勇者とはなんだったのか   作:冴え渡る

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幼馴染 10歳 ♀

名前 タバサ 職業 グランバニア王国第一皇女
Lv68

HP349 MP 721
ちから96 すばやさ138 みのまもり78 かしこさ228
うんのよさ139かわいさ255

呪文・特技

メラ系 ギラ系 ヒャド系 イオ系 マホ系 ルーラ系 探索系

魔力自動回復(1ターンの間に少しMPが回復する)
フォース(あらゆる魔法の威力が増す)
小マダンテ(魔力を少しだけ固めた規模の小さいマダンテ。大概の相手は死ぬ)

装備

復活の杖 山彦の帽子 光のドレス エッチな下着 幸せの靴 姫の手袋 女神の指輪


備考
グランバニア国第一皇女
かつて魔界の王ミルドラースを倒した一行の一人。
父は伝説の魔物使いで、兄は伝説の勇者、母は伝説の美人と伝説揃い。
自分は最近エルシオン学院首席で卒業したことから『エルシオンの才女』の称号をもらった。
自分を姫扱いしないで普通に接してくれるルゥに好意を抱いている。
たまに暴走するのは仕方ない。乙女だから。
この大陸では一番魔法のセンスがある人間である。ちなみに二番目はルーラとパルプンテを蘇らせたあのじいさん。





ぶき や ぼうぐ は そうび しない と いみ が ありませんよ

夜 ルゥの部屋

 

 

「ルゥ、僕はどこで寝ればいいの?」

 

「普通に僕の隣でいいよ」

 

「………ルゥってさ、魔物に警戒心とかは抱かないの?」

 

「人の言葉を話す人懐こいスライムに警戒心を抱くほど僕は馬鹿じゃないつもりだよ」

 

「……分かったよ。じゃあ僕は寝るね!」

 

「僕はちょっと爺ちゃんの部屋へ行ってくるから」

 

 

 

 

 

 

一階 爺ちゃんの部屋

 

 

「ルゥ、あのスライムはどうしたじゃ?」

 

「あれ?モン爺から話が来てない?」

 

「話自体は耳にしとる。そこではなく、どうやって仲間にしたのかを聞いているのじゃ」

 

 

ルゥは森での出来事を話す。

 

 

「森で迷子になった」

 

「ふむふむ」

 

「困ったから狼煙を上げた」

 

「いい判断じゃ」

 

「スライムが来た」

 

「あり得る話じゃな」

 

「意気投合した」

 

「ごめんちょっと分からない」

 

「全く……これだから爺ちゃんは」

 

「ワシが悪いの⁉︎えっ、これワシが悪いの⁉︎」

 

「過程なんてどうでもいいでしょ?スラりんは今僕の友達で家族だ。パーティも組んでるから基本的に一緒に行動するよ」

 

「……まぁ、あいつが申請書を受理したのならいいがのう」

 

「それとさ」

 

「どうしたんじゃ?」

 

「明日、5000G下ろしてくるから」

 

「なんじゃと⁉︎」

 

「チーさんのところでいいもの見つけてさ。爺ちゃんの小遣い無いんだから問題無いよね?」

 

「待つんじゃ!一体何を買う気なんじゃ⁉︎」

 

「モンスター図鑑とスカウトリング」

 

「なっ………なぜその二つをお前が買う⁉︎ま、まさかお前」

 

 

 

「御察しの通り。僕は旅に出ます」

 

 

 

「なんじゃと⁉︎」

 

 

爺さんは立ち上がって驚く。

 

 

「店はどうするんじゃ⁉︎」

 

「爺ちゃんいるでしょ?」

 

「農具は⁉︎」

 

「仕入先は確保してるからここで販売できる」

 

「ぐぬぬ………ならばタバサちゃん達はどうする?寂しくて泣いてしまうかもしれんぞ!」

 

「そもそも姫様がくるのがおかしい」

 

「ぐっ、ぐぐぐぅ…………」

 

「とにかく、そういうことだから」

 

「待つんじゃ!」

 

「なにさ?」

 

「お前が旅に出るなんて十年早いわい!」

 

「だから?」

 

「まずは洞窟で腕試をしてからじゃ!じゃないと認めないモンねー!」

 

「洞窟って、あの?」

 

「あの洞窟の中には大きな岩がある。その付近にはまだ原石があるはずじゃ!それを取ってくることができれば認めてやろう!」

 

「それを守らなければ?」

 

「泣く」

 

「」

 

「年甲斐もなく泣く」

 

「」

 

「いいのか⁉︎ワシはルゥが勝手に消えたら三日三晩泣くぞ!そのままベリーダンス見に行って身を滅ぼすぞ!」

 

「脅しが自己犠牲過ぎんだろ…………いいよ。いくよ」

 

「!本当か⁉︎」

 

「邪魔したらダメだからね」

 

 

 

 

腕試当日

 

 

「とういうわけだから」

 

「なにが?」

 

「いやだから、僕とお前でこの洞窟行くよ、って話」

 

「ごめんちょっと色々飲み込めない」

 

「僕はこのままだと一生村に缶詰か生涯恥さらしになるかのどっちかなんだよ」

 

「………分かったよ。でも僕、Lv1だよ?」

 

「えっ?」

 

「ルゥは?」

 

「Lv1」

 

「………提案なんだけどさ」

 

「うん」

 

「何か装備ちょうだい」

 

「うん」

 

 

スラりん は とんがり帽子 と ただの布切れ

と とがった骨 を 手に入れた !

 

 

「これでなんとか行ける?」

 

「厳しいけど仕方ないよ。これがうちの店の限界だよ」

 

「えっ?でもルゥのお店は繁盛してるんじゃ」

 

「この村唯一だからだよ。それにモンスターの装備は基本は扱ってない」

 

「おーい!そろそろ行ってこーい!」

 

「分かったよ!」

 

「はぁ…………行こうか」

 

(ふっふふふーん、洞窟の中には村人総出でトラップが仕掛けてあるもんねー!簡単には達成できないわい!)

 

 

 

洞窟内

 

 

「中は意外と暗いな………」

 

「松明があるよ!」

 

「松明はいいけどモンスターがね………ぶっちゃけ自信ない」

 

「僕もだよ!」

 

「とりあえず僕が攻撃を受けるからスラりんはひたすら攻めて」

 

「分かったよ!」

 

 

やせい の いっかくうさぎ ABC が あらわれた !

 

 

「3体⁉︎」

 

「逃げようってもういない⁉︎」

 

「スラりん!早く来い!」

 

 

しかし まわりこまれて しまった !

 

 

「無理無理無理‼︎」

 

「僕の旅はここで終わりか………ありがとうねルゥ」

 

「諦めんなよぉ!助けろ!」

 

(なんや偉い臆病な兄ちゃんやのぉ)

 

(兄貴、どないしまひょ?)

 

(………ほっとけや、うちらに手ぇ出さへんかったやろ)

 

(ほんま兄貴は寛大やで)

 

 

いっかくうさぎ たちは にげだした !

 

 

「……へっ?」

 

「助かった、のかな?」

 

「分からないけど………とにかくここを離れよう」

 

 

 

2人は洞窟の奥へと進んでいく。

 

 

「この宝箱は?」

 

「スラりん、開けるんだ」

 

「なんで?」

 

「いいから」

 

「じゃなくてなんでそんなに僕から離れるの?」

 

「心はいつも一緒だろ?体の距離なんて問題じゃないよ」

 

「嘘だよね!それ絶対心繋がってないよね⁉︎」

 

「嫌だ!僕はその宝箱の中が人食い箱だったらどうしようと考えただけで脚が震えるんだ!」

 

「僕はどうするの⁉︎」

 

「助けるから!」

 

「本当に⁉︎ねぇ、それ本当に⁉︎」

 

「本当だから早く!」

 

「ううぅ!」

 

 

スラりんは少し悩んだ後、体をぶつけて宝箱を開ける。

 

 

スラりん は かわのたて を てにいれた !

 

 

「………これ」

 

「おお、かわのたてか!凄いよありがとうスラりん!」

 

「ちょっと構えて」

 

「え?あ、あぁこう?」

 

 

ルゥは言われたままに盾を装備して前に構えた。

 

スラりんの攻撃!

 

スラりん は スラ・ストライクを放った!

 

バキィ!ルゥ に 5 の ダメージ !

 

 

「グフゥ⁉︎」

 

「僕の恨みだよ」

 

スラりんはルゥを背負って、また洞窟の奥へと進んだ。





魔物 ?歳 ♂

名前スラりん 職業 冒険者

Lv1

HP9 MP5
ちから8 すばやさ15 みのまもり6 かしこさ4
うんのよさ5 かっこよさ3

呪文・特技

スラ・ストライク(会心の一撃が3回に1回が出る)

装備・道具

とんがり帽子 ただの布切れ とがった骨

スライムゼリー


備考

元サンタローズの村、付近の森に住んでいた夢見るスライム。
優しく元気な性格だが、ルゥに関してはあまり優しく無くなっていく。
スラ・ストライクは強い技だが、自分の技術が足りない事で弱い技になっている事を悔やんでいる。




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