「あーあ、今日から通常授業か」
俺は今、渚と杉野、岡島と歩いている。
「そーいやさ、昨日、烏間先生から一斉送信メール来た?」
「あ、うん」
渚は鞄を漁り、ケータイを探している。
「うーん、そういえばそんなの来たっけ。見てないや」
「いや、見ようよ」
そう言いながら、ケータイを見せてくる。
明日から転校生が一人加わる。多少外見で驚くだろうが、
あまり騒がず接して欲しい。
「………転校生ねぇ、この時期にE組だと…な?」
「文面的に暗殺者だよね」
「ついに来たか、転校生暗殺者」
「え、俺は?」
「「記憶無かったからノーカンで」」
「ひどっ!」
別にそんなに言わなくても………
「………転校生名目ってことは俺等と
「そこよ!!」
岡島がここぞと言わんばかりに言ってきた。
「気になってさ、顔写真とか無いですか?ってメールしたのよ」
岡島がケータイを見せてきて。
「そしたらこれが返ってきた」
写っていたのは、希とは違う薄い紫の子だった。
「可愛いが俺のタイプでは無いな」
「お前は茅野だもんな」
「おお!女子か」
「ふつーに可愛いじゃん」
そんな会話をして教室まで歩いてった。
~教室~
「さーて、来てっかな転校生?」
転校生の代わりにものすごい雰囲気の機械があった。
「転校生?」
「いや、サポート機械かもしれないぜ。足が弱いとか」
コレが転校生では合って欲しくない。そんな気持ちが優先した。
「おはようございます。今日から転校してきました、自律思考固定砲台と申します。
よろしくお願いします」
_ぷつっ!
そんな音と共に画面が切れた。
『………………』
~HR~
「皆、知ってると思うが転校生を紹介する」
烏間先生はさっきの黒い箱の方に行く。
「ノルウェーから来た、自律思考固定砲台さんだ」
「よろしくお願いします」
「烏間先生もたいへんだなぁ…」
「俺あの人だったらツッコミきれずにおかしくなるわ…」
「烏間先生質問~」
俺は手を挙げる。
「何だ?」
「それってAIでしょ?どうやって作ったか知りたいからちょ~とだけいじくっていい?」
ダメに決まってるだろ!!
皆がそう思う。
「………ダメだ。壊れたら賠償が凄いことになる。最低でも100億は超える、
それを払えるなら別だが」
「100億ねぇ」
俺は鞄の中から通帳を取りだして中身を確認する。
「うーん、あと2コぐらいクリアすれば10億は残るか…」
俺は無駄に考える。
「…やっぱりやめとくよ」
「そうしてくれると助かる」
~授業中~
「カルマ、あれからどうやって銃を出すんだろうね」
「ん?どうせ横から出すんでしょ、でかいし」
ガチャガチャ!
「やっぱり!」
「かっけー!」
カルマが言ったとおり横から銃が出た。
そこから濃密な弾幕が始まる。
「ショットガン4門、機関銃2門。濃密な弾幕ですがここの生徒達は当たり前に
やってますよ」
「それと、授業中の発砲は禁止ですよ」
銃がしまわれる。
「気をつけます、続いて攻撃に移ります」
「弾道再計算、射角修正、自己進化フェイズ5_28_02に移行」
また、銃が出される。
「…………こりませんねぇ」
殺せんせーは緑と黄色のしましま模様で舐めている。
弾幕が始まる。
殺せんせーはさっきと同じようによけ、はじく。
同じようにチョークで退路を確保しようとすると、弾がもう一発あった。
とっさに殺せんせーは指を出した。そのため指がぶっ飛んだ。
「ブラインド!?」
隠し球、普通の人間なら少しずれていても気づかれないが、殺せんせーは目も良い。
そのため完璧に同じにしないといけない。
…それを彼女はしたのだ。
「右指先破壊、増設した…………」
彼女は進化していく、そして今日一日は彼女の暗殺で授業が出来なかった。
~翌日~
「朝8時30分、システムを全面起動。今日の予定、6時間目までに215通りの
射撃を実行、引き続き殺せんせーの回避パターンを解析…!?」
彼女には鉄が巻かれていた。
「殺せんせー、コレでは銃を展開出来ません拘束を解いて下さい」
「………うーん、そう言われましてもねぇ」
「違うよ、それやったの俺。正直に言うと改造しても良かったんだけど…
それしかやってないんだから我慢して」
今日一日は彼女の暗殺は行われなかった。
~放課後~
「自律思考固定砲台より
2日目の予定を実行できず。私の独力で解決出来る確率ほぼ0%。卒業までに
暗殺できる確率が極めて下がる恐れあり、至急対策をお願いします」
「ダメですよ、
「てか殺せんせー、呼び出して一体何?改造?」
俺は殺せんせーに問う。
「簡単に言うとそうです。なのでAIの作り方を学んで欲しいと思いまして…」
「!?がち!?手伝うから早くしようぜ!」
俺と殺せんせーは早速作業に取りかかる。
「………殺せんせー、ここってこんなんで良いの?」
「…OKです、ついでにAIの基礎が見つかったのでケータイを貸して下さい、
移しますので」
「分かった。殺せんせー、改造が終わったらどうするの?」
「…………そのときはこの子の意思に任せます」
「………ふーん」
~翌日~
「おはようございます。渚さん、杉野さん」
「………うぅ~、おは、よ」
「「!?」」
「親近感を出すための全身表示液晶と体・制服のモデリングソフト、どちらも自作で8万円」
「今日は素晴らしい天気ですね」
「豊かな表情と明るい会話術、それらを操る膨大なソフトと追加メモリ。同じく12万円」
「あと、ハッキング能力、インターネットによる情報収集能力を追加するアプリ、4万円」
「AIの作り方の解析に300万円」
「先生の財布の残高5円!」
「AIの方は俺が出したけどな…」
ここで思ったこと。
転校生がおかしな方向へ変化してきた。
「………ついでに一つ仕事してくる。殺せんせー、今日は欠席で」
「分かりました、大変だと思いますがお願いします」
「どこ行くの?仕事って」
俺は少し黙り
「こいつの親を日本からノルウェーに帰らせる。それだけだ」
「……………」
~空港~
「自律思考固定砲台のマスターさん、すこしお時間良いですかね?」
「!?」
マスターは驚く。
「良いだろう。どこに行くんだ」
俺は「こっちです」と言い空港の近くのレストランに行く。
「………で、話なんですけど。自律思考固定砲台のSOSは僕がしたことによって出されたものです」
マスターは警戒するが話を進める。
「殺せんせーはあれを壊せなくても僕は壊せます。賠償金が100億を超えてもね」
「でたらめを言うな、キミみたいな中学生が払えるわけがない」
俺は通帳を取り出す。
「ッ!!」
「…言ったでしょう、払えるって。そこで提案です、僕が壊さない代わりに今回した改造を
許し、戻さないこと、今すぐ帰ること、金は僕が出します。コレが条件です」
マスターは少し考える。
「………分かった。だが一つ付け加えて欲しい、殺意や基を壊さないことコレがあればいい」
「ありがとうございます。では僕はやるべき事がありますので…」
俺は去っていく。
後に分かったことだが、自律思考固定砲台の名前が律になってクラスに馴染んだらしい。
さあ!律の話が終わった!
次はオリジナル回だ!
まだネタは募集しているのでどんどん投稿して下さい。
まぁ、次の話は決まっているんですがね。
次回、王様の時間
E組の皆で王様ゲームをすることになった、大変なものや
危ないものまで!さあ王様ゲームを始めよう。