左右対称のエース 作:パワプロ大好き男
稲城実業高校は甲子園に行き、彼らの夏が始まった。
甲子園では、基本的に土屋と成宮を併用するかたちで先発するのであった。
井口はリリーフ要員で待機するのであった。
「しまっていくぞー!!」
「オー!!」
原田の掛け声に全員返事した。
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1回戦はエースが先発し、見事に勝利。
2回戦は土屋が先発し、こちらも勝利。
3回戦はエースが先発し、8回裏にエース自らホームランを放ち、逆転勝利。
準々決勝では、一方的な試合展開となり、見事に勝利。
準決勝では優勝候補と言われた大阪桐生高校を相手に土屋が完封勝利をおさめた。
「いよいよ、決勝戦まで来たわけだ。最後まで諦めずに戦っていくぞ、いいな?」
「はい!!!」
原田の掛け声に全員返事した。
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ホテルに戻ると、女子生徒の黄色い声援が待っていた。
しかし、どれも土屋フィーバーばかりだった。
「凄い声援だな。」
原田が言った。
「どんだけ土屋目当てなんだよ。」
吉沢が言った。
「凄いね、この人数は。」
平井が言った。
「いや~凄いな~」
梵が言った。
「これは参ったな~」
富士川が言った。
「シュ(土屋は凄いやつだ。)」
井口が言った。
「ハハハ、土屋も大変だな。」
神谷が言った。
「ホント、どこ行っても土屋目当てが多すぎる。」
白河が言った。
「これは大変なことになりそうだ。」
山岡が言った。
「どんだけいるんだよ土屋のファンは。」
矢部が言った。
「土屋君の効果は凄いな~」
杉が言った。
「甲子園に行っても土屋目当てが多いね。」
江崎が言った。
「ほら土屋君、皆が応援してるよ。」
多田野が言った。
「別にいいよ、お休み。」
土屋が言った。
「ホント、相変わらず女には興味ないんだなアイツは。」
成宮が言った。
「鳴、明日はしっかり投げてくれよ。」
原田が言った。
「は~い、分かってますよ~、でも皆さんには本当に感謝してます。雅さん、吉さん、翼君、梵さん、慎也君、井口さん、先輩方には本当に感謝してます。明日は全員で優勝しに行きましょう。」
成宮の言葉に皆が驚いた。
さらに成宮はお辞儀までしていた。
さすがに皆は驚きを隠しきれなかった。
「そんじゃお休みー!」
成宮は部屋に戻ったのであった。
「よぉ~し、明日頑張って土屋以上に騒がれるぞー!!」
成宮は意気揚々と気合いを入れたのであった。
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決勝戦当日、相手は南北海道代表の駒大苫小牧高校であった。
試合は延長戦までいったが、結局、成宮1人で投げ抜いたものの、15回裏にサヨナラホームランを許し、準優勝に終わった。
稲城実業高校の夏が終わった。
「皆、本当によく頑張った。胸を張って帰るぞ。」
「はい!!!」
監督は選手をねぎらい、選手は監督に頭を下げたのであった。