見ている方には本当に感謝感謝です
季節に合わせて題名の通り温泉です
そいや最近入ってないな〜
温泉にて彼らはどうなるのか?
ご期待くだせぇ読者様ァァァ!!!
てな訳で…GO!!
ーーカポーン…
「あぁ〜いい湯ですこと…天然の温泉なんて外ではつかったことなかったしな」
「へぇ〜外の世界はそんなに無いんっすね」
黎人は今、妖怪の山にある天然の温泉につかっていた
何故彼らが温泉に入っているのかというと、それは一刻ほど前に遡る
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「…温泉?」
突如博麗神社に突っ込んできた魔理沙が温泉を提案した
霊夢は訝しげな表情をしており、刃燗は興味深そうな顔をしている
…え?黎人?
魔理沙に吹き飛ばされて山から落とされました
「今めっちゃ寒いだろう?こんなところでグータラするより温泉でゆったり寛いで温まろう、てことだぜ」
「よし魔理沙、後でひねり潰す」
「おいおい、そんなこと言うんじゃないぜ」
「それよりも俺の事は無視か…」
「あ、おかえり」
「軽っ!!」
山の下から黎人が登ってきた
「折角ですし行きやしょうぜ」
「ハァッあんた、て人は…」
刃燗はノリノリのようだ
「まぁ、いいわ。ちょうど暇だったしね」
「ちょうど?常に暇じゃねぇゲブホオ!!!」
黎人再びログアウト
余計な事は言うものではない
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というわけで温泉に来た
途中で早苗、惣一にも声をかけて
男湯→黎人、惣一、刃燗
女湯→霊夢、魔理沙、早苗
が入っている
「のんびり風呂に入る、てのも久しぶりだしなぁ。あの神社じゃあ五右衛門風呂で身体流す程度だしな」
「五右衛門風呂があるんですね」
「あぁ、初めて見たときはビックリしたぜ」
黎人はその時のことを思い出していた
『アチィ!!けつが、けつがァァァ!』
『下に何も敷いてないからでしょ。尻を直焼きする気かあんたは』
「やな思い出だ」
「何があったんですか…」
五右衛門風呂は風呂釜の下から薪で風呂釜ごと湯船を沸かす為、底に耐熱用に中蓋を敷く形で入らなければならないのだが
分からず蓋を出して入った黎人は火傷した
まさに尻に火がつく(物理)である
「さて、体でも洗うか」
「あ、でしたら背中流させて下さい」
刃燗が背中を流したいと推奨
「じゃ頼むわ」
黎人は承諾した
「行きますよ〜
よいしょ〜!!!」
ーーズ バ ッ シ ァァァァ!!!
「ぐおあああああ!!!!!?」
急所に当たった
効果は抜群だ
黎人は力尽きた
「黎人さん!!!?」
「あれ?何でだ?」
「いやこっちの台詞ですよ!それ掃除用のデッキブラシじゃないですか!!」
右手にデッキブラシを持っている刃燗
「何でそんなのやるんですか!!」
「いやぁ…漫画の通りにやろうと」
「何の漫画ですかそれ!?」
刃燗、それ参考にしていい漫画やない
「…殺されるかと思った」
「ふー…」
漸く風呂の中に入れた黎人
というのも背中がヒリヒリして入り辛かった
何でこんな目に…
「アッチャアア!!」
ーードッポーーーン!!!
「はえぇなオイ!」
サウナに入った刃燗
何と5秒も経たずに出て水風呂に直行
速さが足りない
「大丈夫ですか?」
刃燗に声かける惣一
「あ、はい…ところで、何飲んでるんですか?」
惣一は何やら瓶から何かを飲んでいた
「あぁ、自家製のドリンクですよ。本当は良くないんですが、汗掻いた時飲むと気持ちいいですよ。あ、よろしかったらどうぞ」
「マジっすか!ありがとうごぜぇやす!!!」
そう言って惣一からもらった瓶に手を出す
ーーゴキュッ
「ブウウウウウウゥゥゥ!!!!!?」
飲んだと同時、刃燗が吐き出した
急所に当たった
効果は抜群だ
刃燗は力尽きた
「バラーーーーン!!」
「あれ、一体どうして」
「何飲ませてんだテメェ!!」
「梅干しとひじきを牛乳と一緒にミキサーにかけたものです」
「入れれば良い、てもんじゃねぇぞ!!」
身体にいい≠混ぜると美味しい
である
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「さっきからうるさいわね…」
男湯からギャーギャー声がする
風呂に入る時くらい静かに出来ないものか
まぁ、刃燗や黎人には絶対無理だろうが…
「隣いいですか?」
「ん?ああはいはい、どうぞ」
そう言って隣に座ったのは早苗だった
「ん〜…気持ちいいですねぇ。巫女の仕事で肩が物凄く凝ってましたから。霊夢さんはそんなの無いでしょうけど」
「うるさいわね。やる時はやるわよ」
「例えば?」
「掃除とか……掃除とか」
「それ以外無いじゃないですか」
「うっさいわね!」
別に嫌っている訳では無いが、霊夢は早苗に何かと嫉妬してしまう
参拝客も信仰も自分のところより遥かに多いし
何より……
チラッ(早苗の胸)
チラッ(自分の胸)
……チラッ(早苗の胸)
(相変わらず大きいわね…)
実りでは確実に負けている
「湯気以外の何かが溢れ出てますよ?」
「そう言えば、黎人さんとは何処まで行きましたか?」
「な!!?」
突然の直球
急すぎて必要以上に動揺する霊夢
「な…何を言いだすのよ!私とアイツはそんなんじゃ…」
「あれ?違うんですか?文さんの新聞ではゾッコンなお二人だって」
(あの出歯亀…後でKOROSU)
本当にロクでもない記事を書く
もはや犯罪だろそれ
「いやでもあながち間違ってもないだろ?お前らはどっからどう見てもお似合いだぜ」
「魔理沙ァーーー!!!」
出てきた出歯亀その2
「やっぱりそうなんですか?」
「あぁ、だって以前黎人が紅魔館に行ってた時かなり傷心してたろ?しかも中々帰ってこないから紅魔館に殴り込みに来た、て(咲夜が)言ってたぜ」
「あ……あれは勝手に死なれると困るし、ていうかアイツいないと掃除が進まないから」
「掃除はあなたの仕事じゃないですか」
「うぐ…」
人は動揺すると墓穴を掘る
霊夢は思いっきりハマっていた
「そ…それならアンタはどうなのよ。惣一さんのことどう思っている訳?」
せめてもの仕返しに早苗に聞き返す
これで何とか自分の話からそれればいいと思っていた
「大好きですよ。私は」
「………」
ストレートに返ってきた
なんのためらいもなく、なんの恥じらいもなく
「だって良いじゃないですか。カッコいいし真面目だし。味オンチでちょっとおかしいところはありますけど、そこも含めて好きになれるんですよ。ただ…私がいくら頑張っても振り向いてくれないのが玉に瑕ですけど」
「…そこまで思っているなんて、冥利につきるだろうぜ」
「…そうね」
駄目だ
既に此処から負けている
自分に素直で、真面目で、
一生懸命な天然娘が
自分に嘘つきで、不真面目で、
面倒くさがりなひねくれ者の自分に負けるはずない
悔しすぎて逆に清々しくなったのは初めてかもしれない
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舞台変わりましてこちら男湯
「あ?おい。刃燗はどこ行った」
突然刃燗がいなくなり、辺りを見渡す
「あれ…そう言えばいませんね」
惣一も見つからないようだ
トイレということも考えられるのだが、それは脱衣所、つまりここにはないので、そっちに行けばすぐわかるからありえない
(……あのバカ、まさか)
黎人は一つの仮説を思いついた
そして「水」を発動
景色が見えるわけでは無いが、存在だけでも捉えれば充分
そして、遠く離れた場所に確認
「あのボケ…少し待ってろ。連れ戻す」
黎人はそっちに向かった
「へぇ…そこに抜け道あったんですね」
岩陰になってて気づかなかったが、そこには道があった
何があるのか気になるが、惣一はそのままお湯に浸かった
「キタキタキタキタァァァァ!!」
いよいよきました女湯
温泉入る前にあらかじめ調べておいてよかった
実況は私、刃燗がお伝えします
ここまできたら何が目的か分かるだろう
無論覗きである
そう、ここは男湯と女湯を繋ぐ道だった
そうでなくとも世界が隔たっている訳ではないから来ようと思えば来れる
もう既に私の気持ちは準備万端
後はそこの岩山を超えるだけ
そこには夢の桃源郷が…
「何やってんだバカ」
後ろから声をかけられ思わず体が震えた
振り向くとそこには
「あ……アニキ…?」
他の誰でもない黎人がそこにいた
「テメェ…覗きしようとは見下げ果てた奴だな」
「いや、ちゃいます。俺は夢の…じゃなくて、えーと…少し散歩に」
「行く先は?」
「勿論女y……」
言い終わりかけるや否や
「ドアホォォォ!!!」
刃燗をぶん殴った
いい拳だ
「ったく…ロクなことしねぇ」
気絶した刃燗はその場に倒れこんだ
「サッサと戻るぞ」
そう言って刃燗の倒れている岩場の近くに歩いた時だった
ーーピシッ
耳に聞こえた何かにヒビが割れる音
「んあ?」
よく見ると刃燗がぶつかった岩にヒビが入っていた
ていうかこの岩、て…
「おい…この岩…崩れてるじゃねぇか」
少し前に大雨が降った
すると山は土砂崩れや落石など様々な危険が伴う
その際にこの岩はちょっとした衝撃で割れるくらいまで崩れていたのである
ドッゴォォォン!!
その岩が壊れ、その先にあるのは…
「「「……え?」」」
「……は?」
もち女湯
どのくらい時間が経っただろうか
両者全く動かずに時だけが進む
互いにタオル程度しか巻いてないので
ほぼ無防備なのだ
やがて動き出したのは女性陣だ
「ど 変 態 ー ー ー ー ー ー ー !!!!!」
「ちょっま、ぐわぁぁぁぁぁ!!!!」
3人分のスペルカードに対抗する術があるはずも無く
黎人は地獄の耐久時間を受け続けた
意識が戻り、現状を把握した刃燗はその場から逃げ出した
スピードワゴンはクールに去るぜ(by 刃燗)
「…なんか急に騒がしくなってきましたね」
この惨憺たる現実をこの場で知らないのは、惣一だけだろう
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「………」
「な…なぁ、悪かったから機嫌直してくれねぇか」
ボッコボコの顔をした黎人は霊夢を慰めようと試みている
が、かなり怒っているようで聞く耳を持ってくれない
因みに魔理沙、早苗、惣一は帰っていった
刃燗はそこにはいない(恐らく逃げたと思われる)
(……あ〜こりゃ回りくどい言い訳は逆効果だな)
勿論黎人は覗きたくてあそこにいたわけではない
だがそんなことは関係ない
如何なる理由があったとしても傷つけたのは事実なのだから
「霊夢、本当にスマン。詫びなら幾らでもするから調子を取り戻してくれよ。ほら…えーと」
あれこれと言葉を繋げるが全く効果が無さげだ
なので思いつく限りの言葉を投げかける
故に
「そんな顔してたら折角の美貌が台無しだろ?(親父はこうやっておふくろの機嫌を直してたな)」
「!!!」
爆弾を平然と落とすのである
「な!何を言ってるのよ!!ふざけてるの!?こんな時に」
「え!?いや、そんなつもりじゃ(うげ、逆効果!?マズイぞ…より悪くなる)と……とにかく本当にごめん。悲しかったよな…本当に」
あたふたと弁明して頭を下げる
黎人はなんとかしたかった一心だった
「別に…あんたに見られたからって…その……」
「え?」
何か霊夢が言ってたのを聞き取れなかった黎人は聞き返した
「な…何でも無いわよ!!ほら、もう分かったから頭を上げなさいよ」
「へ?」
突如何を言ってるんだ?と言ってるような顔をしている黎人に霊夢の苛立ちが募る
「許してあげる、て言ってるのよ。あんたの事だし何かあったんでしょうから別に気にしないわよ」
「霊夢……何で」
突然許しが出たところに疑問を浮かべる黎人
一体何があったんだろうか
「ああもう!!お詫びとかするんでしょう!?だったらサッサと帰るわよ!!!」
ーーガシッ
「アイダダダダダ髪を引っ張るな髪を!!禿げる禿げる禿げる!!!」
霊夢に引っ張られる形で黎人は神社に帰った
その後
黎人は霊夢が満足するまで奮発して
残高…4000円
そして今回の主犯である刃燗を八つ当たり気味にボコったとか……
「ギャーーーー!!許してくださいーー!グハァッ」
如何でしたか?
へ?クオリティ低い?
これが私の限界です。
お許しくだせぇ読者様ァァァ!!(謎のノリ)
ではでは、本編も楽しみに待っててくださいね〜