小説を書くのは初めてなのでご指摘いただけたら光栄です。
気付けばそこは木に囲まれた森の中だった。
「ここは一体どこだ?」
いつもの通り学校に行き、家に帰り、晩飯を食べて、風呂に入り、窓を開けて桜と喋った後、布団に入り寝た事は覚えている……。
が、それだけだ。森の中に散歩しに来た記憶はない。
周りからは鳴き声が聞こえてくるが、あまり聞き覚えもない。
「とりあえず少し周りを見てみるか」
そこまで考えが回った所で、隣から声が聞こえた。
「あれー?ハルー?」
「お前もいたのか桜。」
どうやら怪我はないようで少し安心する。
「とりあえず周りを歩いてみよう。立てるか?」
「うん。」
手を貸してやって立ち上がらせる。
その時、木の間から何かが出てきた。
小さな狐のような見た目の動物。
「な!?イーブイだと!?」
「キャー!かわいいー!」
隣の桜に驚きが無いのはよくある事なので放っておく。
「この子怪我してるよ、ハル。」
「ああ。手当てしてやりたいが道具も何も無い。とりあえず人を探そう。」
そう思った時木の間から再び何か出てくる。鋭過ぎるくちばしを持った鳥。
「今度はオニドリル!?」
「す、すごい怒ってるよ!?」
すると、桜が抱いていたイーブイが地面に降り立つ。
「まさか戦う気か!?」
オニドリルがその鋭いくちばしをこちらに突き刺そうと真っ直ぐ突っ込んでくる。
「あ、危ない!」
慌てて二人で左右に跳んで避ける。
「これが"ドリルくちばし"……!」
オニドリルは地面にくちばしが突き刺さったようで動けないようだ。
一瞬この隙に逃げる事を考えるが、相手が飛べる事を思い出して選択肢から除外する。
「(逃げられないなら戦うしか無い………!)イーブイ!力を貸してくれ!」
「………ブイ!?」
驚きつつも頷いてくれたイーブイ。
「よし!(イーブイの使える技は基本的に能力変化、体当たりの二つ。ならばこの隙は逃せない!)連続で"砂かけ"!!」
イーブイがくちばしが突き刺さり動けないオニドリルに"砂かけ"を連発する。
すると、怒ったのか、くちばしを抜いてイーブイに襲いかかるオニドリル。
「走って森の中に逃げ込め!」
森の中へイーブイが入ると目が見にくくなっているオニドリルのくちばしが木に突き刺さった。
「今だ!そのままくちばしを押し込め!”体当たり"!!」
イーブイがオニドリルのくちばしを更に木の奥へと突き刺す。五回も押し込めば流石に動けないのか悔しそうな鳴き声を挙げるオニドリル。
「よし!逃げるぞ!イーブイ、桜!」
「うん!」「ブイ!」
二人と一匹で全力で走る。
30分は走っただろうか。
町が見えてきた。
看板にはこう書いてあった。
<ヨシノシティ>
後から見直すと誤字や間違いが多かったのでちょっと変わりました。
最後の町の名前は深刻なミスです泣泣