このお話では、サーナイトの話についてやっていきます。
是非お楽しみください。
私はサーナイト。エスパー・フェアリータイプのサーナイトです。
このお話は、私の実際の体験談です・・・。
私は生まれたときの記憶はありません。気付いた時には毎日草むらに隠れて過ごしていました。その時私はラルトスでした。
他のポケモンたちにも仲間に入れてもらえず、人間たちにも気付かれない。私は「この世に生まれてきて本当によかった存在だったのか・・・」といつも思っていました。
特になんの能力もなく、見放されてた私を救ってくれたのは彼でした。
彼は、ジグザグマでした。彼は私とは全く違っていました。
タイプも違う。姿も違う。なにもかも違っていました。しかし彼も私と同じように草むらで隠れて暮らしていました。
同じ生活というだけで知り合った私たちでしたが、次第に意気投合し二人で過ごすことが多くなりました。
私は彼といるだけで、とても幸せな気分になる気がしました。次第に「この世に生まれてきてよかった・・・!」と思うようになりました。
彼と過ごすようになって4カ月後、事件は起こりました・・・。
私はいつも通りに朝食を済ませ、彼の所へ行きました。彼はそのとき小さな洞穴を住処にしていて、私を待っていてくれました。しかしその日はなぜか彼がそこにいませんでした。
「ジグザグマ~?どこにいるの~!?」
私が叫んだとき、近くで「助けてくれー!!」という声を聞きました。
不吉な予感がしたので、声のする方に行ってみると彼が網に捕まっていました。
「ジグザグマ!?待って、今助けるから・・・!」
「ダメだ!この近くに密猟者がいる!ラルトス・・・お前は逃げろ!」
「何言ってるの!?あなたを置いて逃げられない・・・!」
私はそういって網を切ろうと“ねんりき”を使いましたが、網を破れませんでした。「もう一回・・・」と思った時、彼が言いました。
「もう密猟者が戻ってくる。早く逃げろ!お前を巻き込みたくないんだ。さあ早く“テレポート”で逃げろ!来るぞ!」
「嫌だ!私も捕まる!」私はそう言って泣きました。心の底から悲しくて、悔しくて・・・自分の正気を失ったような気がしました。
そして彼の最後の言葉を聞きました。
「ラルトス・・・この言葉を忘れるな!“お前は一人じゃない”必ずな!そして・・・俺はお前が好きだった!・・・これ以上は言わない。さようなら・・・。」
はじめて言われた告白の言葉でした。私はそれを聞いて本当に嬉しかったのです。この言葉は今でも忘れたことはありません。
私は、悲しみと嬉しさの涙を流しながら最後に彼の前で笑ってテレポートしました。
彼は涙を拭いて私に笑顔をくれました。そのときのテレポートは今までの中で一番悲しいものでした・・・。
それから私は1週間草むらで寝て過ごしていました。ご飯も食べずにひたすら横になっていました。「彼はどうしているのだろう?」ひたすら考えました。そして「もっと早く来ていれば・・・」後悔も残りました。
そうして何日か経ったある日、再び事件が起こりました・・・。
いかがだったでしょうか?
ご指摘あればください。