘ……」

 

 幸か不幸か、ロランはその言葉を聞くことは無かった。

 思い悩む彼の顔と、ベルの疲弊しながらも、何を想像したのかは知らないが、顔を赤らめて笑うその顔は実に対照的なものであった……。

 

「さて、今から実践的な訓練をやろうか」

「え、今からですか?」

 

 ベルの身体には疲れが溜まっている。

 正直、今から戦うのは、少年にとっては大分きついことだろう。

 それを知ってか知らずか、ロランは何時の間に拾っていたのだろうか、木の棒を手に取る。

 頑丈そうなそれは、六十センチ程はありそうだ。

 

「疲れているからこそ、だよ。ダンジョンのモンスターたちは君の体調なんか関係なく襲ってくるからね」

「そ、そういうものなんですか……?」

「魔物とは、そういうものさ。……僕を、倒す気でかかって来るんだ」

 

 その一言は、心優しい少年にとっては衝撃的なものであった。

 一時的な、仮初めの感情といってもベルは味方に敵意を抱けるような性格をしていない。

 

 少年が葛藤するのとは裏腹に、勇者は棒を一振りする。

 『ひのきのぼう』ですら立派な武器と化す腕前。

 そこいらで拾った大枝であっても、目の前に立つベルを打ち倒すくらい訳無い。

 その証拠として、ロランが何気なく振るった棒の風圧だけで、石壁の表面が砕けてしまった。

 

……二回目の命の危機が、こんなにも早く訪れるとは思わなかった。

 

 今になって、レベルというものの本質を理解する。

 本来、レベルの差とは絶対的なものである。

 Lv.1の自分が、Lv.10の剣士に全力で挑まないことなんて、驕り以外の何物でもない。

 

 ベルは刃があるナイフで、ロランはただの棒。

 それでも尚、両者の間には圧倒的な戦力差が存在する。

 震える足をベルは手のひらで叩き、自分を鼓舞する。

 

(ロランさんに並び立つためには、これくらい乗り越えなくちゃいけないんだ――)

 

 短刀を正眼に構え、相手に向かって走り出す。

 目の前に立つは、破壊神を乗り越えた英雄。

 将来、英雄を目指す者の相手にとって、これ以上の者はいないだろう。

 

 

 

――ロランは、ベルの成長速度に驚愕していた。

 おっかなびっくりゴブリンと戦っていた時とは違う。

 一回りはスピードが上がっている。

 これも、『神の恩恵』のおかげだろうか。

 ベルに対する評価を上げながらも……やることは変わらない。

 

 コンパクトに振り上げた短刀、恐らく、隙を無くしてリーチの短さを生かした攻撃の回数で攪乱する作戦を立てたのだろう。

 戦闘に関して未熟であった少年にしては良い戦術だ。しかし――

 

 短刀を持った側の手首を左手で押さえる。

 勝手に棒で戦うと思い込んでいたベルは、驚きで一瞬硬直してしまった。

 その顎に右手を当て、ベルの身体を受け流すように左腕を引き、掴んだ顔を若干手加減をしながら地面に押しつけるように動かす。

 瞬間、ベルの身体が宙に浮いた。

 

――その投げ技は東国の武術、合気道のそれと酷似していた。

 

 ベルの後頭部が地面に叩きつけられる……直前に、ロランが右手でベルの首を抱える。

 間一髪、ベルの意識が飛ばずに済んだ。そのまま彼の身体を起こす。

 

「相手が武器を持っていても、使うとは限らないんだ。さあ、もう一回だ。……来いっ!」

「……は、はいっ!」

 

……思考までも止まっていたように見える。

 ロランに声を掛けられて、ようやく自分が教えを受けていたのだということに気付く。

 ベルにとっては紛れもない、『実戦』の中で。

 

 

 

――ベルの訓練は、持参したサンドイッチの簡単な昼食を挟んで夕暮れまで続けられた。

 

 一撃を受けること覚悟で突きに走った際は、足を掛けて転ばされる。

 

 鞘を牽制に使った短刀との二刀流もどきで正面から向かった時は、瞬く間に彼の装備する棒によって二つとも弾き落とされ、喉元に棒の先端を突きつけられる。

 

 奇襲を狙って監視用の塔に駆け上り、上から飛びかかっても、短刀を持つ腕を掴まれ、背負い投げの要領で地面に叩きつけられる。

 

 全く歯が立たなかった。

 ロランは無傷のまま、かすり傷ばかり増えていく。この擦り傷こそ、ロランが極限まで手加減していることの証。

 本気を出していたなら、砕かれた石壁と同じ道を歩んでいたことだろう。

 しかし、それでもベルは自分が強くなったという実感があった。

 適宜行われるロランからのアドバイス。

 頭の中で試行錯誤しながら強敵と戦う術を編み出そうとする。この経験は、得難いものなのだろう。

 ロランと同じファミリアである―――その『幸運』に感謝した。

 

「……ベル君は、敏捷さを生かして戦うのが得意みたいだね」

「た、多分……そう……なんですかね?」

 

 肩で息をするベルに対して、そう判断する。

 短刀という武器は、もともと彼の性質的に合っていたらしい。

 下手に長剣などを買わなくて良かったと思う。

 

―――それなら、あの技が良い。

 

 自分も剣の師にやられた事のある戦法。

 厳しい鍛錬の後に、これから自身が教わる奥義を魅せられる。

 要は飴と鞭の事だ……単純だが、効果の高い教え方である。

 モチベーションを下げることなく、鍛錬を続けさせるにはもってこいの方法。

 

 その時、確かこう言っていたはずだ……。

 

「ベル君、今から僕の、す、スーパーな必殺技を見せるから、一日でも早くマスターしてね……?」

「え!?良いんですか?ロランさんの技なのに……」

「ま、まあ、正確には僕の流派の奥義だけどね……多分、短刀でも扱えると思うから」

 

 思わぬ恥ずかしさに顔を赤くしながら、ロランが今日初めて鋼の剣を鞘から抜き放つ。

 その標的は……上空。

 流石に、オラリオを守る石壁を切断するわけにもいかないだろう。

 

 ベルと、特訓による剣戟の音に気付き、偶々壁上にやって来ていた金の瞳(・・・)を持つ少女だけが、その奥義を見ることが出来た―――それは、神速の二閃による刃の煌めき。

 

 ロランの放った『はやぶさ』の如く襲い掛かかる振り下ろしの斬撃は、空気という実体を持たない存在すらをも切り裂く。

 ほんの一瞬、真空となった二本の線状の空間に、大気が流れ込むように風が巻き起こる。

 遠く離れていた少女の流れるような金の髪が、その風に揺れる。

 

 この技を、サマルトリアの王子は、得物である『はやぶさの剣』の特性を生かし、まるで風のように絡む(・・)斬撃へと昇華させた。

 

『古流剣殺法二文字』

 

 威力を重視した他の奥義とは違い、速度を重んじた奥義。

 この技こそ、ベル・クラネルという冒険者が習得するに相応しいだろう。

 




スーパーな必殺技の下りは、分かる人には分かるはずです。筆者のお遊びですので、決してロランの師匠が眼鏡をかけたあの人という訳ではありません。ロランがア○ンストラッシュを使う訳でもありません。

木が可哀想な話です。読者の方々は、緑を大切にしてください。

これは自分の推測なのですが、古流剣殺法二文字とは、はやぶさ斬りのような技だったのではないかなー、と考えています。ベル君は習得できるか!?

リアリス・フレーゼのスキルを多少変更しました。ま、ロランと先に会っているから、多少はね?





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