不可能を可能に   作:ひひー

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将軍?トトロ?いえ、ドラゴンです

 

 

 

 

 

オイオイオイオイ…冗談キツイぜ…

 

 

転生して即死亡?そんなのいくらなんでも辛すぎる。ていうかなんで…

 

 

「なんで俺を殺そうとするんだよ…俺がなんかお前らに恨まれるような事したか?」

 

 

「お前には危険な神器が宿っているからな。危険因子は早めに取り除くのが主義なんでな…

 

 

では……死ねっ!」

 

 

 

ふざけんな!能力も何もわからない神器のせいで死ぬってのか!?コノヤロー責任取りやがれクソ神器ィ!

 

 

そう思うと体に突然の浮遊感を感じた。

 

 

 

目を開けるとそこには…

 

 

 

 

「なんじゃこりゃぁぁああああああ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

[side???]

 

 

ふむ…我は既に歴史からも抹消された存在な筈なんだが…

 

 

 

『コノヤロー責任取りやがれクソ神器ィ!』

 

 

 

どうやらまた人の子に宿ってしまったようだ。それにしても今回の人の子は特殊だな。発言ももちろんのこと魂も不思議な形をしておる。

 

 

まあいい、ここに呼び出してやろう。

 

 

 

 

 

 

 

[sideout]

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

目を開けるとそこには巨大な牢屋のようなものがあった。

 

 

 

なんですか?なんなんですか!?NARUTO展開ですか!?九尾さん降臨ですか!?

 

 

 

『今回の人の子はうるっさい奴だのォ』

 

 

 

ウワッはぁ!?喋ってる!?

ん?あれ?尻尾一本?

 

 

一尾?え?鱗?あれは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「将軍かよ〜〜〜〜〜〜〜!?」

 

 

『なんでそこで将軍になるんじゃ!?』

 

 

「ごめん、なんか銀〇の神から言った方がいい的な電波が。」

 

 

『なんでそこで〇魂の話が出るんじゃ!我はドラゴンじゃぞ!』

 

 

「あ、やっぱりドラゴンなのね。てかここどこ?」

 

 

『お主の精神世界じゃ。』

 

 

「あなたはだぁれ?」

 

 

『トォォトォォロォ…って危ない!?』

 

 

「チッ」

 

 

『お主は悪質じゃの!?我ともあろうものを陥れようとするとは随分と悪質じゃの!?』

 

 

「大人しく言っときゃ楽になれるのによ。」

 

 

『ここは一応D×Dの世界じゃからな!?ってメタい事を我に言わせるな!』

 

 

「で、ここに呼んだのはなんでだ?」

 

 

『スルーする気か!…まあいい、まずお主がここにいるのはお前が言い出した言葉が原因だろうに。』

 

 

「んあ?」

 

 

『お主が「コノヤロー責任取りやがれクソ神器ィ!」って言うから呼んだんじゃ。』

 

 

「なっ!?…じゃあお前が俺の神器かよ!?」

 

 

『その通りじゃ。

我は[無限の可能性の龍(Eternal Possibility Dragon)]。名は[ルアリア]だ。覚えておけ。』

 

 

「ほへ〜、随分と仰々しい名前だな。」

 

 

『当たり前じゃ。我は全ての龍の頂点じゃぞ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ん?」

 

 

『ん?どうした?』

 

 

「頂点ってガチ?」

 

 

『ああ、そうじゃ。まあ記録などからは消されてしまったので証明は出来んがな。』

 

 

 

 

 

……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!?!!?!!?!!??

 

 

 

 

 

 

なんてこったい!?そりゃあのドーナツも危険因子呼ばわりする筈だわ!?

 

 

 

「そんな大層な方だったんですかい!?」

 

 

『ん、あ、ああ、その通りじゃ。』

 

 

「そうでございましたか~それはすみませんでした。そうとは知らずに…」

 

 

『なんじゃ急に話し方を変えよって気持ち悪い。』

 

 

「いえいえ、そんなことは…それでルアリア様?この神器の使い方を教えていただけないでしょうか?」

 

 

教えろ…教えろ…

 

 

『簡単じゃ。ただ想像するのだ。自分がしたい事を。』

 

 

「ん?どういうことです?」

 

 

『わかりづらかったか。つまりは今現実の方で相手は槍を持っておる。だがお主は武器を持っていない。ならば奴の槍を掴む事を想像するのだ。

いかに難しい事や不可能な事でさえ想像をすればなんでも可能にする事が出来る。それが我の神器の力じゃ。』

 

 

 

なん…だと…!?

そんなんチートや、チーターや!

 

 

 

『だが欠点もある。それは相手に直接的な害をなすことが出来ない。例えばお主が想像して剣を作りそれで殺す事は出来ても、お主が相手の死を想像して直接的に殺すことは不可能じゃ。あと、[新世界の神となる]とか[国を滅ぼす]とかいくらなんでも無理だろと思うものは大抵無理じゃ。』

 

 

「まあ、それが出来たら大虐殺になるわな。それに神になる気は無いし国も滅ぼそうとは思ってないから。」

 

 

『ああ、後怪我の治癒は出来るが蘇生は出来ぬ。』

 

 

「え、治癒は出来るのか。まあ蘇生出来たらバイオハザード的な感じになるもんな。」

 

 

『まあ、治癒は相手が治る姿が想像出来れば出来るが、仲間が傷ついて動揺してる時に上手く想像するのは中々至難の技じゃぞ。』

 

 

「もしかして他の神器の技やら何やらをパクるなんてことは…」

 

 

『出来るぞ』

 

 

「ダニィ!?」

 

 

『まあそれには相手の能力を深く知る必要があるがな。』

 

 

「仲間の間では可能そうだな。」

 

 

『だが注意しろ。この神器は想像さえ出来ればかなり色々出来る。だが中途半端な想像では一切何も出来ぬ。例えばさっき、相手の槍を掴めると想像すれば掴めると言ったが、もし少しでも掴めないという想像をしてしまえばその瞬間お前は槍に貫かれるだろう。』

 

 

これには冷や汗が出た。強き力には必ず代償が付き物と言われるがコレはかなりの代償だ。使いこなせれば最強、使いこなす事が出来なければただのボンクラでしかない。

 

 

 

『では[相棒]健闘を祈るぞ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして俺の意識は覚醒する。






想像大事、超大事
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