ハイスクールD×D 俺はロリハーレムを作ってやるぜ!! (一時更新停止) 作:967
俺がオカルト研究部に入部して数日が経ち、だんだんとオカルト研究部のみんなと慣れてきた頃、今俺は部室でイッセーが怒られているのを見ている。
「二度と教会に近づいちゃ駄目よ!」
イッセーはアーシアっていう女の子に出会って教会まで送ってあげたそうだ。けどイッセーって馬鹿だよな。わざわざ敵対している場所にのこのこと行ってるんだもん。よく殺されなかったな。リアスさんもすげー怒ってるしとりあえず合掌。
「ねぇねぇ小猫ちゃん♪」
「……なんですか?」
小猫ちゃんがジト目でこっちを見てくる。その目はよからぬ事をしようとしてるでしょと言う目だな。
チッチッチッ。小猫ちゃんは甘いな。考えが甘すぎるぜ!そんな小猫ちゃんには甘いものあげないと、
「今日、モンブラン作ったけど食べる?」
「食べます!」
小猫ちゃんが目をキラキラさせて俺の所に寄ってくる。
そんな物欲しそうな目で俺を見るな!俺も小猫ちゃんが欲しくなるじゃないか!
俺は手提げ袋からお皿とフォークとモンブランを取り出して小猫ちゃんの前に置く。
「はい。どうぞ小猫ちゃん。」
「いただきます!」
小猫ちゃんはフォークを上手に使いモンブランを切り口の中に運び入れると、いつもの無表情が崩れ幸せそうな顔をしていた。
「どう?美味しい?」
「はい、美味しいです!」
「それはよかった。また今度スイーツを作ったら味見してくれない?」
「喜んで!」
小猫ちゃんは味見役が出来ることが嬉しいのかすごい笑顔で俺に笑いかけてくれている。
ズキューん!!俺のハートを射止めやがったな小猫ちゃん!その笑顔は反則だぜ!
俺は手を小猫ちゃんの頭に乗せ撫でる。
「小猫ちゃんは可愛いな!」
「またそれですか。…………けど今回は多めに見ます。」
「くふ〜!小猫ちゃんはいつ俺の事を好きになってくれるのか……」
「たぶんなりません。」
「相変わらず厳しいね小猫ちゃん!けど絶対に諦めないからね!」
「そうですか。」
俺と小猫ちゃんとのイチャイチャはまだまだ先のようだ!気長にアタックするか。
俺は小猫ちゃんを撫でながらそう思った。小猫ちゃんは撫でられるのは満更でもないらしく、気持ちよさそうに目を細めていた。
その時周りは、
「なんであの二人イチャイチャしてるの?」
「あらあら、うふふ。」
「僕もわかりませんね。」
「クソ〜!隼人奴爆ぜてしまえ!」
残りの部員達は二人のイチャイチャを見ながらブラックコーヒーが飲みたくなっていた。
それから暫く小猫ちゃんを撫でて、帰ろうとしていると、
「部長。討伐の依頼が大公から届きました。」
「そう。わかったわ!これから行きましょう。」
リアスさんと朱乃さんが立ち上がり、『はぐれ悪魔狩り』に行くと言い出したが俺は早く帰らないと俺の嫁達に怒られてしまうので無視して帰ろうとするが、俺の腕を小さな手が掴んだ。しかも痛いぐらいに握り締めて。
俺は腕を掴んだ相手を見ると小猫ちゃんがジト目でこっちを見ていた。
「黒羽先輩どこに行くんですか?」
「いやね、もう暗いし早く帰らないと家族が心配するからね。」
「連絡すればいいじゃないですか。」
「門限が厳しいからね。それに俺が居なくてもなんとかなるでしょ。」
よし、これで帰れる。小猫ちゃんには悪いけど早く帰らないと最凶の嫁2人が怖いんだよ!分かってくれ。
すると小猫ちゃんが俯き、そして、
「どうしてもダメ?」
小猫ちゃんが涙目+上目遣い+今にも消えそうなか弱い声の三コンボでたたみかけてくる。やばいめっちゃ断りたいけど断れない。
「……はぁ…わかったよ」
「ありがとうございます」
小猫ちゃんはさっきまでの涙目などをやめて笑顔で俺を見てくる。
(クソ!こんなかわいい事されて断れるわけないじゃん!小猫ちゃんなんて子!もう小悪魔感が半端じゃない。……はぁ…雪とオーフィス怒るだろうな……)
俺はそんな事を考えながらみんなと一緒に廃墟に向かった。
その頃黒羽家では、
「最近隼人帰りが遅くない?」
「隼人遅い。」
「遅いっスね。どこで油売ってるっスかね。」
「ねぇみんなで隼人を探しに行かない?」
「我、賛成。」
「ウチも賛成っス!」
「見つけ次第連絡してね。みんなで説教してやるんだから!」
「うん。」
「了解っス!」
黒羽家のリビングで最強幼女2人と強くない堕天使が作戦会議をしていた。
「強くない言うなっス!」
堕天使ロリが叫びながら隼人散策の為3人は夜の町へと消えて行った。
俺達は今、はぐれ悪魔が居ると言われている廃墟に来ていた。そこは心霊スポットとして有名で、入って行った人は必ず帰って来ないとまで言われている。
「まさかそれが悪魔の仕業だったなんて」
「ん?どうしたんですか先輩?」
「いや、なんでもないよ。」
「そうですか。」
そう言って廃墟の中へと入って行く。中からは鉄の臭いがしていた。けどこの臭い、なんか血が乾いた時みたいな臭いがする。すると小猫ちゃんもそれに気づいたのか、
「……血の臭い」
そう言って小猫ちゃんは制服の裾で鼻を覆った。
やはり血の臭いだった。小猫ちゃんは断言したけど鼻がいいのかな?
すると廃墟の奥から何かがこっちに近づいて来た。
「不味そうな臭いがするぞ?でも美味そうな臭いもするぞ?甘いのかな?苦いのかな?」
そんな気持ち悪い言葉を発しながら悪魔がこっちに近づいてくる。
「はぐれ悪魔バイサー!貴方を消滅しに来たわ!」
リアスさんがまだ見えぬ悪魔に宣戦布告をすると、
ケタケタケタケタケタケタ……
と、さっきとはまた違う意味で気色悪い笑い声が廃墟の中に響き渡った。
暗がりから姿を現した悪魔は上半身が裸の女性で下が巨大な獣の姿で尻尾に蛇が付いている異形の姿だった。
はっきり言って気持ち悪い。有名なキメラを気持ち悪くしたみたいだ。しかも上が人型とかケンタウロス?とも思ってしまう。
「主の元を逃げ、己の欲求の為に暴れまくるのは万死に値するわ!グレモリー公爵の名において、貴方を消しとばしてあげるわ!」
リアス先輩がバイサーを指をさして宣言した。
決まったー!流石がリアス先輩。カッコつけるところはカッコつける。そこにシビれる、憧れるー!
「こざかしぃぃ!その髪のように真っ赤に染めてやる!」
そう言ってバイサーはドスドスと地響きを立ててこちらに向かってくる。
(いや〜この悪魔最大の死亡フラグ立てちゃったよ。)
俺はそんな事を思いながらリアス先輩の指示を待つ。ぶっちゃけ早く帰りたいので俺が倒してもいいが、返り血を浴びるのが嫌なので大人しくしている。
「雑魚ほどよく吠えるものね。裕斗!」
「はい!」
木場がリアス先輩の指示でバイサーに襲いかかる。
(へぇ。結構速いんだね。まぁ俺ほどじゃないけどね!)
俺がそんな事を思っていると、リアス先輩がイッセーに悪魔の駒の特性について説明し始めた。
「イッセー悪魔の駒にはそれぞれ特性があるの。裕斗の『騎士』は『騎手』となった者の速度が増すの。」
(なるほどだから木場はあんなに速いのか。)
木場はもの凄いスピードでバイサーの槍を躱していく。するといきなり木場の手から西洋剣みたいな剣が現れ、それを鞘から抜き放った。刀身は綺麗な銀色をしていて月の光に当たりキラリと光った。
そして木場は目にも止まらぬ速さで、バイサーの両手を切り飛ばした。
「ギャァァァァァァッッッ!!」
切り口から真っ赤な血がボタボタと落ち、バイサーの悲鳴が周りに響き渡った。俺はそれを見て、
(うわぁ、痛そう。)
なんて思っているとバイサーの近くに小猫ちゃんがいた。
するとさっきまで悲鳴をあげていたバイサーが小猫ちゃんに目線を向けて、
「小虫めぇぇぇぇ!!」
と叫びながら小猫ちゃんを踏み潰そうと巨大な足を振り上げる。
プチン!
「次は小猫ね。あの子の駒は『戦車』。その特性は…ってどこ行くの隼人!」
俺は魔力で体を強化し、小猫ちゃんのいる場所まで高速移動で向う。
途中リアス先輩が何か言ったがそんな事はどうでもよかった。今は小猫ちゃんを踏み潰そうとしている奴を殺さなくては!
そして小猫ちゃんの所まで来るともう足がすぐそこまで来ており、どう足掻いても逃げられそうに無かったが、
「おらぁぁ!」
逃げる気なんてさらさら無かった。俺は魔力を拳に溜めて、バイサーの足を殴りつけた。すると凄い衝撃が走り、バイサーの足が千切れ飛んだ。
「ギャァァァァっガッ!?」
「うるせーんだよ!黙れ!」
俺は足が千切れ飛んだ事によりバランスを崩したバイサーの体に乗り、バイサーの首を締めていた。
「てめぇ小猫ちゃんを踏みつぶそうとしたな?お前それがどんな事か分かってやってんのか?もし、小猫ちゃんの綺麗な肌に傷が付いたらどうしてくれるんだ!あぁ?何か答えろよ!」
もう完璧な不良口調でバイサーを攻める。
「ガッ……アッ…………ガッ…」
「ちゃんと喋ろよ!」
そう言って俺はバイサーの首を更に強く締める。
バイサーは喋りたくても隼人が首を締めていて話せなかった。バイサーは堪らず、尻尾の蛇で隼人を攻撃する。
「ちっ」
俺は舌打ちをしてバイサーから手を離し、その場から離れる。バイサーはやっと息ができるようになり、むせながらも肩で呼吸をしていた。
俺はもう一度右手に魔力を溜める。すると小猫ちゃんが俺の近くにやって来て、
「先輩。あぁ言ってくれるのは嬉しいのですが、私はあんな奴には負けません。」
「そうは言ってももし小猫ちゃんの綺麗な肌に傷が付いたらどうするんだい?俺はそれが心配で。それと嬉しいかったんだね。言ってよかったよ!」
「本当に先輩は変態ですね。」
小猫ちゃんがジト目でこっちを睨んでくる。
そんな睨まないでよ。だって本当に傷が付いたら大変じゃない。こんな美少女に傷が付くなんて俺は絶対に許さない!」
「び、美少女ですか…………」
「あれ?言葉に出ちゃってた?それにしても照れてる小猫ちゃんもかわいいね。」
俺達は脇目もふらずにイチャイチャしていた。
あれ?何か忘れているような?まぁどうでもいいか!
「私の前でイチャイチャするなぁぁぁぁ!!」
そう叫びながらバイサーが突進してきた。
だが、俺はバイサーを睨み付けて、
「今は小猫ちゃんとイチャイチャしてんだ!邪魔すんじゃねぇぇぇぇ!!」
俺はバイサーの近くまで高速移動をし、今まで右手に溜めていた魔力でバイサーを殴りつけた。その魔力は絶大でバイサーを跡形もなく吹き飛ばした。
俺は高速移動して小猫ちゃんの所に戻り、
「さぁ気を取り直してもう一度イチャイチャしよ?」
「……………………。」
小猫ちゃんは無言で俺をジト目で見てくる。
そして周りを見て見ると、リアス先輩が頭を抱えており、朱乃先輩と木場は苦笑いを浮かべており、イッセーはぽかんと口を開けて硬直している。
「何この空気?」
「「「「先輩(貴女)(おまえ)のせいだよ!」」」」
「え?」
オカルト研究部みんなからツッコまれた。
「隼人のせいでイッセーに教えてあげられなかったじゃない!」
リアス先輩が子供のように怒っていた。
「すいません。ついカッとなってしまいました。」
「小猫はあれくらいで、傷は付かないわ!」
「すいませんでした。」
俺は土下座をして謝っているがなかなか許してくれない。そんなにイッセーに教えてたかったのだろうか?それだったらこの後にでも教えたらいいのに。そんな事を思っていると、
「はぁ。もういいわ。早く帰りましょう。」
やっと許しが出たので俺は土下座をやめて立つ。
(やっと終わった。なんでこんな年増に土下座しなくちゃならん。小猫ちゃんならいくらでもするがな!さてようやく帰れる。絶対怒ってるよな。あの三人。)
そんな事を思っていると、
「「「見つけた(っス)!」」」
う〜ん。聞きなれた声が聞こえるぞ。
俺は錆び付いたロボットのようにギギギという効果音を出しながら後ろを振り向くと、たいそうご立腹の嫁三人が立っていた。
オワタ\(^o^)/
最後まで読んでいただきありがとうございます。
いかがだったでしょうか?
今回はあまりイチャイチャしませんでしたね。
まぁ部室にいたらイチャイチャできるのは小猫ちゃんだけですからね。
ですが安心してしてください。これが普通なんです。
前までがイチャイチャし過ぎなんです。
本編の最後で隼人が嫁達に見つかってしまいましたね。
さぁ隼人はどうなるのか?
次回を楽しみにしていてください。
今気付いたのですが、お気に入り登録数が200、UA数が10000超えていました。驚きましたね。まさかこんな小説をこんなに読んでいただいていると思うと嬉しさのあまり二度見をしてしまいました。お気に入り登録してくれた皆様、こんな小説を読んでくれた皆様には本当に感謝しております。これからも頑張っていくので応援よろしくお願い致します。
それではおやすみなさい( ´ ▽ ` )ノ
感謝・評価待ってます。