これから再開していきます。
私が家を出て1か月半が過ぎようとしていたとき、私はカロス地方のとある町に到着していました。
1週間ほど前にペリッパー親子と別れ、旅を続けていた私はいつしか色々な技を身につけていました。
旅の途中、様々なポケモンと戦って自信をつけた私はこのシャラシティの「マスタータワー」を訪れました。
中央には大きな銅像があり、辺りには不思議な紋章が刻まれていました。この紋章はのちに私の身に刻まれることとなるのですが…
「おや、お客さんかい?」
後ろから声がして振り返ると、おばあさんが立っていました。
「マスタータワーに見学に来るポケモンなんて、あんたしかいないよ!」
少し照れくさくなりました。強くなれると思ってここを訪れたのに、バトルができないなんて…
「もしかしてあんた、バトルをしに来たのかい?」
心を読まれてしまった。
「おや、やっぱりそうかい!あんたの顔見りゃ、すぐにわかるよ。
じゃあバトルしていくかい?私のポケモンと。」
このおばあさんは一体何者なんだろうと思いながらもバトルを引き受けました。このバトルは、とても印象強く、今でも覚えています。
「行きなさい、クチート!」
「ちぃ!」
このクチートを見たとき、一瞬で強いと分かりました。今まで見たクチートとは動きのキレが違いすぎる。あの顎で噛みつかれたら確実に戦闘不能になると悟りました。
「クチート!かみくだく!」
「く…ちぃ!!」
なんとかテレポートでかわしたものの、口が閉じたときの衝撃波はメガヤンマが羽ばたいた時の衝撃波より遥かに強いものでした。
さらに、クチートは接近戦でかみくだくを多用し、離れたらラスターカノンで攻撃をしてくる…私はテレポートしかできませんでした。
「クチート、ラルトスを抑えるんじゃ!」
私はサイコキネシスで動きを止めようとしたのですが…
「クチート!ジャンプじゃ!」
なんと!クチートは体を縮めてばねのように伸び、大ジャンプ!
はがねタイプとは思えないこの動き…!
「ラスターカノン!!」
私は動くことも忘れ、ラスターカノンをもろに食らいました。
私が分かったのはここまででした…。
…気がつくと私はポケモンセンターにいました。
あのおばあさんは?クチートは?
私はポケモンセンターにいるジョーイさんのパートナーのプクリンにおばあさんのことを尋ねました。
「プクリンさん、私を運んでくれたおばあさんは…?」
「あの方は、もう出て行きましたよ。」
お礼を言いたかったのに…もう出て行ってしまうなんて…
「あ、そうそう!あなたにこれを渡しておくわ!あのおばあさんからよ!」
そういってプクリンは私に小包を渡しました。
ポケモンセンターを出た私は、次の目的地を目指し旅を再開しました。
「カルネはどこにいるんだろう…?」
早くカルネに会いたい…!という気持ちがさらに増してきました。強くなったのはいいけど、会えないんじゃ…
その時でした。
「ラルトス!?お前あのラルトスか…!?」
突然後ろから声をかけられました。振り返ると、そこにいたのは…!
以上です!今回もお楽しみいただけましたか?
サーナイト編、次回もお楽しみに!