非公式!東京喰種〜エアロビクスは永遠に〜   作:あのボルテックス

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この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。


2話

  「みつけたよ、、カネキクン!」

 

「!!??」

カネキとヒデは振り返ると

電柱の上に仮面をかぶった紫色のスーツの男が立っていた。

 

脳裏をよぎるこの姿はエアロビで僕を襲った…化け物!

「ヒデ!逃げ…あ……ヒデ!!そういえば大雨警報出てたよ!!洗濯物大丈夫なの!!?」

 

「えっ…まじかよ!!!いっけね!!

ごめん先帰るわ!!!」

 

ヒデは電柱の上に立つ人影に気づかなかったのか、いそいで走って帰っていった。

 

そして、カネキは向き直って対面した。

 

電柱からストッと降りてきたその仮面をつけた男は、背中から何か赤いものをちらつかせている。

男は口を開いた

  「うーん、、まさかね、、勘だが君は僕を救ってくれる思っていたが、、あんなことになろうとは、、しかしこれでとてもdeliciousデェリィーシャスな、オードブルの誕生!...いや デザートか!きっとそれは、、dorutyeドルチェなことに違いない!! では試食と行こうか」

 

彼はカネキに襲いかかってきた。

「うわっ!」カネキは目をつぶった

 

 殺される!

 

何かきしむ音が聞こえる

 

目を開けるとそこには

 

ジャージ姿の男が立っていた

「おいカネキ!逃げろ!」

そのジャージはエアロビクスの...

彼はカズオだった。

「カズオさん!?なんで!?」

「いいから!もたねぇ!!早くっ!」

カネキはその場を急いで離れた。

 

 頭は真っ白になり、気がつけば人通りの多い交差点で息を切らしていた。ここでようやく先程の状況を思い返すことができた。

 

逃げる時にカネキは目に刻々と焼き付けた。

ジャージを突き破ってカズオの背中から生える赤い何かを。

 

 

………赫子!?……喰種!!?

 

"喰種"なんて遠くの国にいることのように思ってた。

犠牲者なんて 報道でしか聞いたことがない。

 

一生出会うことがないと思っていたのに

まさかこんな…

さっきの奴だけではなく

カズオさんも…?

 

でもなんで僕を助けてくれたんだ…

 

"喰種"なのに…

 

人を殺し、無慈悲に肉を頬張る喰種なのに…

 

 

僕の足は二人がいた方へと

駆けていた。

 

 

カズオは倒れていた。

「カズオさーーん!!」

カズオはまだ息があるようだ

「カネキィ…痛い…助けてくれぇ!何でもする!何でもするから!」

「待ってて下さい今助けを…」

 

 

  「戻っていたのか?探したよ」

 

「!!」

男は仮面の奥で笑うと

カネキに赫子を向けてきた 。

 

それは高速で回転し、ドリルのように簡単にカネキの身体を貫いた。

 

ガハッ! 

 

カネキは倒れ込む。

 

僕は死んだのか…

いや、あれ? 傷口が…

出血が止まっている

 

 

すると男は

「やはり!、、クゥッ!あそこで殺していたら 珍味を味わえなかっただろう、良い匂いだ!」

 

カズオの方に向かった。

「あっ!カズオさぁん!!!逃げて!!」

カズオは身動きが取れない。

僕がやらなきゃ…

僕しかいないんだ!

なぜか、今の僕は奴を倒せる気がする

カネキは地面を蹴って男の方へ飛んだ 「うわぁぁぁぁあ!!!!」

カネキは男を突き飛ばすと殴った

 

殴る時に、違和感を感じた。

生まれて今まで人を殴ったことなんてなかった…

ただ手が痛くなるだけだった。

 

「?  ははは今のはなんだ? では僕が見せてあげよう これが本物の拳だ」

 

ボスッ!

ぐはっ!

 

「そしてこれが、、本物の足だ!」

 

足ってなんだよ..がはっ!!

 

「うーん 運動後には 最適な軽食になりそうだね では遠慮なく..」

 

 

えっ……?

 

 彼は無力だった

 

男は仮面を外すと

 

ジャッグッ!

グシャッ!

 

ムチャチャと音を立て

カネキを食べ始める。

 

咀嚼音。

 

 

「うわぁぁぁ”ぁ”ぁ”ぁ”あイヤダァァァァムムゥゥンエゥァアワアアヲァア!!!!!!!!!!!!」

 

カネキは痛みを感じた

ごっそり何かを取られるような虚しさ 悲しさ 無力さ

 

イタイ  

 

男は口を拭くと

「ん、なだこれは、、、あれだ!!食中毒になる前兆じゃないか!! まずいい、、、 この僕の嗅覚、それとも目が衰えたとでもいうのか、、とりあえずここは弱い僕のお腹に免じて下がってくれよう。ふははっ」

 

男は去っていった。

 

「ふ…ふざけるな……」

カネキの髪は、真っ白に染まっていた。背中からは赫子がのぞいている。

 

 

「フザケルナァアヨォオォォァァァァぁぁぉぁ!!!!」

 

カネキは背中から赫子を出すと

周りのコンクリートをえぐり始めた

「ぅぁぁぅぁぅぁぅぅぅぁぁぁあ!!!!」

 

 

 

「そこまでだ、カネキくん」

それに至るまでもカネキは既に意識はなかった。

 

 




この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません。
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