今回はサーナイト編2です。
はたして今回彼女を待ち受ける事件とは・・・!?
是非お楽しみください。
私はその日、久しぶりに食料を探しに出かけました。何日かぶりの食事だったので、たくさん木の実を拾って帰りました。
家でご飯を食べていた時、ふと気配を感じました。しかし、今まで感じたことのないような気配でした。なんかこう・・・“王者”のような・・・。
その時でした。私の方を見つめる一人の女の子がいました。
「こんにちは!私カルネっていうの!よろしくね!!」
私は言葉が分からなかったので、ただうなずくだけでした。しかし、言葉はわからなくても、私にはすごいオーラを感じたのです。
その女の子“カルネ”は「またくるね!」と言って帰って行きました。
その晩、私は考えました。「どうしてあの子からすごいオーラを感じたのだろう」と。
そして、「何か私にすごいことが起きるかもしれない」という予言みたいなものをしました。
その予言は、のちに当たることになるのですが・・・。
それは置いておいて・・・。
次の日、カルネはまた私の家を訪れました。なにやらバッグを抱えて、私の方を見て笑っていました。
「ラルトス!はいどうぞ~!」
そう言って渡してきたのはなんと大量のお菓子でした。私は初めてみる人間の食べ物にとても驚きました。こんな甘いものがこの世界にあったなんて・・・!
それからというもの、カルネは毎日のようにお菓子や木の実を持ってきてくれました。そのたびに、一緒にお菓子を食べたり絵を描いたり・・・。雨の日も雪の日も遊びました。私は「この子となら、いい関係になれるかもしれない」と思いました。
しかし、ある日から彼女は来なくなってしまいました。
いなくなる日の前日、カルネは私にこう言いました。
「ラルトス、私カロス地方っていう場所に引っ越すの。あなたを連れていきたいけれど私はポケモンをもっちゃいけないから・・・ごめんね・・・」
そう言って彼女は涙を浮かべながら私とハグしました。
私もつらかったです。ここまで仲良くなれたのに、急に・・・。
ジグザグマともカルネとも別れ・・・私は誰と接していけばいいのか・・・。
また自信を無くしていました・・・。
彼女と別れた数日後、ある覚悟をしました。
「カルネはカロス地方にいる!私もカロス地方へ行く!!」
人生はじまって以来の大決心でした。
そうして私は木の実数個とカルネと描いた絵をもって家を後にしました。
もう二度と戻らない家です。
出発して最初の疑問は、「どうやってカロスに行くのか」という問題でした。
しばらく海沿いを歩いていると、目の前に“キャモメ”がとまりました。
私は声をかけました。
「あの・・・カロス地方まで連れてってほしいのですが・・・?」
「ん?ぼくは人は乗せられないけど、父さんが乗せられるよ!」
と、言ってくれました。
そしてキャモメのお父さん“ペリッパー”と共に、カロス地方へ出発しました。
「ラルトスちゃん!落ちるなよ~!」
「分かってます。ペリッパーさん!」
「おい父さん、あんまラルトスさんをいじるなよ~?」
そんなこんなで、ペリッパー親子と三人でカロスを目指しました。
私は「世の中にはこんな優しい人がいるなんて、本当に嬉しい・・・!」と思いました。
待っててねカルネ・・・!今行くからね・・・!
こうして長い長い旅がはじまりました・・・。
いかがだったでしょうか?
この調子だと結構長くなりそうですね笑
次回もお楽しみに・・・!