竜人がいるのは間違っているだろうか?   作:Celtmyth

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一週間の7日目、そして……

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 オラリオ・城壁

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「ていっ! はぁっ!!」

 

 今日で最終日。この一週間、アイズさんとの特訓以外にもあった。カレンおばさんからアドバイスやその日の襲撃、アイズさんのLv.6の事やリューさんから冒険者としての心得。足りない現実を突きつけられて、それでも進もうと思える日々。今でも目の前の人がいる場所は遠く高い。

 

「っ!? くっ!」

 

 一瞬、対応が遅れそうになってあわや鞘が当たりそうになったけどなんとか流す。ただ一瞬だけ、最初の頃は数発目すら防げなかった。今はそれ以上の数を、そして上手く防ぐ事が出来ている。決して成長していないわけじゃない。

 

「……っ!!」

 

 集中を一層強め、アイズさんの剣筋を目で追う。今でも速すぎて鞘の形にすら見えない。でも()()()。アイズさんがどう攻めてくるのかがわかる。目が慣れた訳じゃない。アイズさんの手がわかっているわけじゃない。ただどう来るって事がわかるだけ。

 なら後は僕自身が、それに食らいつくだけ――!

 

「ふっ、くっ!!」

 

 一撃は重く速く、でも対処は出来ている。あとはこのまま1つ1つ流し、防ぎ。そして、攻め手を見付ける。慌てず、でも逃さずにそれを―――狙う。

 

「―――フッ!!」

「……っ」

 

 渾身の一振りをアイズさんの鞘に当て、彼女を少し後ろに移動させる事が出来た。

 

「はじめて反撃ができたね」

「はっ、はいっ! っ、ゴホッ」

 

 思わず返事をしたら集中が切れて咽せた。

 

「大丈夫?」

「はい、大丈夫です……」

 

 しまらないなぁ……。なんて思いつつも呼吸を整える。3度深呼吸すれば苦しさもなくなった。そして改めて本当にはじめて反撃が出来たんだとうれしさが湧く。

 

「アイズさん」

「ん?」

「この一週間、本当にありがとうございました!」

 

 そんな嬉しさのあまり、アイズさんに向かって頭を下げてお礼を伝える。と、さすがに唐突すぎたかなと羞恥心が湧く。

 

「ううん、私も楽しかったからお礼を言われるほどじゃないよ」

「そ、そうですか……」

 

 僕の考えすぎだったかも。いや、アイズさんは天然だから気にしないだけなのかもしれない。

 

「でも、この一週間だけでも色々あったね」

「確かに特訓以外にも色々とありましたね」

 

 神様に見付かったのは可能性としてあったけどカレンおばさんが立ち会ったり【ロキ・ファミリア】のアイズさんを狙った闇討ちがあったのは色々あったと言える。

 あ、カレンおばさんと言えば。

 

「そう言えばアイズさん、カレンおばさんが言ったこと覚えてますか?」

「あの人の……? うん、覚えてる」

 

 カレンおばさんがアドバイスでくれた『今ここにある物は何?』って言葉。言葉通りなら手元にある物は把握しろって事なのかもしれないけど、冒険者として心得だとしたらそのまま受け取るのは違う気もする。エイナさんがいつも言ってた『冒険者は冒険をしてはダメ』みたいな矛盾を抱えているような、そんな気がする。

 

「僕はあの言葉に何かが含まれていると思うんです。なんかこう、大事な時に思い出すといい様な」

「うーん……」

 

 アイズさんが唸り始めた。アイズさんも違和感はあったけどその正体まではわからないみたいだ。かわいい、とは思うけど一級冒険者でもわからないカレンおばさんの言葉の意味、何なんだろう?

 

「………あ、そう言えば」

「どうかしました?」

 

 アイズさんが何か思い出したようで、そのままポケットから何かを取り出す。思わず覗いてみるとアクセサリーの用だった。でもこのデザインは確か……。

 

「あの人から貰った物なんだけど、どんな物か聞いてないしどんな効果なのかわからないの。だからしばらく外してたんだけど……」

「これ、『フロスの解放』に出てくる紋章に似てますね」

「え?」

 

 確かカレンおばさんが持ってきた短編集の一つにあった筈だ。確かあの話は……。

 

「えっと、フロスって言う男が風の精霊の力を借りて自分を嵌めた兄弟に復讐する話なんですけど最後は罪を悔い改めさせる事で許す事で終わります。これはフロスが風の精霊の力を借りる場面でこの紋章が一緒にありました」

「……どうして『フロスの解放』って名前なの?」

「『フロスの解放』はフロス自身が復讐を含むあらゆる過去から解放されて前へ進む意味だそうです」

「復讐から……」

 

 題名について教えるとアイズさんはどこか複雑そうな顔をしていた。何か変な事、いやカレンおばさんが渡した事に何か思うことがあったのかも。

 記憶ももう少し思い出してきた。確かこの紋章には。

 

「……嵐の加護」

「え?」

「実は出てくる風の精霊は嵐しか起こしていないんです。だからこの紋章は嵐を表す意味があるって聞いた事があります。ただフロスの復讐相手に対して発動した内容でしたから規模は小さいのかもしれません」

「嵐……」

 

 今度は意味深にアクセサリーを眺め始める。でもすぐに握りしめて視線を外した。

 

「ありがとう、ベル。なんとなくどうすればいいかわかった」

「いや、そんな」

「だからキミも、頑張って」

「……はいっ!」

 

 お礼を言われて照れそうになったけどすぐ応援をされた僕は力強く返事をした。

 これからまた、この人を目指して行こう。改めて心に誓った。

 

 

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 黄昏の館

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「ラウル、最終確認表は?」

「あとは数の多い備蓄関係すね。見積もった分は間違いなく確保は出来てる筈っす」

「そうか。だが回復・解毒関係はしっかり確認してくれ。大所帯のウチがその二つを切らせば瓦解しかねないからね」

「了解っす」

 

 遠征がもう明日になっても机の書類はまだまだ多い。とは言え不備がないかの最終チェックだからこれが終われば完了だ。

 

「それにしても急にどうしたんすか?」

「ん? 急ってなにがだい?」

「だって俺に管理を任せた団長が昨日から手伝うって言ったんすよ。しかもこんなギリギリで。何かあったんすか?」

「……自分で言うのも何だけど遠征が近いと思ったら興奮してきてね。落ち着かないから来ただけさ」

「へぇ~、前回は緊張もしてなかったのに」

 

 嘘だよ。本当は昨日、カレンにあんな事を言われたから落ち着かなくなったんだよ。

 ……いけない、ちょっと口が悪くなってるな。

 

「すまないね。キミに任せた仕事だったのに」

「構わないっすよ。俺も個人的な準備も出来たっすから」

「そうかい。それじゃあ確認を頼む」

「はいっす」

 

 自然に急がせてラウルを行かせる。そして僕一人になるとペンを置く。

 

「………う~~~~~~~~~~ん」

 

 やっぱり落ち着かない。話す事の出来た貴重な機会だったけど、この場面で伝えたのは嫌がらせなんじゃないかって思えてきた。でもこの程度と考えるなら優しい方かもしれない。彼女の本気の嫌がらせを振り返るなら、だけど。

 

「…………う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん」

 

 ダメだ、やっぱり落ち着かない。これは一人で抱えてるせいで悩んでいるのはわかってる。わかってるけど、誰かと共有するにはリスクが色々と多い。特に今は皆の気を引き締めて欲しい遠征前だ。

 やっぱり僕の胸の内にしまうしか―――。

 

「何を悩んでいるんだお前は」

「っ!? っとと」

 

 急に声を駆けられて驚き、思わず椅子ごと後ろに倒れそうだった所を上手くバランスをとって防ぐ。でももう少し反応が遅けてれば僕でも倒れてたな。

 その後目の前を見ればリヴェリアとガレスがいた。いつの間に。

 

「どうしたんじゃ? さっきノックしても返事がなかったから入ってみれば悩みこんでおって」

「そして私が声を掛ければようやく気付いて驚く。お前らしくないぞ」

「ああ、そうだね。ところで二人はどうして?」

「お前の様子が昨日から変だったからな。ガレスと確認に来たんだ」

「……ロキは?」

「ロキにも話を通したが儂らが二人がいいだろうと。と言うかお前さんがロキの探りを躱したと聞いたぞ」

「ああ、そう言えばそうだったね」

 

 確かにロキは何か感づいていたな。でもロキ相手に漏らすと変な方向に転がされると思っていなしていた。じゃあロキの差し金もあるな。

 

「それで、カレンと何を話したんだ?」

 

 そしてリヴェリアは直球にそう尋ねてきた。

 

「……なんでカレンの事だって思うんだい?」

「いや、この時期で今の状況なら儂でも察するぞ。と言うかお前とカレンを知っている者なら余程の鈍感でなければ同じ事を考えるぞ」

「そこまで単純かな?」

「「カレンの事に関しては」」

 

 それは、ちょっと恥ずかしい。今はちょっと表情がコントロール出来ないから顔は背ける。ただここにこの二人以外がいたらなんとしても表情を変えなかっただろう。

 

「図星か」

「長い付き合いのキミ達に隠しても仕方がないからね。確かに昨日、カレンと会ってきたよ」

「やっとか。これまで機会があったと言うのにまさか遠征前になってようやくか」

「それって呆れているのかい?」

「とうの本人がヘタレだと言ってたよ」

「ははっ、フィンが女にそう言われてる日が来るとはな」

 

 ガレスに笑われるけど、反論も言い訳も出来ない。むしろ言えばよりからかわれるとわかっているからね。

 

「で、だ。お前はカレンに許されたのか?」

「それ以前に恨んでなかったよ。根には持ってはいるらしいけど」

「なんだ、お前一人の杞憂だったのか。なら別の事で悩んでいるのか?」

「そうなんだけど……」

 

 二人との会話で外堀が埋まって行く中、これ以上の誤魔化しは難しくなってくるだろう。しょうがない、ここは巻き込まれて貰おう。

 

「わかった。僕が何に悩んでいるのか答えるよ。ただし遠征が終わる、いや遠征の帰りまでは他言無用。ロキにも言わないでくれ」

「ほぉ、そうかい」

「ただし小声で話すから近づいてくれ。あと聞いても声を上げないでくれ」

「おい、なんでそこまで念入りにする? まさかお前個人に収まらない事なのか?」

「広く見れば間違いなく」

 

 僕の前振りに、さすがに何かとんでもない事と察したのか二人は一度顔を見合わせてから黙ってこっちに耳を寄せてきた。

 対する僕は少し気を引き締め、ついでに他のみんなにバレたときの覚悟もして二人の耳元に口を寄せる。

 

「――、―――――――――――――――」

 

 小声でしっかり、この事実を伝えるとガレスは固まり、リヴェリアは驚いて身を引いた。

 

「………フィン」

「フィン、お主………」

 

 二人は驚愕と呆れが混じった声で呟く。言葉にするなら「やりやがった」って感じだねこれは。うん、僕もそう思う。ただね、ここまでで終わらないんだよ。

 

「しかもね、オラリオに来てるらしいんだよ」

「「おぅ……」」

 

 これで絶対に面倒な事になる事と、僕が一人で抱えながら悩んでいた理由を察しただろう。聞かなきゃ良かった感じはあるけど、聞いた以上は覚悟してよね。

 ただ、僕の気持ちは軽くなったから話して良かったと、この時はそう思っておこうか。

 

 

 

 

…………………

 

 

……………

 

………

 

 

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 オラリオ・東の城壁

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「………」

 

 朝日が昇り、人々の喧噪も賑わいだした頃。それを背にオラリオ城壁の外を眺めていた。この先にあるのがセオロ密林。会うのを約束した場所だ。

 

「……時代は進む、か」

 

 15年前に飛び立ったこのオラリオも変わった。変わらないものもあったけど私がいた時と違って様変わりした。そして15年も経てば次世代の頭角も現れる。ベル然り、【剣姫】ちゃん然り。そして、

 

「あの子たち然り……」

 

 恐らく食料庫(パントリー)の戦いで私の力が使われたのを察してここに来た。速かったのは運良くオラリオに近い場所にいたからでしょうね。そしてそれは私の残された時間が短縮された事を察して。

 その察知の速さを褒めるべきか呆れるべきか、悩むところね。

 

「なんて、考えるまでもない。家族のために動くのが私だし」

 

 一歩目は跳んで、二歩目で翼を広げて空へ飛ぶ。地上から見れば人影が見える高さだけどこんな時間に外にいる人間もいないでしょう。そもそも鳴き声や突風、影の真下でもない限りは誰も上なんて見ないのが現実だ。旅をしていたときも飛行で移動していたし、オラリオに来て以来の長い飛行になるわね。

 東に広がる草原は城壁に囲まれたオラリオと違い遮るものや聳えるものないから開放感があった。でも待ち合わせのセオロ密林は木々の密集地帯。竜人が戦い辛い地形であり、戦うなら個人の技量が求められる。だから()()()()()()()()

 これからの事を考えているともうセオロ密林が見えてきた。そろそろ警戒しなかやね。あの子達、いやあの子の事だし――。

 

「ねっ!!」

 

 声を上げ、体もクルリと回って制止する。でも他に人が、いや耳のいい人がいたなら遠くからの甲高い音に気付いただろう。そして私は()()()()()()()を受け止めた手の中で遊ばせながらその方向を真っ直ぐに見る。密林の中で特に背の高い木。まるで草原の陸のように盛り上がっているあそこなら、上空の周囲がよく見える。

 そこにあの子達がいる。

 

「……フッ!」

 

 翼を強く大きく羽ばたかせて一気に高く昇る。そして勢いが弱まった当たりで再び止まり、目的地目がけて急降下する。降りるにつれてセオロ密林が近づき、ひいて生い茂る木々もまた迫ってくる。でも私にそれは問題ではなく、通れるだけの隙間を見極めては軌道を曲げ、回避し、時々は枝や幹を掴んで大胆にすり抜けていく。

 そうして怪我も汚れもなく地面に着陸した。上を見上げれば目星を付けた木がギリギリで見えた。

 

「挨拶にしては物騒ね」

 

 そんな見上げた状態から声を上げ、手の中で遊ばせていた()()を指で打ち上げる。回転しながら真っ直ぐ上へ登り、そして落ちてくるとまたキャッチする。

 

 

 

「あはっ、居場所を伝えるのにはいいと思ったんだけどね」

 

 

 

 返事があった。その声は見上げた木の方から聞こえた。そして同時に葉音が鳴り始めると影が一つ、静かに降りてきた。

 暗色のコートを纏ってこの森の色に溶け込んだ姿。隠密に向いた格好に反してその方に背負うのは小銃(ライフル)。しかも長距離狙撃に向いた銃身の長いタイプだ。

 

「だから行っただろう姉さん。合図なら俺がやるって」

「ん」

 

 更に置くから二人、同じローブを纏って現れた。その二人を見て私は感心した。なぜなら姿を見せるまで私が気付いていなかったからだ。

 

「成長したわね、嬉しいわ」

「してなかったら情けなくなるよ」

「頑張った」

「もっと褒めて!」

 

 素直に褒めると三者三様に答えてくれた。元気そうで何より、と言えたら良かったけど。

 

「あなた達が一番乗りよ。もっとも、私の対面した意味でよ」

「じゃあ極東の方は確実だと思ってる?」

「ええ。だからあなた達は来た。実力を見せる為に」

 

 私は自分のコートに触れ、魔法で収納する。そしてその下の衣装が露わになる。

 

「……正装」

「ええ、十全にする機会が来るでしょうからね」

 

 これまでコロコロと衣装を変えてたけどこれからの事を考えるとそうもやってられない。だから衣装――戦闘服(バトルクロス)はしっかりと整えた。純白の布地にかつてのファミリアを彷彿とさせる刺繍を施し、その上は動きやすさを考慮して革製の防具が所々にある。今までと比べて飾り気や目立つような所はない。でも鍛冶師のような職人や商人が見ればこれがどれだけの価値ある者なのか理解するでしょう。

 十五年前とはいえ当時は到達階層トップだった【ゼウス・ファミリア】、【ヘラ・ファミリア】。その遺産は保管していたドロップアイテムも多く、それを受け継いだ私はそれらを使った最高レベルと言える。頑丈で軽いモンスターの皮や甲殻。魔力耐性の高い糸で編んだ布。

 それらは私の力にも耐えられ、故に目立たず動いていた頃は纏わなかった。

 

「とは言え、あなた達も私が持ちうる全てを出すとはおもってないでしょ?」

「うん、私たちが旅をして3年。【ステイタス】も上がって経験も積んでいた。でも目指す場所まではまだ足りない」

「でも、俺たちはそこにだけ目を向けている訳じゃない。だから会いに来た」

「今の私たちが、どこまで迫れるか。それをここで証明します」

 

 三人からそれぞれの思いを告げると同時にローブを脱いで放り投げた。そして露わになる顔と服装。でもそんな誰にでもある個性の特徴よりも、私と()()()()に目が行ってしまうのは仕方がないでほう。

 

「だから三人同時で相手して頂戴、

 

 

 

 

 

 

 

()()()()

 

 

 

 

 久々にそう呼ばれると胸の奥が暖かくなるというか、なんか笑ってしまう。でも今回は我慢しましょう。

 魔法で収納した武器を二つ取り出し、両手でそれぞれしっかり握る。

 

「遠慮はいらないから掛かってらっしゃい」

 

 私が構えると三人もそれに習った。

 

 

 

「第一子長女、エルシュウ。お母さんの様に家族を守れる力を求めて」

「第二子長男、アーシン。聞かせてくれた母さんの仲間のような強さを目指して」

「第三子次女、イベルグ。お姉とお兄の傍にいたいから」

 

 

 

「「「これまでの成長、見て(頂戴ッ!・貰う!・下さい)」」」

「ええ、来なさい子供達」

 

 やっぱり嬉しくて笑ってしまいそうだわ。

 

 

 




・ベル・クラネル(成長中の英雄)
 アイズとの特訓に加えてカレンの助言を胸に、これからの試練に遭遇する。
 加えて持ち前の知識でアイズにヒントを与えた。

・フィン・ディナム(使命を背負う勇者)
 カレンに告げられた驚愕の事実に頭を抱えたが同じ最古参のリヴェリア・ガレスを巻き込むことで遠征へ集中する事が出来た。
 でもそれは問題の後回し。周知になった混乱を予期して戦々恐々としている。

・カレン・デュラス(三児の母親)
 実はカレンちゃんじゃなくてカレンさんだった。一応、父親は子供達に秘密。
 曰く「私は教えてないし子供達も知らない。だから父親は誰か知らない」。だがそれは子がいることで相手が迷惑になる事を避けたのが理由。つまり「察しやすいけど言わないでね」の意。

・ドラゴネット3姉兄妹
 三つ子で14歳。ただし姉と妹は一卵性の双子。産まれた順で間に長男がいる。ただし姉が「妹は殻から出るのに手間取って……」と嘘かホントかわからない事を呟く。
 名字がカレンと違うのは竜人という種族の第一世代として始まる証。そして避けられない運命に対して子供達の抗う意志の現れ。
 プロフィールはしばらくお待ち下さい。 
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