ぼくたちをゲットして!!   作:YOUピカチュウ

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第2話です。


たくさんの方々に読んでいただき感謝しています。
投稿できない日が続くこともありますが、これからもよろしくお願いします。


さて、前回はヤヤコマの誕生からグループを作るまでが語られましたが、
今回は彼に事件が襲いかかります。
そして、少年にはじめて出会います。

さて、どんなふうに語られるのでしょう・・・?


ヤヤコマの場合2

(続き)

 

その日、ぼくらはいつものようにトレーニングに励んでいた。

午前中のトレーニングが終わり、昼食を食べようとしていたその時!

 

「おい!聞いたか?この辺りで色違いのヤヤコマが出るらしいぜ?」

「マジかよ!?捕まえよーっと!!」

 

と、少年二人が話しながら森に入っていくのが見えた。

みんなは、なんのことだかよくわからなかったので気にせず昼食を食べていたが、ぼくは気が気でならなかった。

「あの少年たちが話していたのは、きっとぼくの弟のことだ・・・!」と思った。

ぼくは急に不吉な予感がした。すぐに実家に戻らなければ!と思ったのだ。

ぼくはリーダーに相談した。

「リーダー、ぼくの弟が狙われているかもしれません・・・!」

リーダーは驚いた顔をして、

「なんだって!?よし、俺らも協力しよう!」

と、ぼくに協力してくれた。

「全員、出撃用意!!」

「おぉーーっ!!」

 

ぼくらのグループは、ついに動き出したのだ。

ぼくのたった一人の弟を救うために・・・!

「待ってて、すぐに行くからね!」

心の中でぼくはそうつぶやいた。

 

一方、その少年たちはぼくの実家の前まで来ていた。

 

「いないなぁ・・・この辺りで見たって聞いたんだけどなぁ・・・」

「う~ん・・・いないねぇ・・・」

少年たちはまだ弟を発見してはいなかった。しかし、弟は少年たちの姿を見ていた。

「誰だ?あいつら・・・?俺狙いか?」弟はすぐに自分狙いだと分かった。

と、少年たちはポケットから赤と白のボールを投げた。そのボールからは、“はなかざりポケモン”のドレディアが姿を見せた。

「ドレディア!“あまいかおり”!!」

少年の一人がドレディアに指示をだした。ドレディアは、自分の全身から甘い香りを出し、そのにおいで弟をおびき寄せようとしたのだ。

しかし、ドレディアと少年たちの前に現れたのは弟ではなく“ねずみポケモン”のピカチュウだった。

「なんだぁピカチュウか~・・・まあバトルしておくか」

と言うなり、もう一人の少年がボールを投げた。そこには“あわがえるポケモン”のゲコガシラが姿を見せた。

「ゲコガシラ!ピカチュウに“みずのはどう”!!」

そういうなりゲコガシラから青いエネルギー波が放出された。ピカチュウはそれを浴びるなり、その場に倒れて動けなくなった。

「うおっ!お前のゲコガシラ強いな!」

「当たり前だよ、毎日バトルしてるんだから!」

彼に応えるようにゲコガシラが小さく頷いた。

弟はバトルを見ていて戦闘する気になってしまったようだった。

「おもしれぇ・・・ぶっ潰してやる・・・!」

さっきの警戒もお構いなし。一直線にゲコガシラへと突っ込んでいった・・・

 

少し時間は戻って、ぼくらのグループは森の中のぼくの実家へ向かっていた。

「もう少しです!少年たちが近くにいるかもしれません!」

ぼくはみんなに声を掛けた。

「よし、ここからは4グループに分かれよう。各自散開!巣のまわりを取り囲め!!」

リーダーが声をかけて、4グループに分かれた。ぼくはリーダーと同じグループだ。

ぼくらが木の枝にそれぞれ止まった直後、弟が巣から突っ込んでいくのが見えた。

「おい!何やってるんだ!!」リーダーが叫んだ。

その声に振り向き、ゲコガシラの前で止まってしまった。

「あれ?色違いのヤヤコマじゃん!」

「ラッキーだね僕達!!」

少年たちが笑っているのが聞こえた。そして・・・

「ゲコガシラ!ヤヤコマとバトル開始だ!“みずのはどう”!!」

再びゲコガシラから青いエネルギー波が放たれた。

弟はなんなくかわし、ゲコガシラに“たいあたり”を喰らわせようと突っ込んだ。しかし、ゲコガシラはそれが分かっていたかのようにジャンプし弟を上から押さえつけた。

「よし!よくやったぞゲコガシラ!!さて僕が捕まえ・・・」

「何言ってんだ!コイツは俺が捕まえる!!」喧嘩がはじまった・・・。

唖然としているゲコガシラを見て、リーダーが声を張り上げて言った。

「敵の仲間割れだ!全員やつに突撃!弟君を救出せよ!!」

その直後、4方向からものすごい速さでみんなが突っ込んだ。

みんなの体当たり攻撃で、吹っ飛ばされたゲコガシラ・・・

その隙にぼくは弟を背中に乗せた。

「よし!作戦終了!すぐに引き返すぞ!!」と言ったそのとき、

 

「お前ら・・・絶対許さねぇ・・・!」ゲコガシラが木の間を飛び越して追いかけてきた。

ぼくはびっくりした。まさか吹っ飛ばされたのに追いかける体力があるなんて・・・!

ゲコガシラは手始めにスピードをあげて、ぼくらから見えないようにするという芸を披露した。そして、ぼくらに“みずしゅりけん”を、それもすごい数放ってきた。

「うわーーっ!!」全員が撃ち落とされて地面に落ちた。

「さあ、俺との勝負だ・・・!覚悟しろ・・・!!」

 

そして弟を賭けた本当のバトルがはじまった・・・!




以上です。

本当は2話でヤヤコマ編は終わらせたかったんですけどね・・・
おそらく次回で完結です。お楽しみに。
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